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第1回 NBAスタッツテスト 科目:基礎スタッツ 第2問 ガードについて

注意事項1:不正行為について
NBA.com/Stats を開いたり Basketball.Reference を参照するなどの不正行為に対しては厳正に対処します。
NBA JAPAN なら 開いても大丈夫です。
・不正行為に見えるような行為が見受けられた場合は,フレグラントファール1がコールされます。
・不正行為を行ったことが判明した場合は,その時点で1発退場です。
注意事項2:原則途中退出は認めません。ただしトイレや体調不良等やむをえない場合は手を高く挙げて監督者に知らせなさい。
注意事項3:試験終了後は速やかに退室すること。
注意事項4:本テストではNBA.com/Statsのデータを使用している。また,データは1996-97(1997)シーズンから2017-18(2018)シーズンのものとする。
注意事項5:各大問の最後に解答・解説がついているので要確認のこと。
注意事項6:カンターファンであることを事前に申請していただいた場合は忖度します。
注意事項7:問題中でいう「年齢(AGE)」とは,シーズン終了時点での年齢を指す。
注意事項8:「〇〇以上」という場合の線引きは,四捨五入前の数値を基に行う。

第1問はこちら。

NBAスタッツテスト 科目:スタッツ基礎


第2問(必答 / 配点17点) ガードについて,次の問1~3に答えよ。

問1[6点] 次の図は30試合以上出場&平均8アシスト以上を22歳以下で達成した選手のリストである。

空欄①②に適する選手の組合せとして適切なものを次の A~F から選べ。

A.①ステフォン・マーブリー ②ロンゾ・ボール(2018)

B.①バロン・デイビス ②ロンゾ・ボール(2018)

C.①スティーブ・ナッシュ ②ロンゾ・ボール(2018)

D.①ステフォン・マーブリー ②ケンドール・マーシャル(2014)

E.①バロン・デイビス ②ケンドール・マーシャル(2014)

F.①スティーブ・ナッシュ ②ケンドール・マーシャル(2014)

問2[5点] 30試合以上出場&平均8アシスト以上を33歳以上の年齢で達成した選手は全部で6選手いる。ジョン・ストックトン,ジェイソン・キッド,スティーブ・ナッシュ,マーク・ジャクソン,ゲイリー・ペイトンともう一人は誰か。

問3[6点] 30試合以上出場した選手について,平均8アシスト以上を記録しつつ総シュートのうち90%以上が2Pシュートだったことがあるのは全9選手(総計20回)である。このうち,2010年代における当該スタッツ達成事例は以下である。

空欄①②に該当する選手の組合せとして適切なものを次の A~D から選べ。

A.①ヤニス・アンテトクンポ(2017 / MIP 受賞シーズン) ②ラッセル・ウェストブルック(2010 / ドゥラント・ハーデンとのトリオ時代)

B.①ベン・シモンズ(2018 / ルーキーシーズン) ②ジョン・ウォール(2012 / NBA2シーズン目)

C.①レブロン・ジェームス(2018 / すごかった) ②デリック・ローズ(2010 / MVP前シーズン)

D.①レイジョン・ロンド(2008 / 優勝シーズン) ②レイジョン・ロンド(2014 / BOS→DAL移籍シーズン)

※注意※ 以下,第2問の解答・解説

問1 30試合以上出場&平均8アシスト以上を22歳以下で達成した選手のリスト,完全版はこちら。

正解 D.①ステフォン・マーブリー ②ケンドール・マーシャル(2014)

注記1:ロンゾ・ボール(2018)のスタッツ。まだ20歳なので,近いうちに達成しそう。

注記2:スティーブ・ナッシュは1997シーズンのデビュー時点で23歳だったので,そもそもこのリストから外れる。含まれるとしても,1年目のスタッツは傑出したものではなかった。

問3 ステフォン・マーブリー,バロン・デイビスの,22歳以下の時点のスタッツを並べるとこうなる。マーブリーすごい。

問2 30試合以上出場&平均8アシスト以上を33歳以上の年齢で達成した選手。ジョン・ストックトン,ジェイソン・キッド,スティーブ・ナッシュ,マーク・ジャクソン,ゲイリー・ペイトンと…レブロン・ジェームス

問3 2010年代に,30試合以上出場しつつ平均8アシスト以上&総シュートのうち90%以上が2Pシュートだった選手リストの完全版がこちら。

正解 B.①ベン・シモンズ(2018 / ルーキーシーズン) ②ジョン・ウォール(2012 / NBA2シーズン目)

注記1:①について A.ヤニス・アンテトクンポ(2017 / MIP 受賞シーズン),B.ベン・シモンズ(2018 / ルーキーシーズン),C.レブロン・ジェームス(2018 / すごかった),D.レイジョン・ロンド(2008 / 優勝シーズン)のスタッツを並べてみる。

前から言ってるけど,ベン・シモンズは異常なんですよ。レブロン・ジェームスさんは2Pシュート成功率が60%超(!!!)とはいえ,シュートの 1/4 は3Pなんです。ヤニスも,なんやかんやでシュートの 1/6 くらいは3Pなんですよ。優勝シーズンのロンドはまあ 100本中3本くらいがスリー(だから「こいつに外のシュートはないとバレまくってるのに2Pシュート成功率が50%もあるん)でこれもまあ狂ってるですけど,ベン・シモンズ!ベン・シモンズは100本中1本がスリーですよ!意味わかんない!それなのにヤニスばりの確率で2Pシュート決めてくる!なんなの!

注記2:当初はスリーを全然撃ってなかったジョン・ウォールやロンドが,キャリアを経るにつれスリーを撃つ&まあまあ決めるようになったんだから,いずれベン・シモンズがスリーを撃ち始める可能性がゼロではないんじゃ…

注記3:A.ラッセル・ウェストブルック(2010 / ドゥラント・ハーデンとのトリオ時代),B.ジョン・ウォール(2012 / NBA2シーズン目),デリック・ローズ(2010 / MVP前シーズン),D.レイジョン・ロンド(2014 / BOS→DAL移籍シーズン)のスタッツを並べてみる。

2010ウェストブルックと2012ウォールのスタッツがそっくり。ただ,2010ウェストブルックのAST数は四捨五入して8.0のため,問題中リストから漏れている。2010デリック・ローズ,シュートの95%以上が2Pなのに成功率が50%超えている。すごい。

「第3問 フォワード編」に続く

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