見出し画像

コードレビューは将棋の感想戦のようにやろう

タイトルでもう書きたいことの99%言ってしまってますが、感想戦って何?という人もいるかと思いますので少々解説を。

将棋の感想戦とは、対局(試合)後に行うもので、対局を振り返ってここは良かったのか悪かったのか、悪かったならどうすればよかったかなどを対局相手と話して反省したり改善したりします。

プログラムのコードレビューと感想戦が似ているのは、出来上がった結果に対して要所の良し悪しを見て、どうすれば良くなるかを話し合うところだと思います。

これだけではプロセスが似ているだけにとどまってしまうので、ここから感想戦のエッセンスを加えていきます。

感想戦は感情的にならず、対局の過程を評価してお互いの意見を交わす場です。相手の人格や感情は置いておいて、盤面の情報を元に話します。

コードレビューも同じく開発者・レビュアーの能力や感情にとらわれずに出来上がったコードに対して良し悪しで意見を交わすべきですし、実際そうしている人は多いと思います。

しかしながら、レビュアーは感情的になったり開発者の人格攻撃をしがちになってしまうこともあるかと思います。自分の気に入らない書き方であったり、あるいは開発者が気に入らなかったり。
感情は一旦切り離して、公正な目線でコードの良し悪しや改善点を話し合ってお互いプラスになるレビューを心がけたいですね。

レビュー以外にも振り返りの手法として感想戦を取り入れていくと正のスパイラルでチームや会社全体のプラスになっていくのでおすすめですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?