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クイズ番組「新装開店!ウキウキストリート2[SECOND]」実証実験結果

こんばんは。ゴリィです。身体障害者だったり精神障害者だったりしますが、「轟RADIO」のブランド名でいろんなことをやっている人です。

さて、今回はこの中で「クイズ」の話です。ある「実証実験」を約1年おこなってきたことの考察を公開で書きたいと思います。

ひとつだけ性格の違うクイズ番組

「ウキウキストリート」シリーズは3番組存在

「轟RADIO」のクイズ企画は「ウキウキストリート」シリーズというブランド名があります。「街かどクイズ」は2003年から続く歴史ある番組、「新装開店!」の2つが「派生形」です。

「街かどクイズ・ウキウキストリート」と「新装開店!ウキウキストリート」は毎週1問ずつ出題し、次にどんな問題が来るか分からない、問題の進行に合わせヒントが増え得点が減るなどの演出がある本格的な「テレビのクイズ番組」を意識した進行になっています。

ただ、昨年初めに「このスケジュール感が理由に参加できない人もいるのではないか」ということで誕生した(厳密に言うと番組自体はあり、ちゃんとしたクイズ番組化した)のが「新装開店!ウキウキストリート2[SECOND]」でした。

開催方式の変更と評価基準

この番組については、「約3週間」にすべてのクイズを一斉に出し、時間のあるときに好きな順番で解答してよい、そして解答しない問題があってもいい(不正解扱いになるがマイナス点などのペナルティはなし)という緩いルールとし、毎週1問進行のクイズ番組では参加が難しい方の取り込みを目指しました。

当然のことながら、「実証実験」と名乗っている以上、「評価基準」が設けられています。
①「街かどクイズ」「新装開店!」では参加していない参加者が一定の頻度で参加しているかどうか
②閲覧動向に変化があるかどうか(つまり、人気番組になれるか)
③運営上の支障はないか

以上の評価基準をもって約1年程度「放送」し、実験結果を見て存続の有無を評価する、といったものでした。

では、その評価結果を発表しましょう。

「放送」動向の評価

上記の3つについて評価していきます。

①独自の参加者の一定頻度の参加

番組開始当初は、「街かどクイズ」「新装開店!」に参加しない解答者の参加が「1~2名」見られました(その逆も然り)。が、最近は参加者の顔ぶれは全くといっていいほど同じで、当初の狙いは見事に外れる結果となりました。

ちなみに、唯一2スタジオ(参加者10名以上)で開催したことのない番組でもあります。

②閲覧動向

番組自体決して人気がないわけではなく、「街かどクイズ」には劣るものの「新装開店!」と閲覧数はほぼ同じでした。ただ、新規の閲覧者の来訪はほぼなく、他2番組の閲覧者がついでに見ている、という推測ができます。

特段人気がなかったわけでもなく、人気があったわけでもなく、「可もなく不可もなく」でした。

③運営上の支障

全7コーナーの締切から1週間後に「公開ラストスロット」を「ツイキャス生配信」というスケジュールを取っており、この1週間で公開ラストスロットで結果が決まる2コーナーを除く5コーナーの結果発表をしなければならず、この点スケジュール的には厳しいものでした。

いっぽう、出題から3週間は「放置」(宣伝はします)なので、その間に次回の問題を作ったりすることもでき、その点は週1回必ず進行させる他の2番組よりは手軽だったといえます。

尚、「公開ラストスロット」を「ツイキャス生配信」することは今後の構想にはありませんので、上記のスケジュールの厳しさも解消されます。

存続について

結論から言うと、存続はありません(現在の年末年始特番で打ち切り)。

理由は最大の目的である「異なる参加者の参加がない」ことと、「クイズ番組の企画自体自転車操業状態にある」ことの2つです。後者がなければ別に存続しても良かったのですが。

原因は「オルゴールアレンジ」です。当初の予想以上に時間と神経を使うので、その日はクイズの作業ができないのです。しかし、「オルゴールアレンジ」は「金銭をいただいて受けている仕事」であり、優先順位がどちらかは明らかだと思います。

もうひとつは5月に起きた精神障害を引き起こす契機となった問題。こっちが最大の原因ですかね。

これに関しては先方の会社は過失がないの一点張りで話し合いの余地がないので補償を受けるのは諦めましたが、結果疲弊した精神状態だけが残りました。同じことをやるにしてもこれまでの倍以上の時間がかかるのです。

「防災」と「カラーセラピー」に徐々に力を入れていく中、従来の倍のことをやろうとすると「4倍」の時間と労力を使います。

よって、「存続したいが物理的に不可能です」というのが結論です。

今後について

「新装開店!ウキウキストリート」をこのスタイルでやることも考えましたが、人気のある「3ステップクイズ」ができなくなるなど、それはそれで問題が発生します。

幸い、「公開ラストスロット」を「ツイキャス生配信」でやる、というタイトなスケジュールでおこなう前提が崩れていますから、準備ができ次第次回をやる、でいいわけなので、「街かどクイズ・ウキウキストリート」「新装開店!ウキウキストリート」は現在とスタイルを変えずにやろうと思います。

ただ、どうしても運営の勝手の良さの力を借りたい場合は、「新装開店!ウキウキストリート2[SECOND]」方式を取ることもあるかもしれません。

ちなみに、「新装開店セカンド」もレギュラーとしては打ちきりですが、間合いで開催することがあるかもしれません(笑)。

まとめ

クイズを「メッセージツール」と考えるようになってから、「参加数」「閲覧数」は特に気にするようになりました。

「新装開店!ウキウキストリート」には「打ち切り基準」が参加者数・閲覧者数とも決められています。「街かどクイズ・ウキウキストリート」は僕が旅好きな限りはきっとどんな形であれ続くと思います(笑)。

「3ステップクイズ」のもとになる「トドメガネの動画クイズ」は幅広い利用方法があるのでそう簡単に打ち切ることはないと思いますが。

何をやるにしても、「目標」「指標」は設定します。「轟RADIO」は全コーナー毎週の閲覧数を取得していて、目標も定めています。そもそも「轟RADIO」自体が「月間500ユーザー」を目標にしていますので(笑)。

詳しくは書きませんが、活動指標もあります。

「PDCA」なんていうことは言いませんが、一応「轟RADIO」も「ウキウキストリート」も考えて運営していますよ、というのが今回の結論です。

しっかり目標を立てて冷静に分析して次につなげる「堅実さ」は私たちを支える「大地」の色「茶色」がサポートしてくれます。

クイズコーナーの記事でもカラーセラピー要素は忘れません(笑)。



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