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これがカルチャーショック

Hello, みろろんです。

みなさんはどんなときにカルチャーショックを受けますか?

私は日本では自分の生まれ育った町から出たことがなく、
大学でも地元の人がマジョリティーの世界で生きてきました。


イギリスに行ってからは、自分の「普通」が
他人の「普通ではない」ということを
何度も思い知らされました。


私がイギリスに行ってから始めて話したのは、
中国人の大家さん、アメリカ人の自称作家の2人。
しかもシェアハウス!

到着の次の日に英語学校に申し込みに
(アメリカ人に連行!されて)行きました。
もちろん、先生以外は外国人。

だから、最初は何がイギリスなのか分からなかったんです。

最初に仲良くなったのは、ハズ同志が同僚のフランス人。
同じ学校に通っていました。
彼女は大抵隣に座っていたのですが、あるとき

無言で私の消しゴムを筆箱からだし、使ったのです!

私は「え、使っていい?ってきかれてないよね? 
しかも筆箱を開けてまで消しゴムを使ったよね?」
と内心びっくりしました。

日本だったら、消しゴム貸して?の一言があると思いませんか?

思わず彼女の顔をみたら、
ニコッ
とされ・・・。
消しゴムは使用後元の位置へ。(またふたを開けて入れていた)

私はその日ショックだったんです。。。



その後、無言で消しゴムを使った「理由」がわかりました。

私の授業(先生の話を聞いている瞬間)を邪魔したくないから!

えー、そうなの??

もしかしたら私以外の日本人は彼女と同じ行動を
するかもしれないし、私のような反応をしないかもしれません。

でも私はびっくりしたし、使いたいなら断りを入れてよ!
と思ってしまったのは事実。

しかし、文化が違うということを勉強するということは、
こういうことを知るということなんだな、
と考えさせられました。

みなさんは、自分を認めてもらいたい、と思いながら、
他人を認めているでしょうか?

消しゴム1つでも日本とフランスの文化の違いを
話すことができるくらいなので、もっと大きなことになると
意見や見解が違うのはあたりまえ。

自分を認めてほしければ、他人を認めなければ始まらないのです。
その後も私はフランス式の考え方とぶつかり、
自分がしんどいときもありましたが、あの時に
「実は・・」と話すことができる相手がいてよかったな、
と思います。

勇気をだして、「なぜ何も言わず私の消しゴム使ったの?」
ときいたからこそ、その理由を知ることができたからです。

これがもし「なんで私の消しゴムを勝手に使うのよ!」
と怒っていただけなら、相手の気持ちが
わからなかったと思います。


あなたは異文化を受け入れることができますか?


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