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句会 殺伐とした世を包むねんねこよ


令和三年一月現代語俳句の会句会参加作品です。

火を見せるストーブの前にかざす手よ

【ストーブ】冬
炎が見えるストーブ少なくなりました。

砂利を踏む音すらひびく初やしろ

【初社】新年
今年は密を避けてのお参りでした。

冬を越し長い旅路か聖火リレー

【冬】冬
できれば東京に届いて欲しい。

語り部が捨てた神話か眠る山

【眠る山】冬
冬山は何もかもが眠っているようです。

殺伐とした世を包むねんねこよ

【ねんねこ】冬
昔の赤ちゃんは、ねんねこにくるまって背中で育ったものです。


ありがとうございました。

#現代語俳句の会 #俳句

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