MITSUKO

もと料理人。前橋の中心市街地に日曜日だけのカフェ「サンデールーム 」をはじめたのが19…

MITSUKO

もと料理人。前橋の中心市街地に日曜日だけのカフェ「サンデールーム 」をはじめたのが1999年の夏。その後、幼少の頃から探しもとめていた世界が自然栽培にあると直感し、地元で産地と流通の拠点をつくるため2012年食材店、2017年サロンをつくる。もとめている世界とは?探求と実践の記録

マガジン

  • 暮らしの中で見つけた、小さな書く種

    • 18本

    仕事だけでなく、日々料理をしたり、掃除をしたり、子供と向き合ったり……。そんな中での「小さな発見」に、水をやって芽を出してみませんか?種のまま地中に眠らせておくのではなく、それを拾い上げ、書いてみることで、今までと同じ毎日なのに、何かが変わってくるかもしれません。そして、みなさんとのコメントのやりとりで、種に花が咲き、実ってどこか他の町に飛んでいくといいですね。

  • お仕事報告

    • 7本

    ライター塾で、ぐっと濃密な時間を過ごした6人は、不思議な連帯感が生まれるようで す。特に「隣の人にインタビューをして書く」という課題では、「その人らしさ」を掘り出し、文章で綴るという面白さはもちろん、逆に「質問に答える」という体験で、「私ってこんなこと考えていたんだ!」と発見できた方も多いのでは?そんな時間を過ごして、日常に戻ったその後に、仕事への向き合い方が変わったりしたでしょうか? 今こんな仕事をしています、ということを、ぜひ発信してみてください。そして、それに対してみなさんのコメントをお願いします。自分ひとりで向き合っていた「仕事」を、誰かに語ってみたら、何かが動き出すかもしれません。そして、もしかしたら、あの人とこの人の仕事がつながることがあるかもしれません。 それぞれの方の「今の仕事」を「動かす」ためのプラットフォームです。

  • 我が町紹介

    • 7本

    北は北海道から南は鹿児島まで。ライター塾には、びっくりするぐらいいろいろな場からみなさんが参加してくださいました。オンラインになってからは特に、場所という制限を取り払うことができたと感じています。そこで、せっかくなので、みなさんに「わが町紹介」をしていただきたいと思います。北海道のご自宅の窓の外の風景を投稿してくださるだけで、みんな感動することと思います。わが町ならではの風景、おいしいもの、楽しいお店。なんでも大丈夫。いつか、コロナが終わったら、みんなでその町に遊びに行けたらいいですね。

  • みんなの自己紹介

    • 12本

    ライター塾の初日のことを覚えていらっしゃるでしょうか? いちばん最初にしていただいたのが自己紹介でした。その後、次々に出てくる課題に取り組んでいただき、自然に6名の仲間たちの結束が固まってきましたよね。この「ライター塾サロン」では、6名の枠をさらに広げて、互いに交流していただければと思います。 そこで、まずサロンを始めるにあたって、みなさんの自己紹介を投稿してみてください。 ライター塾後に、周りの状況が変わった方もきっといらっしゃるはず。そんな近況報告も兼ねて、書いていただければと思います。 できれば、どんな方なのか姿が見えた方が、より親近感がわくと思うので、差し障りがない方は、写真もアップしてみてください。 私も改めて、このサロンでみなさんと出会い直すのを楽しみにしています。

  • 一田からのお知らせ

    • 2本

    一田憲子からのお知らせを載せていきます。

最近の記事

カフェ再開によせて

サンデールームは24年目。12年前に食材店に大きく舵を切った時に一旦ストップしたカフェを再びかたちを変えて始めようとしている。 1999年の夏、思いつきで始めてしまったサンデールームも継続するためにはかたちを変えてさまざまな事業に取り組んできましたが、ようやく今になってニーズに応えられるカフェを営めるのではないかと推測しています。当日はニーズなど皆無でしたから。24年かけて育んできた賜物は、すばらしい生産者やメーカーさんからわけていただく質のよい食材たち。こういうパートナー

    • インスタライブで気づいた口癖

      HPに週一連載しているコラムが滞っています。パソコンに向かう時間をまとめてとれないでいます。そのかわりといっては何ですがインスタライブ格闘しています!告知やお伝えしたいことは毎日多く、発信要請があるので10分〜20分でできるライブはありがたく、有効活用できるといいなと思っております。 有効活用できているか?の結果にはすぐにつながっているとは言えませんが、少なくともコラム読者より多くの方の目にはふれているようです。がんばろうねー! ライブでの話し方、特に「なんか」を乱発する

