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2020年 世界の最新ラーニングシステムトップ8(備忘録)

COVID-19パンデミックの流行に伴い、多くの組織や教育機関がeラーニングを利用するようになりました。このような困難な時代には、教育を継続するには最も安全で効果的な方法です。そして、従業員とトレーニングマネージャー、学生と教師が常に接続され、いつでも必要な時に学習コンテンツにアクセスできるようにしておくことが、とても重要です。

本ブログでは自分への備忘録を兼ね、2020年現在の世界の最新ラーニングシステムTOP7を列記しておきます。ご興味のあるかたはご覧になってください

Learning Management Systems (LMS)

学習管理システム(LMS)は、教育コンテンツの管理と配信を容易にし、採点、統計処理、レポート作成などの面倒な作業を全て自動化します。まさにeラーニングには欠くことのできないシステムです。

1.CornerstoneOndemand

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Cornerstone Ondemandは、従来のラーニングマネジメントシステム (LMS)の一歩先を行く、世界No.1の学習管理システムです。コーナーストーン・ラーニングは、規模に合わせて柔軟な拡張性を提供します。コンプライアンス対応を始め、企業のニーズに合わせて自律的な学習環境を支援します。最新版では、従業員のリカレント教育やスキル育成のコンテンツを提供します。各分野の専門家たちがキュレーションし、機械学習でさらに品質が上がったコンテンツを自由に選択できます。また、Salesforceの画面上で、コーナーストーンラーニングにアクセスでき、活動状況に応じた営業教育を習得できるよう支援します

2. iSpring Learn

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iSpring Learnは、高度なユーザー管理とコンテンツ管理、優れたオーサリング機能、強力なレポートエンジンを備えたシンプルなクラウドベースのLMSです。SCORMコースを含むトレーニング教材を無制限にアップロードし、学習者にコンテンツを割り当て、学習成果を管理することができます。また、LMSに付属のオーサリングツール「iSpring Suite」を使えば、ブラウザ上で簡単なコースを作成したり、インタラクティブなコース、ダイアログシミュレーション、クイズ、ビデオチュートリアルなどを無料で作成することができます。Zoomとの統合によりバーチャルトレーニングセッションを開催したり、オンラインイベントや教室でのトレーニングをカレンダーでスケジュールすることができます。

3. Adobe Captivate Prime

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Adobe Captivate Primeは、スキル管理と詳細なレポート作成が評価されているLMSです。多くのプラットフォームとは異なり、ビジネスパートナーのトレーニングなど、外部グループを作成して管理することができます。また、この LMS は、その豊富なソーシャル学習機能でも際立っています。それは、学習者がコース固有のディスカッションボードにて議論できるだけでなく、プラットフォーム上でビデオやオーディオコンテンツを記録し、仲間とそれを共有することができます。

4. SAP Litmos

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SAP Litmosは、学習管理システム機能と共に、コンプライアンス、プロジェクト管理、自己啓発など、さまざまな映像教育コンテンツを提供する統合トレーニングプラットフォームです。また、付属のコンテンツオーサリングツールも装備されています。 クイズやアンケートを作成したり、テキストのインフォメーションページを作成したり、他のウェブサイトからのコンテンツを埋め込んだり、ビデオで評価を行ったり、既存のファイルからのコースを組み立てることもできます。

5. TalentLMS

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TalentLMSは直感的な学習プラットフォームで、eコマース、xAPI、cmi5、Aiken & Gift、Watershed LRSのサポート、Zapierとの統合機能もあります。ビデオ、PPTスライド、SCORMパッケージなどのさまざまなコンテンツタイプを組み合わせてシンプルなコースを構築し、クイズを追加して学習者に割り当てたり、LMSから直接オンラインで販売することもできます。システムの機能性を強化するために、Zoom、Slack、Googleカレンダーなどの数百ものサードパーティサービスとの統合も可能です。

6. LearnUpon

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LearnUponは、インターフェースデザインが魅力的な学習管理システムです。の競合他社とは異なり、異なるデザインの複数の学習ポータルを作成し、さまざまなグループの学習者を別々の環境で教育することができます。また、Salesforceと統合されているため、会社でこのCRMを使用している場合は、2つのシステムを簡単に接続し、LearnUponをSalesforceのユーザーダッシュボードに組み込むことで、身近な環境でトレーニングを提供することができます。

7. Moodle

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Moodleは、学校や高等教育機関で最も広く使用されている無料のオープンソースLMSです。様々な種類の学習教材を組み合わせてオンラインコースを作成したり、仮想の教室を管理したり、成績、コース修了、学習者の活動、コンピテンシーを追跡したりすることができます。LMSの能力を強化するために、コースオーサリングからより良いユーザーエクスペリエンスとエンゲージメントまで、学習をさまざまな側面からカバーすることができます。Moodleプラグインを使用することも可能です。

8. Sakai

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Sakaiは、主に高等教育機関向けに設計された無料のLMSです。現在の学習プラットフォームで利用可能な標準的なeラーニング、ティーチング、コラボレーションツールがすべて含まれています。また、BigBlueButton、Office 365、SCORMCloud、WordPressなどのサードパーティ製アプリとのLTIやAPI連携も充実しており、コミュニティメンバーが作成したSakai独自のツールがアドオンコンポーネントとして投稿されます。ちなみにSakaiというネーミングは昔、料理の鉄人という番組に出ていた坂井シェフにちなんで付けられたそうです。

いかがでしたでしょうか?世界には様々な学習管理システムがあります。ちなみに日本よりも3歩も4歩も先を行っています。5年後くらいには日本製でも、このような学習管理システムが出てくるかもしれませんね。ちなみに日本製で最もお薦めなのはMobile Learning Systemです。モバイルでの活用に優れていて様々なコンテンツをSCORMを介して載せることが出来ます。価格帯もリーズナブルです。

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