#5 条件分岐 / if式

はじめに

私たちは常日頃から取捨選択をしながら生きています。

「○○ だったら、△△ をやろう」だったり、
「○○ だから、△△ しよう」のようなことを、ごく当たり前に行っています。

F# の世界でも同じように、「もし ○○ だったら △△ をして、そうでなかったら ×× をする」といったような 特定の条件 を元に実行する処理を変えることができます。

これを 条件分岐 といいます。

今回は 条件分岐 の中でも基本となる if式 について学んでいきましょう

if式

if式 では基本的に bool型の値 を利用して、条件分岐 を行います。

bool型 について忘れてしまった方は #3 値の種類 で復習しましょう！

まずはコードに入る前に、簡単な例を考えていきます。

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「日本では、19歳は成人でしょうか？未成年でしょうか？」という問題に対して、皆さんは何と答えるでしょうか？

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答えは簡単で「未成年」ですよね？

では、どういった基準で「19歳は未成年だ」という答えを出したのでしょうか？おそらく多くの方は「法律で20歳から成人だと決まっている」から「未成年だ」という答えを出したと思います。

このように、入力された値（今回なら年齢）によって答えが変わるような場合に 条件分岐 を利用します。