綿貫大介「結局みんな浜崎あゆみに憧れる」(滞在2日目)
さわやかな朝に聴きたい曲。ドライブで聴きたい曲。そんな風に、さまざまなシーンごとに似合う曲というのは存在する。僕はいつも東京を離れると、なぜかスピッツを聴きたくなる。スピッツをいろんな知らない風景に合わせて聴くと、不思議不思議。どんな土地にもピッタリ合って、完全に自分自身が風土の一部になれるのだ。
まるで自分は生まれた時からずっとこの土地に住んでいて、今日も(他人にぶつけようのない)どうしようもなくつたない感情を抱えながら生きているような気持ちになる。つまりそれは思春期の感