「感謝の言葉」が言えない人たち
仙台も桜の季節が終わりそうで、ぼちぼち新緑の季節に移ろいで行く感じです。県独自の「緊急事態宣言」下かつ「まん延防止重点措置」下で近所意外には本当に出歩かなくなりましたが、近所で感じる自然の移ろいは楽しみたいと思います。
さて、今回は表題の通りの苦言です。
「轟RADIO」では問題なし
まず、「轟RADIO」でやっているクイズに関しては、最終コーナーが「ツイキャス生配信」であることから、ツイキャスの場でこちらから感想を聞いています。「楽しかったです」も含めた感謝の言葉は必ず帰ってくるので、「轟RADIO」のクイズ参加者はその点よく理解していると思います。
別に「やってやったんだから感謝しろ!」ということではなく、客観的に見て「楽しかった」「ありがとう」といった言葉のコミュニケーションって、自然なことだと僕は思っています。
過去に「社会生活でのコミュニケーションが取れない人間には来てほしくない」とハッキリ言った経緯もありますからね。この方針は今も変えていません。
「クイズ民」への疑問
クイズを楽しんでいる人達は、「知的水準」は高いんだろうと思います。それはそれで素敵なことだと思います。
ただ、参加したクイズの開催者に対して「感謝のコミュニケーション」をきちんととっている人は半分にも満たないのではないかと思います。
ある方が毎週Twitterでクイズを出題し、20人くらいの方が答えています。で、「いいね」の数を見ると数件、「リツイート」はもっと少ない。リプライで点数申告制をとっているので、その中で「面白い問題でした」「楽しかったです」という言葉を書いている人も少数。
大抵は自分の点数と「〇〇は難しかった」と「感想」程度。
そこに出題者に対する「謝意」や「敬意」は果たしてあるのでしょうか?
別のクイズサイトの掲示板を見ても、「ありがとうございました」「おつかれさまでした」「楽しかったです」というコメントを残す人は半分くらい。
「博識でも人としてのコミュニケーション能力は決して高くないんだな」というのが僕の「クイズ民」に対しての印象です。
半分の印象で決めたくはない
そんなこともあり、時々「轟RADIO」のクイズを辞めようかと思うことがあります。ただ、前述した通り「轟RADIO」に集まってくれる皆さんにはそういったことはないので(「ツイキャス」という直接コミュニケーションが取れる場がある、というのもあるかもしれませんが)、他でどうのこうのあろうと、「轟RADIO」のクイズを打ち切るという判断にはなりません。
実は、「クイズ民」という括りは僕の親友の括り方です。考え方は僕と同じ方向なのですが、「轟RADIOに集まる人たちは必ずしもそうではないので、一括りにはしないでほしい」というのがホンネのところです。
ただ、半数位の人たちは実際に「知識はあるけど人間としての誠実さに欠けているのではないか?」と疑問を抱く状況なのは確かです。
感謝の示し方が分からない?
じゃあ、そういった人たちが実生活において人間としての誠実さに欠けているのかというと、決してそんなことはないんじゃないかと思っています。
実生活では、言葉の他に仕草や表情、目線などコミュニケーションの手段があり、言葉よりもそういったもののほうが重要だったりします。感謝の気持ちも言葉だけでなくニュアンスで伝わったりしますもんね。
これが、ネットになると顔が見えない関係。文字でのコミュニケーションしかありません(Zoomとかはありますが)。そうなると、言葉ではっきりと「ありがとう」と言わないと通じないものです。
FacebookやTwitterなど、たいていのSNSには「いいね!」等の機能があります。それも、「ありがとう」などの気持ちを伝えるツールでもあります。なんにしても、ネットの世界では意識的に「言葉にする」ことが重要です。
意識的に言葉に出す習慣
今後は、実生活においても「ありがとう」「ごめんね」などの相手にとってプラスの意思表示は意識的に言葉として伝える時代になっていくのが自然な流れではないかと思います(マイナスなことを口に出す必要はありませんね)。
というのは、ネットでのコミュニケーションが増えていく中、普段から言葉に出す習慣をつけておかないと、ネットの世界でもその言葉は出てこないと思われるからです。
このような言葉を言葉に出して悪いことなんてありませんから、どんどん口に出していけばいいと思います(恥ずかしいと思わずに)。
まとめ
今回は「クイズ民」の話からコミュニケーションの話題になりましたが、「クイズ民」の皆さん、悪者みたいにしてゴメンナサイ。
「ありがとう」等、普段から言葉として出しておくことで、ネットの世界でもその言葉が出やすくなると思います。
人間関係のストレスは恐らく誰もが多かれ少なかれ抱えているものだと思います。多分それはネットの世界の中でも言えることだと思います。
コミュニケーションが取れること、これは誠実さのひとつだと思います。その潤滑油のような役割をする「ありがとう」「ごめんね」「好き」とかこういった言葉を普段から言葉に出してみてください。
自然と、ネットの世界でもその言葉が書けるようになると思いますよ。
では、最後に「コミュニケーション」を題材にした動画クイズを紹介して終わりたいと思います。ありがとうございました。
轟RADIO「Sante Mentale」"木漏れ日散歩道"第24回
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