見出し画像

ランニングと座禅の共通点とは

最近、ランニングをするようになった。

著名な作家が毎日ランニングをすることを知ったのがきっかけだ。
もともと大学まで運動部に所属していたので、走るのは苦にならないと思っていた。でも体が衰えるのはとても早く、なかなか苦しい。知っている人には見られたくないような、おぞましい顔で走っていると思う。

ランニングの効能で一つ確実に感じていることがある。

それは「心を無にする瞬間を生むこと」だ。

休日とか一人でいることが多くなると、つい考え事が多くなる。
その考え事が前向きなことで単発的なお題目だと良いのだけど、時には昨日の失敗や、明日への不安など、過去・現在・未来の連鎖が絡むことがある。特に何もやることがないと、考え事の時間が無限にあるから、そういった悪循環に陥りやすい。

でもランニングすると、息が上がってくるにつれて、思考が体の痛みとか苦しさとかに向かうようになり、考え事の連鎖の呪縛を解くことができたような気がする。昨日は昨日、明日は明日、というような「今に目を向ける」感覚をとりもどすことができるのだ。

これって、座禅の考え方も同じだ。
自分の呼吸にただただ意識をむけることで、頭の中の妄想をストップさせようとする。煩悩を取り除くということだ。

今目の前にあることに目を向ける。言葉にするのは簡単だけど、実行するのは難しい。

悩むことが多い人には是非ランニングをお勧めしたい。
走ることが苦手な人には座禅をお勧めしたい。
何か夢中になる趣味がある人はそれを極めるのでも良いと思う。

自分が今ここにだけ目を向ける瞬間をもつことができること、それが心悩んでいる人の幸せな心を取り戻す手段の一つだと思います。

定期的にランニングの習慣を持てるよう、頑張りたいと思います。

ご参考:私が禅に興味を持つきっかけになった本です。Kindleでも配信していますので、是非読んでみてください!

※本noteにある商品リンクはAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?