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勤続年数に関わらず増えない給料

おはようございます!

今日は11月28日発行シルバー新報1面【介護職の年収、全産業との差570万円】についてです。

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↓今回の記事のまとめ↓
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☑️日本介護クラフトユニオン(NCCU)は2020年度の就業意識実態調査の結果を公表した。
☑️55歳から59歳の平均年収はNCCU組合員352万円なのに対して、基本統計調査の全産業平均は927万円と実に570万円以上の大差がある。
☑️介護従事者の年収は勤続年数が長くなっても増えていないことが明らかになった。

以上のまとめを踏まえて私見です↓

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▽勤続年数に関わらず増えない給料
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今回の記事は、介護の労働組合である日本介護クラフトユニオンが公表した平均年収などに関する記事です。

新聞の一面の見出しとなり、全産業との差が570万円の差があることを強調していました。

平均年収を年齢別にグラフ化した表も添付されていて、介護従事者の年収はどの年代になってもずっと横ばいであることが示されています。

55〜59歳の全産業の年収が900万円以上あることにまずびっくりしましたがそんなもんなんでしょうか。

今や年功序列制度は崩壊しているので、今後の年収の動向に関しては参考にならないのかなと思います。

しかし、介護従事者の年収が上がらない仕組みには夢も希望もないなぁと感じます。


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給料を上げるには独立しかない
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僕の印象ですが、介護業界で給料を上げるには独立しかないように思います。

特に小さな会社では定年はあってないようなもので、会社を立ち上げた代表や社長、上司、先輩が引退する時ってあと何十年かなと思ってしまいます。

いつまでこの体制は続くのか…って感じですよね。

そうすると、ある程度経験すると独立を目指すことになります。

しかし、介護の人員不足や飽和状態であることを考えると、誰かが独立し介護事業所がさらに増えると、その地域の売り上げを分け合ってしまうので、一事業所の売り上げはどの事業所も頭打ちになります。

ずっと会社に居続けても昇給しない、独立しても売り上げを分け合うだけ、という悪循環です。

ただし潤ってる事業所は必ずあります。
潤っている法人や会社がそれぞれ積極的に給料をあげていくしかないのかなと思います。

処遇改善加算のように給料直結のようなシステムを作っても給料アップが実感できないのであれば、基本報酬を上げてもそんなに期待できないでしょう。

経営者の手腕にかかっています。
介護職の価値をあげるためにも、給料の見直しを是非して欲しいなと思います。



では、いってらっしゃい!




#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報

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