      • そろそろ覚悟決めるとき

        剥がれたタイルを修繕して保健所の許可がおりてからプレオープンしたカフェですが、本格的なオープンに向けてのリフォーム第二弾。電気、ガス、水道、厨房設備、左官、木工、板金それぞれの職人さんと、とりまとめる監督さんと8人のチーム。イメージはほぼ決まり、3月中には仕上がる予定です。 これからスタッフ募集し、料理の研修して4月にグランドオープンという流れ。4、5、6月と自然素材の衣にまつわる展示会が決まっているのでカフェができているのは望ましいこと。6年前に手がけたDIYがようやく花

        • 立春の誓い

          MAMEHICOさんがやってくる! イベントに合わせて徒然書いてきましたが、銀座のMAMEHICOの「面白可笑ひこ」にゲスト出演してから、なかなか伺えずにいます。 https://ikawayoshihiro.com/etoireyoshino/ 2/5 六本木クラップスにてヨシノさんのライブも行けず終い。毎月MAMEHICO銀座でも喫茶エトワールを開催しているそうなので、お近くの方いましたら足を運んでみてはいかがでしょう。サンデールームでのイベントとは趣向も雰囲気も違うの

        カフェ再開によせて

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        • 暮らしの中で見つけた、小さな書く種
          18本
          ¥10,000
        • お仕事報告
          7本
          ¥10,000
        • 我が町紹介
          7本
          ¥10,000
        • みんなの自己紹介
          12本
          ¥10,000
        • 一田からのお知らせ
          2本
          ¥10,000

        記事

          前のめりな姿勢

          自然と調和した生きかた12回講座で鵠沼海岸に来ています。一般常識にとらわれない新しい生き方の提案を12回にわたり体系的に解説するもの。 自然栽培をキーワードにアンテナにピンと来た方たち20名が参加されていて、この会場では講座の途中に質問が飛び交う。受け身でなく、積極性にとんでいる。質問に答えながら講座を進行させていくのは、各回のテーマに合わせ膨大な資料を用意し流れを考えている講師には大変だと思いますが、質問に寄り道しつつ、流れに戻る今日の講座もまたよかったなあー。 講座を

          前のめりな姿勢

          セラピストにスカウトされて、その後

          セラピスト志望の若い女の子たちとなぜか私が一緒にまなぶという機会に遭遇しています。熱心な彼女たちを見ていて素敵だなと感動しています。私はセラピストになる予定もないし、実践もしていないので技術は身に付く由もありませんが、まあ向いているらしいです。できるようになったら、役に立てるのかもしれない。ただ、オイルを使うのにあたり、そのオイルにはどうしても効果効能がつきまとうこと、セラピーを施した先にはきっと効果が出てしまうこととの折り合いが私の中でつかないでいます。自然と調和したセラピ

          セラピストにスカウトされて、その後

          徒然・・

          北杜市での自然と調和した生きかた12回連続講座が1月でひとまず終了しました。昨年5月にダイジェストで一日講座をしてから約半年以上、山梨へ通いました。終了はほっと一息とさびしいのと半分半分ですが、この1月からはすでに藤沢市鵠沼海岸で連続講座はスタートしているので、さびしんでいる間もなく、続いていきます。 車での移動も長距離の運転も私が苦手だったなんて今は誰にも信じてもらえないほど。やりたいことがあって、そのためにやらないとならないとなればまあ大体のことはできてしまうもの。自然

          徒然・・

          2023

          なんかものすごく、思ってもいないような展開が早いスピードで進んでいく年になりそうです。思ってもいないようなというのはスピードの早さのことや道筋のことであって、思ってもいないことが起きているわけではありません。言い換えると、思っていたことが最短の早さで叶う、そういう年になりそうです。わーい!

          『MAMEHICOさん来たる!』⑥

          このシリーズを書き始めたのはそもそも1月9日のイベントの告知に使うためだったのだけれど、書き終えないうちにイベントは迎えることになりました。何やってんだか・・。そして今度は私が銀座のMAMEHICOさんのイベントにゲスト出演いたします。ぜひ、お出かけください! お申込先はこちら、リンク貼ります。 音楽バラエティ「面白可笑ひこ」昼の部・夜の部 以下、抜粋です。 音楽あり、お芝居あり、ゲストとのトークショーあり。 美味しいデザートや、体に優しい食事あり。 ステージに上がるヒト

