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NHKマイルC~全頭の評価と印

こんばんは。週末になるまで記事を出せずに申し訳ない。今までは「前走○○組のについて」というような分析記事を書いてきたが、それだと分析記事を書かなかった=分析しなかった馬が馬券内に来た時に金銭的なダメージを受けるため、出頭する全頭を分析する記事を書くようにしたい。それを小分けにするのか、まとめて記事にするのかは場合によるが、今回は全頭の評価と印をこの記事で書くことにした。☆をそして次の記事でどんな馬券を買うか書くつもりだ。

消1番フロムダスク

調教で鋭い動きをしていたらしい。マイルは朝日杯に出ているが16着。出遅れてのものなのでそのまま評価はできない。ただクロッカスSを見ると逃げて2頭につかまっている。マイルは長い気がする。京王杯2歳S2着の実績もあるがこれも1400。東京は0-1-1-0で相性はいいが、瞬発力ではなく前に行って長く脚を使うタイプ。広いコースは合いそうだがスタミナが持つか。プリンシパルSではパクスオトマニカが逃げて粘り切った分、内はよさそうだが今回はマークがきつくなる可能性が高い。

〇2番モリアーナ

東京マイルは1-0-1-0。武藤Jから乗り替わりとなるが、鞍上は典弘Jは2-1-1-3
5番人気に限定すると2-1-0-1。内枠のノリさんは怖い。前走は追い出しが少し早かったように見える。能力が足りていて鞍上が強化されるなら今回は要注意。東京マイルでは2戦とも上がり最速(34.0と33.0)を使っている。過去10年で当日上がり最速なら1-4-1-5/11。外枠から上がり最速を使う方がいいのだろうが、鞍上は去年マテンロウオリオンで1枠1番から上がり最速で2着に持ってきているので心配は無いだろう。またノーザンF生産馬は4-3-6-45/58で複勝率22.4%、牝馬に限定すると2-2-1-13/18で複勝率27.8%。

△3番ウンブライル

評価しているのはクイーンCの内容。1番人気を裏切る形になったが、このクイーンCは外を回して0.3秒差の6着だった。NZTは大外枠から0.2秒差の2着で上がり最速を使っている。鞍上の武史Jは過去10年で0-0-0-3だがいずれも7番人気以下で、うち2走は20年に8番人気ウイングレイテストを上がり最速で7着、11番人気リッケンバッカーを上がり最速で4着に持ってきている。またノーザンF生産馬は4-3-6-45/58で複勝率22.4%、牝馬に限定すると2-2-1-13/18で複勝率27.8%。

☆4番ショーモン

ここまで2-1-2-0と安定した成績。マイルの最速時計は1分33秒台で時計が足りないようにも感じられるが、計測したのは良馬場の阪神で東京ならばもっと速い時計が期待できそうだ。アーリントンで渋った馬場で粘れたのは評価でき、馬場が渋った場合の担保もある。またノーザンF生産馬かつ前走アーリントンC着差0.2秒以内なら1-0-2-3/6で複勝率50%。

△5番シングザットソング

吉田J鞍上だと2-0-1-0。前傾戦のフィリーズレビューは外を回して4角4番手から粘り込んでの勝利で価値ある内容。桜花賞は11着だが、岩田望来Jに乗り替わっての7着だった。1.32.9の時計を出しており、速い流れの中での追走は
できると思っている。エルフィンSでは出遅れながら11-11-11から上がり33.2秒で3着。またノーザンFかつ前走桜花賞組は0.6秒以下の負けの場合、0-1-0-4。馬券内に足りるかどうか微妙なため△止まり。

消6番エエヤン

ここまで3連勝中。NZTは稍重の馬場を4-2-3から1.33.7走破で勝利。1頭だけ脚が明らかに違った。東京は2000、1800で適性距離ではないと考えると、もっと速い時計が出せるはず。ただ乗り替わりはマイナスか。デムーロJは過去10年で2-1-0-5/8だが戸崎Jは0-0-0-9。5番人気以内でも0-0-0-6。馬場が渋れば好材料だが、他にも買いたい馬がいるため今回は鞍上で消すことにした。

消7番オールパルフェ

デイリー杯2歳Sで勝利したが、その時のラップは47.3-46.2とスローペースで逃げ切っている。近2走は凡走しているがいずれも45.7-48.2、47.3-49.5ハイペースになっており、この馬には展開が向いていなかったと思われる。自分でペースを作れればいいが今回は前に行きたい馬が多く、楽には逃げられないので今回は消し。

