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【星暦9/27〜12/2:水星が蠍座へ 〜オンラインの時代に求められる能力〜】

今年は大きな変革の年です。

世の中は新型コロナウイルスの影響により、大きな改革を迫られています。
占星術的にも、今年12月21日に起こるグレートミューテーションに代表されるように、変革のサインは表れています。

グレートミューテーションとは、約200年ぶりに時代が変わると言うこと。
簡単に言えば、これまでは産業革命からはじまる物質的な豊かさが善とされた〈地の星座〉の時代だったのが、これからは情報が時代を動かす〈風の星座〉の時代へと大きく変わるのです。

世の中にはオンラインやバーチャルな体験が、もう当たり前のように増えています。
若者はオンライン配信されるライブに酔い、お年寄りのためにオンライン診療がはじまるなど、ネットワークを介するデジタルな情報が価値あるものとして換金され始めています。

この流れは、5Gなど通信技術の進化により来年以降さらに増え続けるでしょう。

■バーチャルな時代に求められる能力とは

そして、その直前のタイミングで水星が蠍座に通常よりも長期的に滞在します。
9/27〜12/2、水星が蠍座に滞在するのです。
蠍座は、絆を大切にする星座。ですから、物事の背景や見えない側面をも敏感に察知すると言う特徴を象徴します。
水星は、コミュニケーションや判断力、知性に関わる星。
これは、わたしたちが『目には見えないレベルでも相手の心理状態や、向こう側の状況を察する能力』が試されると言うことです。
オンラインやバーチャルな体験の増加により、わたしたちは "体感する" という経験がこれまでよりも圧倒的に減っていきます。
これからのオンラインでのミーティングや会話、情報交換などで必要とされる能力は、限られた情報からその裏側まで感じ取るコミュニケーション能力かもしれません。

■特に注意すべき期間と事柄

水星が蠍座にある期間、特に注意すべき時があります。

10/14〜11/4は水星が逆行します。
水星逆行中はコミュニケーションのすれ違いによるトラブルに注意が必要です。

また、10/28〜11/11、逆行した水星は天秤座に戻ります。
ここでは、公平さを意識して話し合うことが大切になります。

■オンラインだからこそ大切にすべきこと

この蠍座の水星は、オンラインやバーチャルだからこそ目には見えない側面へ配慮したコミュニケーションを心がけて!と伝えているように感じます。

例えば、目のクマや姿勢がいつもと違う、ため息やちょっとした視線の動きなどから、相手の心境や状況をくんで言葉をかけてあげる事が大切かもしれません。

そういった配慮があれば、オンラインであっても心の通うコミュニケーションができるでしょう。

すると、これまでのリアルなコミュニケーションと変わらない心の絆が保たれていくでしょう。

 

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