周りから見た、私の「強み」とは?
連日、自分と向き合う作業をして、正直疲れた。
しかも、行き詰まって、頭がグルグルしている。
「介護」に関わる仕事がしたくて、
介護保険サービスではまかなえない部分のサポートをしたり、
介護で疲れている家族のために、サービスを提供したり、
これから介護が必要な人たちに、プレ介護セミナーを開いたり、
若い世代にも介護の魅力を伝えたり、
色々やりたいことはあるが、
果たして、これらのことで、収入が得られるのか?というのが問題になってくる。
役所や地域包括など、既存の支援団体が存在するのであれば、
私が出る幕は無いだろうし、
そこにお金をかけてまで私のところに相談に来るということも、なかなか想像がつかない。
じゃあ、わたしには何ができるの?
と、また振り出しに戻るのだ。
マネタイズや、マーケティングなど、聴き慣れないカタカナばかりで、
「思いやりでは飯は食えない」とコンサルで言われたことを思い出す。
自分はこれまで何をやってきたんだ?
私にしかできないことって?
考えれば考えるほど、迷宮入りだ。
自分のことは、自分が一番よく分かっているつもりだけど、
周りからどう思われているかどうかも、大切だ。
そこで、
昨晩、珍しく、起業の相談を夫に持ちかけてみた。
ここで、「珍しく」と言ったのは、普段、夫には相談しないことが多いからだ。
なぜなら、時折noteにも登場する、通称〝モラ夫〟は、まず、ほとんど褒めない。
しかも、否定されることが多いので、話したくもなくなるのだ。
ただ、間違えたことは言っておらず、いつも痛いところをつかれるため、
こちらも言い返せずに終わる。
だから、心が折れるのだ。
ただ、昨夜は機嫌が良さそうだったので、相談を持ちかけてみた。
ちなみにモラ夫は、東証一部上場企業の営業マンだ。
そこで10年以上勤め、出世コースに乗っている。
営業のノウハウや、顧客ニーズに対する意識、新人の育成については、
「本を出せば?」と言うほどわかりやすく、
仕事に関しては尊敬している。
そんな夫に、
「実は、起業したいと思っている」と打ち明けると、
意外にも真剣に聴いてくれた。
ただ、やはり、痛いところを突かれる。
「年金も保険も自分で払ったとして、月の売り上げがいくら必要なの?
目標は?
ニーズは?単価は??
他と同じことをしていたって、お客さんなんて来ないよ。
ましてや田舎だしね。」
うーん、そりゃそうだ。
家のローンもあるし、これから子どもにもお金がかかる。
それでなくても、病院から公務員に転職して、給料は激減しているし、
このコロナの状況で、夫の営業先も営業停止となり、厳しい状況だ。
「もー、どうしていいか分からん!」
と、ぼんやりした中、
「ねぇ、私の強みって、何だと思う?」
って聞いたら、
少し照れながら、
「笑顔じゃん?」と答えた。
「笑顔でご飯が食べれるの?」って、笑ったけど、
強みって、そういうことでもいいのかぁ、と思った。
もちろん、経験や、知識も大切だが、
相手に与える印象や、話し方、在り方など、自分にしか出せない個性がある。
私は夫からそう言われて嬉しかった。
嫌味を言われるかと思っていたけど、真剣に聴いてくれたから、話して良かったなぁ〜と、思っていた。
それから一夜明け、
今朝、夫が、
「みーが昨日、起業したいなんて言うならさ、夢見ちゃったよ〜!
なんかね、起業が軌道に乗って、2人じゃまかなえなくて、人を雇うことになってさ!」
私「えー!すごいじゃん!夢にまで見るほど考えてくれたんだねー!!」
モラ夫「その雇った看護師さんが可愛くて、みーがいない時に、2人きりになったら、いい感じになって、イチャイチャしてたら、みーが来て、バレちゃってさ〜」
私「死ね(´・Д・)」
昨晩、夫を見直した私の気持ちを返してほしい。
やっぱりモラ夫は、モラ夫だった。
起業に関しては、一人で考えて込み過ぎず、
色んな人に知恵を借りながら、
少しずつ進んでいきたいと思う。
+*++*+++*++*+++*+*++*+
他人から見た自分を評価してもらうことは、とても勉強になります。
コーチングでも、必ずフィードバックをもらうようにしています。
自分では分かっているつもりでも、良いところも悪いところも、相手の感じることを知ることで、
在り方そのものも変化するかもしれません。
時間をかけて、自分の強みや、やりたいことを見つけていきたいと思います(^^)
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