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ほぼ日手帳...オリジナルかカズンか

前にTomoe Riverの話をしたことがありました。この超軽量でかつ薄くてかつインクがにじまない素晴らしい紙を知ったきっかけが、ほぼ日手帳でした。オリジナルはA6サイズ、カズンはA5サイズ。大きさは倍違いますが、それぞれ一日一ページでたっぷり書けて、かつパタンと手帳を開いてもほぼ水平で書きやすく、日々の言葉など楽しい仕掛けがしてあって、とても楽しい使いやすい手帳です。

ただ個人的にはいろいろ気になるところもありました。一つは、カバーがかわいくてつい合わせて買ってしまうのだけれども、カバーをつけるとオリジナルでもかなりかさばるということ。


ミナベルホネンのカバーと本体。このカバーに限らず、ほぼ日のカバーはかわいいけどかさばります…
(大きさの違いわかりますよね。これに厚みも加わります)

今でもこの写真のミナベルホネンのオリジナル用のカバー、大事に取ってありますが、使用していません。もったいないのですが、これをつけるとかわいいけどかなり大きくなって鞄の中での存在感が増してしまい、持ち運びがおっくうになってしまうのです。結局せっかく買ったのに、年の最後はカバーをつけずに使うことになりました。

ただ、このカバーにまつわる欠点は、2023年から発売されたHonというシリーズの登場で、私としてはある程度解決しました。Honは、本のように、手帳本体とカバーが一体となった張り手帳タイプ。私は今年2024年はオリジナルサイズHonのネイビーSlashを使っていますが、持ち運びという点でかなり快適です。シンプルなデザインも気に入っています。カバーにある様々なポケットが重宝している人にはちょっと合わないかもしれませんが、なるべくかさばらず持ち歩きたいという私のニーズにはぴったりでした。

もう一つ気になるのは、A6版であるオリジナルは持ち運びに便利だけれどもやはりいろいろと書き込もうとするとやはりスペースに限界があるということ。今年は特にオリジナルのHonにぎっしり書き込んでいますが、一日の出来事がその日のページでは収まらず、次の日にその日の記録がはみ出し、その次もまたそのページには当然収まらずさらに次の日のページに書き込む、という連鎖で、余剰分を解消するのに月初めのほぼ空欄となっているページを埋めたりしてなんとか持たせている状態。にも関わらず、私がもっと書き込みたいと考えている、仕事の進捗状況とか読んでいて気になった本の箇所とかがそこには十分書き込めていない。今はTomoe Riverのノートにこれらを書き込みはしているのですが、もっといろんなことを一冊のノートに集約できないだろうか…と思うわけです。

そうすると、解決策としては倍の大きさのカズンを選ぶというのが手っ取り早いのですが…

カズン、重いんですよね。当たり前ですが。ずしっときます。そして当然かさばります。これを持ち運ぶという作業、続くだろうか…
実は前にちょっとカズンを使っていたときは、コロナの時期で、オリジナルと並行して複数使いしていました。しかしながら、それはおこもり生活で移動があまりなく、家でもっぱら使用していたからです。今のように普通に外にあちこち行くようになると、持ち運びができるかは結構ポイントです。カズンは家やオフィスに置き手帳というかたもいらっしゃるでしょう。ネットでもカズンはとっても便利だけれども持ち歩かない、という方も散見されました。しかしながら私の経験からすると、手帳とかノートは持ち運ばないと愛着がわかず、結局開かなくなって終わりになっちゃうんですよね。こういうものってやっぱり相棒感覚で使わないと燃えないというか萌えないというか。

紙の質や手帳の中身の構成などからして、私にとってはほぼ日手帳一択なのですが、どちらにすべきか。ほぼ日手帳の発売は9月1日。ほぼ日ホームページを睨みつつ、迷うのでした(またこのほぼ日というのが商売上手で、8月1日からほぼ日手帳よこくスタジアムと銘打ってカウントダウン企画をやってくれちゃったりして、人々の期待と購買意欲をかき立てるんですよ。)

まあ今のところの結論としては、あと数ヶ月、オリジナルHonを使いつつ、字を小さくするなどの工夫でなんとかならないかを試してから、オリジナルHonかカズンHonのどちらかにするか決めようか、というところです。

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