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コミュニティとかマーケとかCSとか

こんにちは!菅原です。
いつもイベントに参加した際は、自社へ持ち帰れる視点でアウトプットをしているのですが…
今回は自社の仕事に繋げるというよりは、仕事の利害が関係ないコミュニティの運営メンバーになりましたので、知見を得たくて参加しました。

昨日参加したイベントは、ハッシュタグ「マーケコミュ総会」ということで、マーケティングのなかでもコミュニティに焦点を当て、且つ3つのイベントが合同主催したMeetupです。

前回のカスタマーマーケティングに参加した時のnote↓

この記事は、このイベントに参加して得た学びとか主観とか、ごちゃ混ぜでコミュニティに関して書いていきたいと思います。


はじめに

(個人的な主観がガッツリ入っていると前置きした上で)
数年前からIT業界はサブスクリプションモデルがすごく成長していて、(私の所属する企業もそうですけど)スタートアップでバンバン新しい会社が増えています。
そして、転職市場の人材としても、現職でサブスクリプションモデルの何かを売っていますという人は最近割と増えてきています。

ですが、サブスクリプションモデルで
・マーケやってます
・コミュニティマネージャーやってます
・カスタマーサクセスマネージャーやってます

これらの方々って、まだ転職市場にもあまりいないと思うんですよね。(経験者採用できない問題)
そして現在進行形でマーケやCSやってますって方々、だいたい下のパターンに分かれるかなと考えています。

①プロダクトマーケットフィットしていて、チームとしても知見もたまって、所属企業で活躍して登壇機会が多い責任者

②入社して1〜2年目、そこそこプロダクトの認知度上がってきだけど、まだまだ型もできてなくて模索中なリーダー

③PMFとか企業のフェーズとか関係なくて、特にコミュニティには参加しないメンバー

①の人たちは今、コミュニティを運営するようになってきていますよね。
ただ、まだまだ②や③の人たちがすごく多いので、今からでも新しいコミュニティも作りやすいし、盛り上がりやすい界隈だと思うのです。

そして、SaaSプロダクトを売っている人たちの業務もまた別のSaaSプロダクトによって支えられています。
自分が売る側としてコミュニティを立ち上げることもあれば、自分が使う側としてコミュニティのメンバーになるという機会も多いです。

そんな状態なので、まだまだ新しいコミュニティって立ち上がり続けてるし、1回目のMeetupはやりました!で終わっているコミュニティもあると思います。
だから、これからコミュニティを立ち上げてみようとか、運営側に回ってみようとか何か一歩先を考えた人に向けて書いていこうと思います。
(つい最近わたしは一歩踏み出しました)


コレをおさえると良さそう

★集まることや人と繋がることを目的としない
★何のためにどうして集まるのか目的を明確に

まずコミュニティ作るなら目的は決めないとなりません。
最初はフワッとした感じで走り出したとしても、人を集める時にはしっかり決めておきたい芯の部分です。

Meetupといいながら、繋がるだけで終わってはダメなんですね。
繋がるだけなら、次回コミュニティに来なくても、今の時代は繋がった人と簡単に個々で会えますからね…コミュニティ要らなくなっちゃう。
先に別の目的があって、次に人と繋がるという目的が付随するやり方が良いのだなと、改めて思いました。

ちなみに、会の終わりにある懇親会ですが、あえてその時間を設けないのも一つの形です。
The Model Academiaなんかもそうですよね。ひたすら成功した先人達から学ぶんですよね。(それでも、前回は300人集まった!)

本当に繋がりたいだけなら、飲み屋を予約して集まる方がよっぽどいいと思います。
つい先日、Twitterで募集をかけてCS界隈ゆる飲みを開催したら、30人くらい集まりました。
結果的に仕事の話はするけど、人と繋がりたいなら食事とお酒があればOKだなと思った次第です。


★1回目はスモールスタート
★1回目が盛り上がったら熱が冷めないうちに2回目をやる
★3回目がコミュニティ成長の分かれ道

たぶん、コミュニティ立ち上げる時ってまず初めに「たくさんの人に来て欲しいなー」って思うかもしれませんが・・・。

まずは少人数&クローズドでやってみる。
で、良かったら2回目を期間開けずに開催。そして、3回目に繋げてく。
3回目が上手くいかないと、それ以降でリブートするのは難しいと小島さん談。

3回目がコミュニティ成長の分かれ道、というのはちょっと心当たりあるのです。そしてその要因は、今回のイベントに参加してハッキリしました。

プロダクトの導入がスモールスタートからのアップセルが多いように、上手くいくにはスモールスタートで、じっくり温めていくのが良いのですね。


★リーダー
★フォロワー
★ワナビーズ

そして、小島さん曰くコミュニティを形成する人のレイヤーは3つ。
まずは、着火点となるリーダーの人。製品やサービスのファンであり、且つアウトプットしてくれる人。
そして、薪の役割となるリーダーのアウトプットをすぐにフォロー(追随)してくれる人。
最後に、興味はあるがインプットのみを要求し、当面はアウトプットもフォローもやらない人。

このレイヤーを元に、第1回目の開催はリーダー、フォロワーに留めておいたほうが良いという考え方。
ただ人数を少なくして開催すればいいってもんじゃないのですね。
しっかり燃えた状態でワナビーズが入ってくるのが理想だそう。


気になるアレコレ(QAコーナーより)

無料で開催するか有料で開催するか問題
初めて開催するなら、持ち出しでもいいぐらい。まずは熱量高い人を見つける。人が集まってきたら有料にすればOK。
ただし、金額の設定も大事で、2,000円を超えてくると参加者の期待値が高くなってしまう。

ファーストピンが見つからない問題
元々アウトプットしている人を呼ぶ。
見つけるんじゃなくて、ある程度熱量がある人を伴走して育てる。

新規参入者の壁
リピーターが行く会と初心者用の会を分ける。
初心者が来てくれたときに、ファシリテーターが気にしてあげることが大事。常連と盛り上がるとか最悪。


まとめ

コミュニティって立ち上げても、継続していくのってとても大変ですよね。
運営者側にも本業の仕事や家庭がありますし、毎回みんなの予定が合うとも限らないですし。

そして、自分が参加する側としても、あの製品のMeetupってもうやらないのかな?と思ったりすることも。

ある程度育ってきたコミュニティは、定時開催も良いみたいですよ。
第3週の水曜日・・・とか。(DevRelお悩み相談より)

コミュニティを学ぶなら、自ら運営側に回れば勉強になるというのは本当にわかりみしかないです。
ただ、なんとなく運営に回るだけじゃダメで、自分がメンバーになって何が出来るかを考えながら動けないと、ただのお手伝いさんで終わってしまうんですよね。

コミュニティとかマーケティングとかって、カスタマーサクセスとの親和性が高いのですけど、私も最近になってやっと手をつけ始めました。
これからは、もうちょっと他のイベントにも参加できたらいいなと思っています。

おしまい。

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