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重ね煮とは?

①素材を陰から陽へと重ねます
お鍋の中に素材を層になるように重ねて煮るから『重ね煮』と呼ばれています。
重ねる順番には決まりがあり、陰の氣の強い野菜から、陽の氣の野菜へ、下から上へと重ねます。

②陰陽調和料理とも呼ばれます
お鍋に蓋をして火にかけると熱の対流が起こり、お鍋の中にトーラスが生じて、複数の素材が一つへと調和します。
『お鍋の中は小宇宙』と言われる所以はここ。

③手順はシンプル
煮物も、炒め物も、和え物も、手順は一つ。
素材を切る→重ねる→煮る→味を調える
ただそれだけです。

④ 一物全体(いちぶつぜんたい)
野菜の皮を剥いたり、根っこや、種や芯の部分を取り除いたりせず、
素材のいのちを大切に、丸ごと全て刻んで料理に加えていただきます。

⑤素材の美味しさを引き出します
陰から陽へ重ねて煮ると、甘み、旨みが引き出されてやさしくまとまりのあるお味に仕上がります。
逆に、陽から陰へ重ねて煮ると、苦味や酸味、渋みが強く引き出されます。
比較をすると、その差は明らかです。

⑥身体に沁み渡ります
重ね煮すると、素材同士が調和して仲良くなり、身体に沁み込む美味しさになります。

⑦お野菜だけで作ります
重ね煮は、お肉や魚を使ったお料理にも使える万能調理法ですが、
お野菜だけで重ね煮する方が、身体を癒すチカラが高められます。

⑧いつもより早くお腹が空きます
重ね煮料理は調和しているため、お腹いっぱい食べたとしても消化・吸収が進みやすくなっています。
いつもより早くお腹が空くように感じるのはこのためです。

⑨翌朝のお通じが爽快です
消化・吸収がスピーディーだと身体の機能がスムーズに働いてくれるので、翌朝のお通じが爽快とのお声を頻繁にお聴きします。

⑩いつしか体調が整います
胃腸の疲れは万病のもとと言われますが、重ね煮のお食事を続けていると、胃腸への負荷が軽減されて、心身ともに軽やかになります。
未病やアレルギー疾患の症状が軽快するのはこのためはです。

重ね煮を学ぶには?


①レシピ本を見る

②通信(オンライン)で学ぶ
 ❶重ね煮Cooking
 ❷重ね煮の宇宙講座/通信クラス

③対面で(料理教室に通って)学ぶ
 ❶重ね煮の宇宙講座/初級・養生・上級
 ❷プライベートCooking

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