          『MAMEHICOさん来たる!』⑥

          『MAMEHICOさん来る!』⑤

          渋谷のマメヒコの天井の高さや、カジュアルだけれど気品のあるところ、赤いソファの席がすきでした。あと、トイレも。そして、キビキビ動く日野さんの姿がきれいで、つい目がいってしまう不思議な存在感。なんか昔会ったことありますよねーという感じがしないでもない。そういえば、井川さんも初めて知った人じゃない感じがするような。 ずっと以前から、ほしみっちゃんから聞いていたからなのか?聞いていた時にイメージしたカフェとはずいぶん印象は違えど、ほしみっちゃんが感じたことは潜在意識に伝わっていて

          『MAMEHICOさん来る!』⑤

          『MAMEHICOさん来る!』④

          ほしみっちゃんが出ていたYouTubeを見つけてからすぐ、井川さんのラジオにすっかりハマりました。 2020年の5月というと、世間はすっかりコロナの影響で激変のさなかだったけれど、わたしの仕事や日常はほぼ全く変化せずにいて、でも変化していないことを堂々と胸を張っていられない雰囲気で気分的には萎縮したフリをしないとならないような、複雑な時でした。そんな時に井川さんのラジオは聴くのが日課になり、渋谷のカフェのファンにもなり、友人たちにもおすすめしたりするようにもなりました。 そ

          『MAMEHICOさん来る!』④

          『MAMEHICOさん来る』③

          三軒茶屋にあるマメヒコというカフェのことを教えてくれたのもほしみっちゃんだったけど、その時はネットで少し調べて、料理の写真をみて豆料理がちょっと出るお店なのかなぁ、さらに記憶は勝手に上書きもされ玄米食の自然食カフェなのかなという、曖昧過ぎる思い込みのまま10数年が過ぎてゆくのでした。 この間、ほしみっちゃんと会うのも数回でしたが時折会うたびに面白いお話は聞かせてもらっていました。そんなある日、2021年5月にYouTubeでマメヒコの番組を見つけ、そこにほしみっちゃんが出演

          『MAMEHICOさん来る』③

          美味しい野菜

          今日、農家のMさんに「40年くらい継続してしていて味も落ちないでしっかり濃くて、収量もとれている人の野菜が食べたい」と言われた。たぶんその人が自然栽培の正解を知っていると思うからだって。 自然栽培野菜は一般的には味が濃厚というよりはあっさり、すっきりが特徴といわれる。Mさんは星つきレストランのシェフにも選んでもらえる、味のよい野菜を目指す農家で、実際使われていたりもする。 自然栽培だからよしとはせずに、有機栽培農家の野菜も取り寄せ研究してる。味で勝負しようとする姿勢はすば

          美味しい野菜

          『MAMEHICOさん来る!』②

          マメヒコを教えてくれたのはお客さんは、わたしと同姓同名で(名前に漢字はちがう)好奇心旺盛で、主婦とは思えないくらい自由で行動的で好奇心の赴くままに生きている、エネルギッシュな女性で。会うたびにいつも刺激的な情報をわたしに伝えてくれた。ブログも書いていて、読んでいるとびっくりハラハラ、すごいなーこんな赤裸々にプライベートをかくなんて!と読むたびに驚いたけど、実際に会うとおだやかで話やすくて、ふつうで。ふつうの意味は割と感覚が近しいということなのかもしれず、その時々にわたしの興味

          『MAMEHICOさん来る!』②

          『MAMEHICOさん来る!』①

          三軒茶屋にマメヒコというカフェがあるという話を聞いたのはずいぶんと前のこと。サンデールームのうさとの服展にみえたお客さんから教えてもらった。そのお客さんはそのカフェが好きで通っているらしいけど、わたしには三茶という場所になじみもなく、ブログをのぞいてみたお皿には豆や野菜が盛り付けられていて、なんとなくよくある自然派のカフェなのかなあという認識でしかなかった。いつか機会があれば、そのお客さんがそれほど進めるのだから何かはあるに違いないけど、でも機会があれば行こう、そんな風に思っ

          『MAMEHICOさん来る!』①

          グラニースミス

          改良していない品種ならば自然栽培に向いているという考えで、この品種を試してみたという。実験的に5本くらい、他の畑と離して植えてみたという。毎年実る、自然栽培のグラニースミスはただそれだけでうれしくてありがたく。ところがこの木も今年で最後。根っこがネズミに食べられて木が倒れてしまったのだとか。思うようにいかないね! というお話ではなく、自然栽培は方法ではなく生き方なので多分、この畑ではしなくていい。今はね。いつの日か時がくる。そこに関わる人が決める時がきっとくる。

          グラニースミス