NSCA第4章-2

筋組織の特性について

興奮性とは 
刺激に反応する能力

収縮性とは 
引く力(張力)を発生させる能力

伸展性とは 
長く伸張する能力

弾性とは  
力が取り除かれた際に元の長さや形に戻る能力

筋形状について

紡錘状筋とは
筋の長軸方向と筋線維の走行(筋の収縮方向)とが
一致する筋

羽状筋とは
筋の長軸方向と筋線維の走行に角度(羽状角)がついている筋
羽状筋は一定の容積に含まれる筋線維が多く(筋横断面積が広い)為、力発揮能力が高い

筋活動様式とは
内力(筋力)と外力(抗力)が生み出す正味のトルクによって、引き起こされる関節運動が決定される

長さ-張力関係について
筋は、可動域の両端(伸展位、屈曲位)よりも
筋腱単位において、より大きな力を発揮出来る
筋腱単位の総合的な力発揮は、能動的な収縮要素と受動的な非収縮要素の合計したものである

力-速度関係について
動作速度の増加に伴い、筋が発揮する事の出来る力は低下する
伸張性>等尺性>停速度での短縮性筋活動>高速度での短縮性筋活動
等尺性筋力が優れている人が、高速度筋力にも優れていると限らない

筋線維のタイプとのその張力について
筋の最大力発揮能力は筋容積や筋長よりも筋横断面積とより密接に関係している
速筋繊維は遅筋繊維よりも固有筋力が高く、横断面積も大きい為、発揮出来る絶対的張力が大きい

動員について ←テスト出る確率高い
筋力を増大させる要因
①運動単位の発火頻度の上昇(神経の興奮度の上昇)
②動員される運動単位数の増加
③より大きな運動単位の動員
④主働筋と共同筋の興奮レベルの増大
⑤拮抗筋の興奮レベルの低下
レジスタンストレーニング開始直後の数週間における筋力向上は神経系の適応による
神経系の適応はトレーニング開始初期は劇的に表れるが、その後はさほど起きない
筋肥大はゆっくりと長時間続く

筋活動における時間履歴について
力の立ち上がり速度(RFD)一定時間における力の変化率

予備的な力発揮→筋があらかじめ力を発揮していれば、それに続く力発揮が多少容易になる

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