人生が変わるのはいつなのか?『変化』の話。エッセイ

嫌なことはいつだって終わりがはっきりとしない。
自分の人生がはっきりと変わったのは「いつなのか?」という明確なラインは絶妙で、ここ!という点が分かる変化は少ないように思う。変化はいつだってグラデーションだからだ。

自分という存在は、当然ながら常いかなる時にも一体過ぎて、「変化」については分かりにくい。
ひさしぶりに会った友人から「なんか変わった?」と声をかけられて、初めて自分の変化に気づくことも少なくない。

だけれども、自分という生き物は知らずのうちに、いつのまにか、色んなものからの影響を受けて、変わらず過ごしているようでいて、少しずつ変わっているものでもある。
もちろんその変化は、人それぞれのペースがあって比べるものではないし、それぞれの状況などによって変化の度合いも違うため、比べられるものでもないと思う。

だけどやっぱり、他人と接することでいい影響を与えられることはとても多いと感じる。
自分のことを人へ話したから得られたヒントや、話してもらったことの中から学べることがたくさんある。

ここ1ヶ月で、その人との出会い・繋がりというものがいくつか新しく生まれた。
つい先月までは他人だった、自分のこれまでの生活圏内では決して交わらなかった人との繋がりや、メッセージのやりとりを見ると、自分は少しずつでも変わって来ていることを体感できる。

知らない人とたまたまが重なって話せたこと、メッセージや電話をして言葉を投げ合えたこと、「また会いましょう」と言い合える人がいること。

それぞれの人の人生経験を聞くたびに、その人の背景が見えて、この人はこういうものを大切にして来たんだなということや、その人の芯にあるものを見つけられることがすごく楽しい。

どういう繋がりになっていく人なのか?がまだ分かっていない今の時間も、すごく貴重だと思える。
初対面の人と、その場だけの繋がりも好きだし、そこから派生して新たな繋がりが発展していくこともワクワクする。

人との出会い、繋がり、交わりの中で
人は自分の中のまだ気付いていなかった自分や、もっと変えていけることを具体的に見つけられるのだと思う。
また、人と話すことで自分の内側に抱えていたものを言葉としてアウトプットできるもの、改めて自分を見つめることにも繋がるため、今の自分の思いを齟齬なく理解できることもありがたい。

特に、刺激的な人との出会いは、何気ない会話の節々に自分を大きく変えるチャンスとなるヒントが散りばめられていて、とても楽しい。人の人生経験を聞かせてもらえることは、とても価値のある時間だと感じる。

自分から外に出ていき人に話しかけることは、「また話したい」「また会いたい」と思える魅力的な人と出会える機会を探しにいくことになってこの星には、まだまだ知らない世界や想像もしなかった魅力的な人がたくさんいるのだと気付かされて、自分の視界が広がる。



◽️ブログ内容へのメッセージなど、お気軽に頂ければ嬉しいです🌷

↑こちら✉️までご連絡をおねがいします。tamura

いいなと思ったら応援しよう!