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【連載小説】語研活動日誌

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「名前貸してくれるだけでもいいから!」――部活新設の人数合わせに協力を頼まれた吉田遥。共用部室の一角で、遥を待っていたのは個性あふれる語学ガールたちだった! マニアックな語学トー… もっと読む
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記事一覧

異世界転生線――日記(2020.5.15)

 ここ何週間か引き延ばされ続けた学校の登校日ですが、ようやく日程がきまったようです。  …

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【連載小説】語研活動日誌 #0

「名前貸してくれるだけでもいいから!」――部活新設の人数合わせに協力を頼まれた吉田遥。共…

【連載小説】語研活動日誌 #1

前回(#0) まえがき *一日一回更新を目安に。 *現時点で#5までは執筆済みです。小出し…

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【連載小説】語研活動日誌 #2

前回(#1) まえがき *二話です。 *短め。 #2  遥が一年A組の教室にどうにかたどり…

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【連載小説】語研活動日誌 #3

前回(#2) まえがき *0時すぎてしまった…… *進みがおそいのはヒキのつもりです。 #…

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【連載小説】語研活動日誌 #4

前回(#3) まえがき *新キャラ、続々登場です。 *みなさんキャラが濃ゆいので、お一人さ…

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【連載小説】語研活動日誌 #5

前回(#4) まえがき *語研、4人目が登場です。 *センパーイ! #4「Ураа!」 「うわあぁ!?」  遥の背後から大声が響いた。びっくりして振り返る遥だが、彼女の視界には誰もいなかった。 「なんだ。来てたなら言ってよ、やよい先輩」 「Bonjour、先輩。カフェオレどうぞ~」  さゆりたちの反応を見て、遥はもう一度辺りを見回す。背後には、小学生くらいと思しき女の子が立っていた。その身長のため、はじめは遥の目に映らなかったのだろう。さゆりが「やよい先輩」と呼

【連載小説】語研活動日誌 #6

前回(#5) まえがき *今回で、主要キャラクターがそろいます。 *この部、だいじょうぶ?…

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【連載小説】語研活動日誌 #7

前回(#6) まえがき *ひと段落着いた。第二章って感じです。 *ここからどんどんマニアッ…

【連載小説】語研活動日誌 #8

前回(#7) まえがき *わたしは新学期スタートです。 *毎日更新、できるかなあ。 #8

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【連載小説】語研活動日誌 #9

前回(#8) まえがき *今回から、サブタイトルをつけてみました。 *既話のサブタイはどう…

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【連載小説】語研活動日誌 #10

前回(#9) まえがき *10話目! *節目なので長いよ! *たまたまながくなっただけ #1

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【連載小説】語研活動日誌 #11

前回(#10) まえがき *昨日投稿するの忘れていた……書いてたのに。 #11  語研活動…

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【連載小説】語研活動日誌 #12

前回(#11) まえがき *とくにない。 #12 語研的オートクラシー 部の活動記録を眺めていると、顧問の確認印がやよいの目にとまった。 「そういえば、ここの顧問って誰? 会ったことないけど」 「三好(みよし)先生だよ。うちのクラスの担任」  三好はさゆりのクラス、1年C組の担任を務める英語教師である。25歳と非常に若い新人教師だ。さゆりは部の設立に顧問が必要だと聞いたとき、真っ先に担任である三好に依頼した。新人であることもあり、部員の監督に時間が取れないからとはじ