▲8番セッション

前走はアーリントンC2着。重馬場でオオバンブルマイの差しが決まる中、前で粘り込んだこの馬は評価できる。重馬場で1.33.9は優秀だがマイルはこの1戦のみ。しかし追い切りは今回抜群のため、今回は買いたい1頭。またノーザンF生産馬かつ前走アーリントンC着差無しなら1-0-1-2/4で複勝率50%。

消9番ナヴォーナ

前走はアーリントンCで0.4秒差の7着。ノーザンF生産馬かつ前走アーリントンC着差0.5秒以内なら0-0-3-4/7で複勝率42.9%。しかし田辺Jは0-0-0-6。5番人気以内でも0-0-0-3。矢作厩舎は0-0-0-8。5番人気以内でも0-0-0-2。矢作×ノーザンでも0-0-0-2。今回は鞍上・厩舎で今回は消し。

△10番オオバンブルマイ

ここまで3-0-0-1。馬券外に飛んだのは出遅れた朝日杯のみ。前走アーリントンC勝利なら2-0-0-4。前走は差しが決まる展開で中団から差した。今回も差しが決まる展開になる可能性は高いが武豊Jは0-0-0-8、5番人気以内でも0-0-0-4。また最高着順で7着と全て着外に敗れている。△止まり。

☆11番シャンパンカラー

ドゥラメンテ産駒。NZT3着。マイルは2-0-1-0。東京マイルも2-0-0-0で33.4、33.9と速い上りが使えている。特に2戦目の1勝クラスベゴニア賞では1-1から33.9の上がりを使っており2着に破ったヒップホップソウルはフラワーC2着と好走している。敗れたのは2000mの京成杯のみ。マイルが適性距離なのは間違いない。

消13番ドルチェモア

前走NZTは逃げて7着。叩きとして使ったのは明らかだが7着は負け過ぎか。
逃げても2-1-1-6/10と複勝率はいいが、馬券になったのは5枠までで7枠から逃げるのは厳しい。となると外差しの競馬をすることになるが、4番手以下で競馬をしたことは無く、また先行するとハイペースに巻き込まれる可能性もある。鞍上の三浦Jは0-1-0-3で全て15番人気以下の馬に騎乗しているため評価はできる。ただ須貝厩舎は0-0-0-4で全て2桁着順に敗れている。今回は消し。

消14番ユリーシャ

前走のアーリントンCは1.1秒差の11着。大逃げを打ったが逃げ切れずに捕まった。馬場が重くなるのはマイナス材料。今回は前に行く馬が多く、展開が合わないと思われるので消し。

消15番カルロヴェローチェ

マイルでは中京の白梅賞を勝利。1番手から上り最速の34.2を使った勝っている。2000mの野路菊Sは距離が長すぎたか。渋った馬場に強いシルバーステート産駒だが、この馬は良馬場でも実績がある。ただ折り合いに難しいところがあるので内枠がよかったが外枠に入ってしまった。また鞍上のレーンJは0-0-0-3。全て4番人気以内。また須貝厩舎も0-0-0-4かつ全て2桁順位で今回は消し。

消16番タマモブラックタイ

前走ファルコンSを勝利して2連勝中。もともと芝を走っていて、ダートに転向、また芝に戻ってきた珍しい馬。新潟2歳Sでは9着に敗れており時計1.36.7からも良馬場のマイルは時計的に厳しいと思われるので今回は消し。

消17番ミシシッピテソーロ

前走NZTは0.5秒差の5着。東京マイルは2回走っており、アルテミスS:1.34.8で1.0秒差の9着とクイーンC:1.35.6で2.5秒差の15着。重賞クラスになると時計が足りないか。また上がりや時計がかかる方がこの馬には向きそうだ。当日はそこまで雨が降らない可能性が高いので今回は消し。

◎18番ダノンタッチダウン

前走皐月賞18着。今までマイルを使ってきた馬だったが皐月賞に使って18着、しかも5.5秒差の大差負けを喫した。ただ最後の最後までパワーを使い切ったとは言い難く、川田Jは勝負が決したと思って次走に向けてスタミナを温存したのではないだろうか。マイルでは1-2-0-0。デイリー杯2着、朝日杯2着とマイル重賞も連対している。マイル3戦は全て上がり最速を使っており、外からだと差しが利く可能性は高い。川田Jは去年もダノンスコーピオンを18番から勝利に導いている。川田Jは1-0-1-4/6、安田隆行厩舎は1-1-0-3/5、ノーザンF生産馬は4-3-6-45/58。去年のダノンスコーピオンは川田Jかつ安田隆行厩舎の所属。

続いて上記を踏まえた上でどんな馬券を買うか書いていきたい。
ここまで長い記事を読んでいただきありがとうございました。

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