【伝説の】IBD3人によるエンターテイメント【コラボ】 をみて

 こんばんは、そふぁーです。

https://youtu.be/rxiz5K96u90

 うまくリンクが張れませんでしたが、【伝説の】IBD(炎症性腸疾患)3人によるエンターテインメント【コラボ】を応援する意図も含め、色々と書いていこうと思います。
 まずは、皆様動画をご覧ください。

 見ましたか?では、次は年寄りがお送りする活字にお付き合いください。感想は最後に書きます

1.IBD かも?と疑うきっかけ

 動画で触れられていましたが、血便が最初に表出すると痔を疑う方、大腸癌を疑う方、色々かと思います。ただ、一般的に大腸癌は30代以降、徐々に罹患率が高くなりますが、実質的な好発年齢は40歳以降ですので【1】、20代で疑うべきは IBD であると言えます。
 具体的には、UC の場合は粘血便、CD の場合は下痢と腹痛が主となります。さらに 10 代で痔瘻を認めた場合には、CDである事が多いです。

2.親類や社会との付き合い方

 現在では様々なリーフレットや冊子があるため、鑑別診断と共に本人たちには IBD に関する簡易な情報を紙媒体で手渡す場面も増えていると思います。しかし、IBD の好発年齢が10-20代にある以上、学校の教員や保護者に対する情報提供体制が整わなければならない点は大きな課題です。
 各種団体が要望により実現した冊子も重要ではありますが、教員がどの程度読んでいるのか、疑問に思う例も少なくありません。
 個人的な意見としては e-learning などを利用し、正しい情報を取得する事を目指す体制が必要だと思いますし、最低限のラインとして学校医や学校薬剤師、保健師など教育現場に対するアクセスが良好である医療従事者は、担当する学校で患者がいた場合は、情報提供を行う事を推奨する体制が求められるのではないでしょうか。

3.病気との付き合い方-食事から親まで-

 上記を再度ご覧頂ければと思います。

最後に

 とりあえず、全員非常に良い方だなという感想です。
 私は、真面目なことを書く事に定評があるかと思いますので、今後も徹底して真面目な情報発信に努めてまいりますが、病との旅というのは、如何に気を抜くかという部分が肝要です。
 得意淡然、失意泰然という言葉をご存知でしょうか。良いことがあった時は、驕り高ぶらず、悲しいことがあった時にはゆったりと構えると良いという意味です。
 彼らの動画を見ていると、自分なりに病と折り合いをつけ進んでいく背中が見えます。その姿を垣間見ることは、非常に眩しく、また嬉しいものであります。

参考文献

【1】厚生労働省. 大腸がん罹患率の推移. 2006

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