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のばなしコン「柿田川湧水を守る活動と水族館人たち(2日目)」


柿田川湧水へ


柿田川湧水


同時期にマイクロアートワーケーションで一緒になった現代美術家の増山士郎さんと初対面(宿が別々なので)私が少し狩猟をやっているという話から増山さんのイヌイットに同行していたときのエピソードでひとしきり盛り上がってランチミーティング。ホストの西島さんと清水町くらし生活安全課生活環境係の杉山大介さんのご案内で国・町から特別侵入許可をいただき、胴長靴で柿田川湧水へ。

清水町くらし生活安全課生活環境係の杉山大介さん

今回ご一緒する現代美術家の増山士郎さん

柿田川の固有種のミシマバイカモの保全をメインに昔からトラスト運動が盛んで、個人で川の土地を購入したりなどもしているそうです。
↓ミシマバイカモの蕾。


⇩外来種のオオカワヂシャ。繁殖力が強く、固有種であるミシマバイカモの生息域が減っている。夏にはオオカワヂシャの駆除活動がある。

柿田川における外来植物対策

伊豆半島固有の青いサワガニも


ダンス作品と保全について


さて、ここでダンサーである私がここまで保全活動などに惹かれるかについて少し説明したいと思います。
というのも子供のころから環境保全や研究者の道に進みたかったというのが大きいです。今は道を踏み外してダンス作品を上演したり、WSを行ったりしていますが、結果的に人体を知ることで生物を知る・伝えるという活動をしていきたいです。一言でいうとよく動く一種のサイエンスコミュニケーターという側面があるかと思います。
そして各地で環境保全や研究をしている方のご協力を得て、リサーチしたものをモチーフに上演やWSをしてきました。そういった経緯を踏まえて今回のマイクロアートワーケーションに柿田川と幼魚水族館にお伺いさせていただきたいと応募させていただいたら叶いました。あらためてアーツカウンシルしずおかの皆様に感謝申し上げます。

過去にストレンジシード静岡に出演した際に受けたインタビューもあります。

幼魚水族館へ

今回の旅の目的の一つでもある幼魚水族館へ。

サントムーン柿田川の中にある幼魚に着目した水族館で、金髪セーラー服がトレードマークの岸壁幼魚採集家・鈴木香里武さんが館長です。また、海の手配師・石垣幸二さんが広報です。ちなみに私はお二人のファンでしたが、石垣さんがいらっしゃるということで、とても丁寧に展示事情や手配のエピソードやさまざまな研究者のユーモラスな一面などたくさんご案内いただきました。


こうやってみるとパッと見、クラゲとビニール、見分けがつかないですよね。

清水町では昨年から幼魚サミットを開いています。

私の大好きな安住紳一郎の日曜天国にもご出演していたので感無量。


水族館がさまざまな地域にあることの重要性など、↑こちらが聞きやすいかと思います。

また、毎年全国の小学生を集めて水族館1日館長体験をしています。幼魚は生魚と比べてはるかに環境の変化に弱く、水の交換も一滴ずつ調整が必要だということから実際にその調整から体験を始めていくそうです。

ミュージアムグッズもしっかり監修している

幼魚水族館についてはまた別日にも行こう思っていますので続きは後日。

giwaのBarでフレシノを語る

今回の宿のgiwaでは21:00~22:00地元のクラフトビールなどのBarを開いています。スタッフのちはさんがBGMをかけているのですが、私が坊主頭になってしまった原因のラッパーのkid freshinoがかかってからフレシノについて爆語り。フレシノ知っている人が周りにいなくてつらかった移住してからのこの3年分喋りました。
一番好きなのは「Turn.」とC.O.S.Aと組んだ「LOVE」。特にLOVEでのC.O.S.Aのリリックには打たれまくるものがあります。今日はこれで終わりにしたいと思います。


-隠したくなる事柄 当然 一つや二つじゃねえ 俺ら でも肩で風切り歩くのさ 干渉と言わずに互いを理解する 歩幅の違いを今は理解した-


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