池田ひとみ「松崎町4日目」

マイクロ・アート・ワーケーションも折り返しの4日目となった。始まる前は、制作を伴わない滞在というのが初めてという戸惑いと、何もできないかもしれないけれど大丈夫だろうかという不安があった。
いざ始まってみると、松崎町の持つ観光資源、文化的財産が沢山あり、何より出会う方々から沢山の話を聞かせて頂き、情報量が多い。地理的なことを把握するのも含め、頭のキャパを超えている感じもする。

また色々な場所を回っていると、もっと歴史や美術史、神社仏閣など色々詳しかったら、理解できることも多いのになと思って悔しい。ここ数年思っていることではあるが、もっと勉強しなければなと思う。

この日は浄感寺（長八記念館）がかなり情報量多めでした。入江長八の天井画『雲龍』と彫刻はこちらも松崎町出身の石田半兵衛（邦秀）の作品。
約３００年前の元禄時代の松崎村大火で焼失した浄感寺の再建（１８４５年）に係わっていて、作品をみることができます。