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静岡というと富士山、というイメージがあったけれど、伊東市では山というと大室山になる。
この私たちが今回旅人として拠点とする伊豆高原エリアは、大室山が噴火して流れ出た溶岩がつくった地形だそうだ。

地元の人の中には生粋の「伊東人」かどうか、という考えもあるそうで、東京からこれほど近いにも関わらずこうしてプレート3つが重なり、海も山もあり、溶岩の大地で温泉があり、という土地はかなり特殊で、そこで生まれ育った価値観はたしかにあるだろうなと思った。

昨日は下田から河津のあたりと、そして宿泊拠点を伊豆高原から冨戸の方へ移したこともあり、たくさんの海岸線を見たが、入江も湾も磯も、溶岩が流れ出して冷えてできた土地に今自分が立っている不思議さを感じる。


この日はりんがふらんかの館長さん、安田さんの紹介で静岡の富士市在住の作家さんと、また藤枝市で活動する作家さん2人にお会いした。

富士山を通り過ぎて追い越して移動しながら、静岡の横の長さを感じる。



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