奮起できるとき
こんばんは。ゴリィです。メンタルヘルスやカラーセラピーやら防災士やらオルゴールアレンジ作家やらいろんなことをやっています。サイトをご覧いただければお分かりになるかと。
さて、誰でも心が折れるときはありますね。そして、多くの場合立ち直ることができます。それはたとえ何年かかったとしても。今回はその仕組みを考察していきたいと思います。
体・心・魂
これは完全に以前カウンセリングを受けた先生の受け売りなのですが、人間は「体」「心」そして「魂」の3つで構成されているそうです。「心」に「意識」と「無意識」があるのは何度か紹介しましたが、「魂」と「無意識」は「似ているようで違うもの」なのかな、と思っています。
「魂」は「純粋な思い」を持っているところで、「自分はこうありたい」というのを宿し、「美しさ」「創造性」といった抽象的な言葉で表現されるような部分になるそうです。
・・・うーん、説明が難しい。でも「自分がこうありたい」は「眠っているもの」ではないので、やっぱり無意識とは違うんですよね。
これを踏まえて、考えていきましょう。
心が折れたとき、こころは濁る
心が折れたときって暗く沈みますよね。分かりやすく言うと、心の中に光が差し込まないほど濁ってしまうのです。好きだった音楽も、言葉も心に届かないのは音楽や言葉が「光」だから。
同時に「魂」も見えなくなります。体・心・魂はつながっていますので。おそらく体調不良を起こす場合も多いのではないかと思います。
ただ、「魂」は「純粋なもの」なので基本的には濁りません。ただ、見失ってしまうことはあります。そのひとつが「心が折れたとき」なんだろうと思います。
時間が解決してくれる
心の「濁り」は時間が経てばだんだんきれいになっていきます。その間何かあればまた濁ることもあるでしょうが、ゆっくり、ゆっくり濁りは取れていきます。
僕は「心が折れるまでに至った時間」=「心の濁りが解消される時間」と考えています。例えば、心が折れるきっかけのもとをたどり、この頃から精神的にダメージを受けた、と考えられるのが2年前だとすると、特に何もなければ同じ2年かけて濁りは解消していく、といった具合です。
でも、多くの場合そこまで時間をかけずに「奮起」できることが多いのではないかと思います。
特別な「光」
僕は音楽が好きで、音楽を奏でるアーティストの言葉も好きです。もちろん、毎回すべてが響くわけではありません。
ただ、あるとき突然「刺さる」音楽や言葉に出会うことがあります。それは新しい音楽だったり、今まで何度も聞いてきた曲だったり、さまざまです。
おそらく、それは特別な「光」だと思います。
では、その特別な「光」が呼応しているのはどこでしょうか?
それが「魂」の部分だと思います。純粋な「自分はこうありたい」という部分に呼応した音楽や言葉達が、特別な「光」となって「魂」のところにある「思い」を呼び起こすのではないか、そう考えます。
「奮起」というとだいぶ大げさになりますが、「こうありたい自分」に近づくよう、「もう一度チャレンジしてみよう」という気持ちになるのではないか。そう考えています。
ただ、これが「決意」になってしまうとそこに縛られてその思いは濁った心に行ってしまうのでまた心が重くなってしまいます。でも、これは誰でも経験ありますよね。
「できるかどうかわからないけど、できたら嬉しいよね」くらいのスタンスで再度チャレンジしてみようと思えば、心に重い負担をかけずに体が動き、ものごとが進むにつれ心の濁りの解消も早くなる、といったところではないでしょうか?
まとめ
「魂」とか難しい概念を入れて説明しましたが、立ち直るきっかけになるもの(音楽で例を出しましたが、別にそれに限ったものではないと思います)は、「自分はこうありたい」というものを思い出させてくれ、「奮起」、ここでは「改めてチャレンジしてみよう」くらいの「軽い感じ」で再度行動できる、という感じなんだと思います。
このようになるために大事なことは「こうありたい自分」を抽象的な言葉でいいのできちんと持っていて、忘れないようにすることが理想です。何か物事を決めるとき、「自分はこうありたい」という思いを基準に決める、などは忘れないようにする方法のひとつです。
あとは、光を届けてくれる「オアシス」のような場所やものを見つけておきましょう。
最後に、今回のカラー。
「赤紫」です。嫌な過去を消し去るサポートカラーであると同時に、感性を高めてくれる色でもあります。「特別な光」を見つけやすくなるかも。
今回も最後までご覧くださいましてありがとうございました。
轟RADIO「こころいろ」
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