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2024.8 香川〜直島にて、親愛なる大竹伸朗と〜

トンチキな旅行の続きです。
キッチュというかアートかぶれな部分が
たまに顔を出す元・サブカルクソ女な私。
20代前半までトーキョーグラフィティを
愛読してました。(今でも好きよ)
それはさておき憧れの直島で、
大好きな大竹伸朗作品に触れたいと思います。
思いのほか時間も足りなかったので
リベンジマッチは直島に宿泊したいと思ってます。
ベネッセハウスの予約争奪戦に
勝てるかどうかは日頃の行い次第、、、。


DAY2

  • 宇野港 ~~~~~~ 宮之浦港(午前)

  • 宮之浦 ーー町営バスーー つつじ荘(混雑ヤバい)

  • 恵美須神社鳥居(砂に埋もれている・・・)

  • ニキ・ド・サンファール作品(こういう雰囲気も好き)

  • ベネッセハウス下 ーーー無料シャトルーーー 地中美術館

  • 地中美術館(感動、、、、おかわりしたい)

  • 地中美術館 ーー無料シャトルーー つつじ荘

  • つつじ荘 ーー町営バスーー 農協前

  • 家プロジェクト:碁会所(ちんまり静かでよい)

  • 直島プラン:水(生き返る~!)

  • 家プロジェクト:歯医者(最高!)

  • 役場前 ーー町営バスーー 宮之浦

  • I ♡ 湯(最高!part2)

  • こばた(風呂上りにはこれっしょ!)

  • 宮之浦港 ~~~~~~ 高松港(夕方)


AM9:31 海の上から失礼します

今回のお供

ギリギリセーフで船着場に到着。
券売機で300円の片道きっぷを華麗に購入。
東北育ちの私にとって船は特別な時に乗るもの。
その印象がとても強いです。
船旅なんて島に行く時とかクルーズとか。
それくらいしか乗る機会がありません。
でも中四国地方の方は、
船が普段の交通網のひとつなんですよね。
穏やかな海を普段から渡るなんて
とっても素敵で憧れます。

夏の光が反射してキラキラひかる波を
見逃したくなくて外を眺めていたら
あっという間に船旅が終わりです。
瀬戸内の穏やかな海、ほんとうに好き。

ローカルなバスに乗り換えて地中美術館を目指します。

AM10:45頃 静寂と無機質の美しさ

つつじ荘から少し歩いて
ベネッセハウスの屋外展示を楽しみます。
この直島、遮るものがないので直射日光がすごい。
帽子の隙間から入る光も少し痛いくらい。

キッチュで遊び心に溢れたアート作品が好きです。
色とりどりな組み合わせとか
派手なでバキッとした色の組み合わせなど
そういうものに魅力を感じらことが多いです。
もっとゆったり見たかったのですが
暑くて肌も痛くなりそうなので
ベネッセミュージアムからバスに乗り地中美術館へ。

11:15入場で予約をしました。
写真、動画NGなので心の中でしか反芻ができません。

お話ししたとおり私はキッチュな物が好き。
風変わりなものが好き。
それは多分、自分が何者にもなれない事を
ずっと昔に悟っていて憧れに近いのかもしれません。

無機質のかたまりみたいな
この美術館に足を踏み入れて少し考えが変わりました。

何もない空間に不思議なアート作品や
モネの描いた美しい絵画がある。
何者かになりたいと思っても
そこにいるのはただの自分でしかなくて。
それ以上でもそれ以下でもない。
不思議な気持ちに襲われてちょっと呆然としてしまう。
そんな美術館です。

地中美術館までのお庭も美しい

とっても静かで、とっても無機質。
でも心にブワッと入ってくる何かがある。
予定よりものんびり滞在しすぎたので
本来の目的地に急がないと。

PM1:33 あなたの脳を見せてほしい

地中美術館→つつじ荘→農協前とバスを乗り継ぎ
「家プロジェクト」のある本村地区に到着。
直島の中に大竹伸朗作品がいくつかあるので
それを楽しみたいと思います。

ニューシャネルで有名な大竹伸朗。
わたし、すごく好きなんですよ。
混沌とした中にも静寂や哀愁を感じる
彼の作品がとっても好き。
去年は富山に企画展をみに行くほど好き。

彼の作る歯医者はどんなものなのでしょうか。


白い点々はよーく見ると歯。

入り口からパンチがきいてます。
中はもっともっとパンチがきいてます。

ドナルドダックみたいな足で失礼します。

上を見ても、下を見ても、左右を見ても
大竹伸朗のファンクでギョッとするような
作品に囲まれた不思議空間。
畳の縁まで大竹伸朗。
コラージュなのでうるさいのに
不思議と間合いが感じられます。
そこに何を見出すかは人それぞれなのですが
私はいつもそこに寂しさや哀愁を感じてしまいます。

PM2:51 I♡湯

さて、炎天下ずーーーっと外を歩き回ったので
ひとっぷろ浴びたいと思います。
これもまた大竹伸朗作品のひとつです。

直島銭湯、アイラブユー。
大竹伸朗が手がけた現役の銭湯。
これを楽しみに直島に来たと言っても良いです。

素っ裸でアートに触れ合う機会はないですから。
普通の銭湯なのですがやはり大竹色が
前面に出ていてファンにとってはたまりません。
蛇口や、浴槽、音楽にいたるまで
全てが大竹伸朗。
なんかセックスしてる気持ちにならなくもない。

外観も素敵なの

モスグリーンのタオルをお土産に買って退場。

PM3:17 大人の味

茹だるような暑さでランチはパス。
風呂に入ってさっぱりしたところで小腹が空きました。
銭湯の近くにアイス屋さんがあったので
ラムレーズン味をひとつ購入。
夏はやっぱりこれがいいですね。

アイスを食べながら、
フェリーを待って直島を旅立ちました。

あぁ、なんで私は直島に泊まらないのかな。
時間が足らなかったのでリベンジします。必ず。

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