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嫌な存在は、感謝すべき人

おはこんばんにちは、つばめです。
福祉施設で機能訓練指導員をやっています。


社会人をやっていると様々な人と関わりますよね。

今回は、”嫌な存在は、感謝すべき人”についてのお話しです。


自分と同じ考えの人は居ない


まず前提として、自分と全く同じ考えの人は居ません。今まで会ったことありません。ただ、近い考えの人は居ます。私を肯定してくれると言うよりは、否定しない人。私が話しやすい人ですね。私もその人の話は聞けます。


会社でのとある出来事


以前IT業界 で働いている頃、こんな出来事がありました。


私が主になって進めていた、大手の外資系の試薬カタログ製作をしていた時の話しです。カタログ製作も佳境に阻止迫り、印刷工程があるため、総ページ数を営業に伝えました。

そのページ数を営業がが間違えて、先方や印刷工程に伝えたため、最終データを印刷工程に渡した段階で現場は大混乱


その営業が課長だったため、ポジショントークで、責任が全て私に向けられました。


嬉しかった事


私にとっては最悪の状態。


ただ、嬉しいことが1つあって、営業がミスの責任を私に向けた時、クレームを出した先方の方が、私の事をかばってくれたんです。


つばめさんは制作に向けて一生懸命頑張ってくれています。
今回のミスの原因は、他にあるのでは無いですか?


先方の方は分かってたんですね。


その後


営業課長は、自分の身を守るためにミスの責任を私に押しつけ、先方は私を擁護してくれる。製作現場はもちろん私の見方です。


製作現場は、営業が間違えて伝えた実際より少ないページ数に合わせて納品。何とかその場はしのげてそのカタログ製作は終えました。


私がその会社を辞めた後、聞いた話では、その課長は一旦は会社の代表にまで上り詰めましたが、大手企業との合併を機に、口先だけで元々実力が無い人だったのがばれて、定年を迎える事無く辞めさせられたそうです。


責任の所在


つい先日全く同じ様な事が、今の職場で起こりました。


私は直接は関わってませんが、施設のトップが、仕事上のミスを部下に押しつける行為を、自分の身を守る為だけに行ったんです。

普段からその様な前兆は施設のトップにはあったので、それ程驚きはしませんでしたが、ユーザーと現場職員を目の前にして、そんな事が平気で言える感覚が考えられませんでした。


これで、今の職場は何か問題が発生すれば、現場に責任を押しつけられる所と言う事が明確になりました。


悪役を買って出てくれている人


会社で問題が発生した場合、それに関わった職員が居ます。
その職員を指導する中間管理が居て、それを管理する職員が居る。次々に
元をたどれば経営者がその職員を雇っている。

つまり、トップが全責任を負う必要があり、そのための報酬を普段から貰ってる。報酬だけもらって責任は取らない。自分だけの利益を考える人って問題外です。


自分の人生において、単純に関わりたくない人です。

ただ、自分の人生を物語と考えた場合、この様な反面教師にする人、どうしようもない人間を演じている人、つまり、嫌れ役を買って出てくれる人ってそうそう居ません。だって誰からも嫌われるますから。

実は、その様な人にも感謝すべきなんです。


そんな風に物事を考えれば、世の中嫌な人って1人も居ないんですよね


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