良い医療機関って何だろうを言語化するメモ(検査編)
わたしは普段、在宅医療コンサルタントをしています。そのため、自ら患者さんになる経験は貴重で、「言語化しまくるぞ」という勢いで、受診することにしています。今日は検査をしました。良い医療機関ってこんな感じだよねという経験をしました。そのお話です。
今日は筋電図の検査のため病院へ。
神経の伝達が通常の速度より早いかどうかを
調べるために検査をしました。
もともと足が悪く、治療が難しい病気ですが
今どんな状態なのかを調べるために行いました。
めずらしい病気で知らない医療関係者も多いですが
医師は事前にカルテを読み込み
病気の今の潮流についても調べて、説明してくれました。
その上、足に負担をかけないように
靴選びのアドバイスまで!
ニコッと微笑んで
「普通のお医者さんだとここまで言わないでしょう」と。
また、神経をきちんと拾えない可能性を予め考え
「ここで神経を確認できない場合はここで」と
次の一手を事前に考えてくれていました。
筋電図の検査は、神経に電気を通すので
ムチでパチパチ打っているように痛いのですが
作業工程を全て「言葉にしながら」行うことと
病気の解説までしてくれたので
気を紛らわすことができました。
(「痛い!」っていう隙間がなかったのですが(笑))
「全部(検査を)するのは野暮だから」と、
検査範囲も絞ってくれました。
痛みへの配慮です。
たった一つの検査にもかかわらず
病気のことを念入りに調べてくれて
そして、わたしに負担を減らすよう
配慮してくれました。
また検査報告を書く時も
「検査内容をしっかり書きたいから、少しここで待っていて」
と言われ、待ち時間の長さも全然気にならなかったです。
専門領域をプロとして正確に行いながら
一方では患者さんへの負担を減らしていく心遣いに
「この病院に任せてもいい!」そう思いました。
医療サービスを受けて感じたことは
貴重な体験なので、必ず言語化していきたいと思います。
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