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「頑張りすぎる」がデフォルトの人へ

衣替えをしていてふと思い出したこと。東京に住んでいたときと今のファッションが違いすぎて笑える。都内でOLしてたときは、SNIDELやLily Brownなどの、きれいめでラインの細い服が大好きだったし、高いヒールをよく履いていた。この時期の前後持っていた服のテイストからしても、なんだか変に気取っていたなとよくわかる。

頑張っても報われなかった日々の話をしたい

ある日新宿で、高いヒールのせいでアルタ前で派手にずっこけたとき、デート中であろうカップルの男性の方が手を差し伸べてくれたんだけど、すごく自分が惨めに感じたことがあってね。

頑張っても何もかも報われない毎日だと思って生きていた時期だったから、"報われている側"の人間に手を差し伸べられることにムカついた、というか自分がかわいそうに思えて仕方なかった。

ここまで書いて、ほんとひっどいなぁと思う。

私だって、はたからみれば十分報われている側の人間のはずだった。入社最速で中間管理職になり、年収を異例の速さであげてもらって、社内MVPを取り100人近くのNo.1になった。

でも、それでも、ずっと心が埋まることがなかった。

あの頃は毎日、自分や仕事や他人と戦って生きていたんだと思う。セクションを導く役職や会社の顔ともいえるサービスを背負うプレッシャー、年上の部下や同じ役職の人たちとのコミュニケーションなど、楽しかったはずの仕事場がいつの間にか「戦いの最前線」でしかなくなってた。

とにかく、目の前の高く高い高すぎるハードルを飛び越えることだけに注力していて、背伸びして自分を120%出して期待に答え続けていないと、自分の価値がなくなるような気がして、仕事に依存しきっていた。

で、結局。そんな働き方は長く続くはずがなく、ある日突然会社に行けなくなった。

よくもわるくも私の代わりはたくさんいると思い知った。会社を辞めると伝えたらすぐ別のディレクターは補充されたし、サービスは停止することなく回り続けた。

この頃の人生の依存先は仕事だけになっていたので、仕事がなくなってひどく混乱し、もう二度とこの業界で働けないとすら思ってた。

でも不思議なことに、会社に行けなくなったことに安堵した自分もいて。ベッドから起きれなくなったとき、絶望と一緒にもう苦しまなくていいんだと、安心したんだよね。

これは今から数年前の話。


「普通の人生」を歩めるとずっと思ってた

学校にも普通に行ってて、新卒ではそこそこ大きい会社に入って、そのままそこそこの役職までついたら結婚して子供産んで、みたいな人生を描いていた。新卒のときは、転職の可能性すら考えていなかった。

でもそもそも普通ってなんだ?私の普通は、私だけの普通であって、誰かや世間の普通とは違ってたっていう、ただそれだけだった。

だいたい、世間の普通ってなんだ?全部幻想だ。声が大きい何かや誰かが作った虚像なんじゃないか?と思ったら、「普通の人生」だと思って描いていたものがひどく窮屈に思えた。振り返ると学校に行ってはいたけど馴染めていた感じはなかったし、当時からインターネットの中にいる自分の方が好きだった。そんな人間が会社でつまずくなんて、皮肉にも「普通のこと」だったんじゃないか。

つまずかないで、思い描いた通りの人生になっていたのなら、それはそれでよかった。でもそうもいかなかったから、新たな道でがんばっていくしかないなぁという感じだ。幸いにも、今とっても楽しいし。


「頑張りすぎてしまう人」は頑張りどころを変えるといいかも

「miroちゃんは頑張りすぎちゃうんだよ」と何度も何度も言われてきた。でも意識しているつもりなのに気がつくと「頑張りすぎてしまう人」になってしまう。逆に頑張らないってどうすればいいのかわからないんだよね。だからもう、頑張っちゃうのはもう仕方ない、それがデフォルトだから、と思ってる。

ただ私の「頑張る」のよくないところは、頑張るの比率が「自分<他人」になりがちなこと。無意識にそうなっていくから危険。満足感を他人に主導権握られている状態になると、頑張れど頑張れど自分が空っぽになっていきがち。

だったら頑張りどころを変えてみればいいんじゃないかと思って、それがいま一番しっくり来ている頑張り方になっている。

得意なことを頑張って、苦手なことやりたくないことはコストをかけてでも全力で避けていく。弱点を認めてくれる人のそばで生きる。この2つを実践出来る環境に身を置くだけで、結構身軽になれた。

ここにも書いたけど、人生の優先度を出来る限り守っていくようにしている。

全部思い通りになるわけじゃないけど、私の場合、自分のメンタルは優先度高で守っていくものだから、そこにかけるコストは惜しまないようにしてる。

しんどいときは全力で甘やかす。具体的には、コンビニで値段を見ないで買い込むとか、入ったお店の一番高いランチを頼むとか、美容院でオプションをつけるとか、そういうもので少しはガス抜きになれる。

頑張らないようにする、じゃなくて頑張りどころを精査するといいんじゃない?っていうお話でした。


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駄文が捗ります。

わたしもスキ!!
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ハンサムショ〜トなWebディレクター。孤独とおうち大好き個人事業主。HSPを味方に、ほどよく力を発揮しながら生きています。

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