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協力隊への参加を考えている皆さんへ

活動内容や現地での暮らし、任期終了後はどうなるの?と緑のふるさと協力隊に参加するうえでも不安や悩みはあると思います。現在活動中の28期も参加前は同じような不安を抱えていました。そんな彼女たちから、悩んでいる方へメッセージです。

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岩手県一関市・柳田さん
協力隊に参加しておきながらびっくりされるかもしれないですが、私はあんまり環境を変えるのが得意じゃないんです。1年とはいえ、遠く離れた場所にいくことはとても勇気がいることでした。

わたしはどうしても頭で、色んな準備や覚悟が明確じゃなければ次に進めないような感覚が強かった。そんな自分が決意できたのは長い人生のたった1年と思えば気が少しは楽になったから。

それに、先が見えないことに対して覚悟なんてそもそも持てないなと。半ば開き直ったようなかたちで、決意しました。

参加を悩まれている方へ、協力隊に参加しなくてもいいかもしれない。でも、参加できたらとんでもなく刺激的な日々と生きている手ごたえをしっかり感じられる1年になると思います。

あなたの背中を押すきっかけになりますように。

柳田④


石川県白山市白峰・秋葉さん
実は私も行く前は不安だらけでした。大学を1年休学し参加を決めた私は、「本当に休学して良いのか」「これが自分のやりたいことなのか」「就活はどうしよう…」と悩んでいました。

ですが半年経った今では、自信を持って「この選択は間違っていなかった」と言えます。似た価値観を持ちながらも自分とは違う角度で物事を考えられる協力隊の同期に出会い、家族のように温かく迎え入れてくださる地域の人に出会いました。

ここに来る前に感じていた不安が思い出せないほど毎日充実しており、今では『協力隊に参加し、白峰に来て良かったなぁ』と強く思っています。

参加する前は、きっと皆不安を抱いているはず。ただそのドキドキに隠れて、協力隊をやってみたいというワクワクが少しでもあるのなら、前向きに考えてみてください。意外となんとかなります!私でもなんとかなっています(笑)

地域の人も同期の皆も助けてくれるので心配はいりません。その“ワクワク”を大事に、ぜひもう少し悩んでみてください。

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宮崎県諸塚村・河内さん
悩んでいるのならとりあえず応募しちゃってください!(笑)。

協力隊の1年間への心配は何もいりません。なぜかというと協力隊の1年では、応募する前の自分では考えられなかったような楽しいことや驚いたこと、大変なこと、自分の変化だらけなので今心配したところでどうにもならないからです(笑)。

また協力隊の活動は1人ではなく、事務局や受入れ先の担当者、地元の方、協力隊OBOGや同期と一緒に支えあいながらやっていきます。

少しの勇気で1年後には必ず新しい世界・自分と出会えます。ぜひ応募してみてください!

河内④メッセージ‐1

河内④メッセージ-2


山形県小国町・院去さん
私は、経験は必ず自分の糧になると考えています。参加を検討している、悩んでいるのであれば、ぜひとも挑戦してみてほしいと思います。

ただし、周りに反対されている、自分自身が強く不安に感じている場合には、すぐには挑戦するべきではないとも思います。緑のふるさと協力隊は大抵の場合、縁もゆかりもない、知っている人もいない土地に派遣されるので全てゼロから構築しなければなりません。

そんな時、そして活動中も、たとえ遠くにいたとしても背中を後押ししてくれる家族や友達、同期がいてくれた方が頑張れると思いませんか。

あなたがきちんと自分の思いを伝え、相談し、応援してもらいながら晴れやかな気持ちで協力隊に参加できることを願っています。

院去テーマ④の写真


岡山県鏡野町・池田さん
私は37歳で協力隊に参加しました。きっかけは将来的に田舎暮らしをしたいと思ったからです。でも田舎暮らしのことを何も知らない、どうすればいいかなと悩んでいた時に緑のふるさと協力隊の事を知りました。「これだ!」と思い応募しました。

年齢制限ギリギリで正直、不安だらけでした。受からなくてもいいから思いの丈を伝えようと面接に臨みました。そして合格。とても驚きました、同時にやるぞという使命感みたいな気持ちにもなりました。

挑戦することに年齢は関係ありません。やらずに後悔するならやったほうがいい。今は今しかない。今しか出来ないことをやろう!と思いました。田舎の暮らしを学びたい・何かの役に立ちたい・自分を変えたい・夢を叶えたいという気持ちが私の心を奮い立たせました。

現地での活動や暮らしは良いこともあるし、悪いこともあります。そんな中で自分がどう成長していくかは自分次第です。

協力隊はたくさんの経験ができます。その経験は一生の宝物であり財産です。あの時、協力隊に挑戦してなかったら今の私はいません。挑戦して良かったです。

次はあなたの番です。きっと大丈夫!!


高知県大川村・秋元さん
「何か変えたいけどどうしたらいいかわからない」ような状態のことってあると思います。私はそんな感じでした。周りには「農山村のことをもっと知りたい」「自分の将来のためにいろいろ学びたい」と前向きな気持ちで参加されている方も多く、本当に私なんかが参加していいのかなと焦りがありました。

着任してからも「1年間で何がしたいか」と聞かれ、何も思いつかなくて苦しかったのを覚えています。

でも、大丈夫です。半年間活動してみてわかったのは「やりたいことは見つけるのではなく見つかるもの」だということ。

とりあえず、自分を今とは違う環境に置いてみれば、何かが起きます。何かが起きれば何かが変わります。緑のふるさと協力隊になって、何一つ変わらなかった人はいないといっても過言ではないような気がします。

「何か変えたいけど……」という気持ちがあることが、緑のふるさと協力隊に応募する条件だと思います。私は、何か変えたいと思ってもやもやしていたからこそ、こんなに素敵な出会いがありました。

こんなに前向きなことが言えるようになったのは、緑のふるさと協力隊のおかげです。本当に感謝しています。

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