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詩 狭間



窓の向こうがしらじらと

乳白色は夢の終焉
繰り返すこだまが腕を掴み
朝を告げる
否応のない苦痛に
軋むからだ
夢は夢の中に置いたまま
立ち向かうのか
やり過ごすのか
母胎から出てゆく
赤子のようであれば 
どれほど恐ろしかろう

光を帯びる朝露の無防備な姿
欲とはいかなるものかと
頭を垂れる

狭間にて

#詩

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