憧れという感情と惚れるということ
惚れるというと直ぐ男女関係がイメージされる。男女の恋愛も素晴らしいことなのだが、今回は男同士の惚れるである。男同士でも恋愛感情はあるし、男が男とに惚れるということを語りたいと思う。
今までの人生で私も、男に惚れたことがある。改めて振り返って考えてみると恋愛に近い感情も完全に否定はできない。男が男に惚れるということ自体が少なく、この人の為ならという感情がある意味女性に対してよりも強いかもしれない。そして、この感情の最初は憧れであることが多い。
この人みたいになりたい。
この人の真似をしてみよう。
この人ならば、どう考えるのだろうか?
などと、思ってしまう。そういう感情は私の場合、女性に対してよりも男性に対して思うことがほとんどだ。この男が男に惚れると気持ちは、同性だからかもしれないが女性に対してよりも、ストレートに表現することが多い。元々好きな人には好きだ!と黙っていられない性格もあるのかもしれないが、私が過去に惚れた男はみんな強烈な自分を持っていた。そして、自信があり、人に優しく、上には媚びず、下には優しい。
今でも私の中の男はこうありたいと思うイメージには必ず彼らがいる。彼らと複数形になってしまうのも私の惚れやすい性格なのかもしれない。彼らは、外見が特別カッコいい訳ではない。彼らの生き方、仕事の仕方、生活スタイルそれらの全てに憧れる。そういう男達に出会えたことは人生において大きなプラスとなっている。大概が先輩や上司であることから、もうこの世にはいない人もいる。でも、私の中に、ずっと憧れていたイメージのまま存在している。それなりの年になった今でも、ずっと追っているのだ彼らを。会えなくなったから余計にそう思えるのかもしれないが、男が男に惚れるということが出来、そして出会えた事に感謝しかない。目指す男達に私はなれないと思っているが、一歩でも二歩でも、彼らに近づけるように日々頑張るしかない。
本当にカッコいい彼らとの出会いは、私にとって最高の財産なのである。
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