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「かさね煮」についてお話しします①

こんにちは^^
Kitchen Smile Lab. 主宰
子育て食育アドバイザー
横地多実子です。

メルマガ100日実践中!!
本日14日目です。

今日は「かさね煮」について
書いていこうと思います。

わたしが
「重ね煮」を学び始めたのは
今から25年前。1997年の秋。
1人目の子どもが1歳半の時でした。

「重ね煮」は材料を重ねて煮る調理法

お鍋の中に材料を重ね
少量の水分で蒸すように煮ていくので
「重ね煮」と呼ばれています。
素材の甘味、旨味が凝縮されて
とても美味しくなります。

重ねる順番こそが極意

適当に重ねればいいのかというと
そうではなくて、
切った材料を、お鍋の中に
「陰」から「陽」へと重ねていく
この重ねる順番こそが極意なんです。

わたしは、
この法則に魅了され
「重ね煮」することで具現化される
甘くやさしい美味しさに魅了され続けて
25年が経ちました。

涙があふれて止まらない

わたしが作った重ね煮を
初めて食べた方が
大粒の涙を流されたことがあります。

「なぜかわからないけど、
涙があふれて止まらない。」
と、泣きながら召し上がっておられました。
きっと、その方の琴線に触れたのだと思います。

2019年。
スパイス料理の勉強と
アーユルヴェーダの治療を受けるために
1ヶ月間インドに滞在しました。

帰国後にまずわたしが行ったことは
重ね煮みそ汁を作ることでした。

一口食べた瞬間
食道から胸のあたりに
やさしさと安心感が広がって
わたし自身も
涙があふれて止まらなくなりました。

あぁ、そうか。
先ほどの方が感じたのも
きっと、この感覚。

やさしくて、あたたかくて
包まれるような
満たされるような

そのままでいいんだよ。
って認めてもらったような
安心感。充足感。

いま、生かされていることへの
感謝の涙なのだな。
と感じました。

切る、重ねる、煮る、味付けの4ステップ

「重ね煮」の手順はとてもシンプル。
素材を切り、重ね、煮て、味付けする。
ただこれだけです。

煮物も、和え物も、炒め物も
すべてこの手順なので簡単です♪

仕事・家事・育児などで多忙な方が
学んで実践されたら
手間なく、スピーディーに料理が作れ
毎日、美味しく食べているだけで
家族がどんどん元気になり
健康になっていくという
「重ね煮」の恩恵を
存分に感じられることでしょう。

実践すればしただけの結果が

わたしは、25年前に「重ね煮」に出会い、
学び、日々実践し続けてきたことで
虚弱気味だった体質が元気になり
殆ど風邪をひかなくなり
2人の子どもを
元気に育てることが出来ました。

わたしは料理が好きなので
そして研究体質なので
毎日、2~3品作っていましたが、

料理が苦手な方は、
毎日1品
重ね煮みそ汁だけでいいのです。

実践すればしただけの結果が
必ず現れます。

レシピ本を見て作るだけで
それなりの結果は出ます。
でも、それは、やっぱり
自己流なんです。。。

わたしは、5年間の自己流の時期を経て
師匠の元で学び直しをして
自分の間違いを修正したうえで
師範免許を取得しました。

そんなわたしだからこそ
行間に、見えないポイントが
山ほどあることに気づけていますし
言語で伝えることが出来るのです。

わたしにとって「重ね煮」は
単なる調理法ではなく
「生き方」「在り方」「道」である
そんな風に感じています。

書いておきたいことが
次から次へと溢れてきますが
長くなるので、今日はここまでにしておきますね。

明日は、「重ね煮」から「かさね煮」へ
をテーマにお話ししようと思います。

では、また明日。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。



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