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はじめまして。地域資本主義/Local Capitalismを語っていきます。

はじめまして、藤井雅巳(ふじいまさみ)と申します。

noteをはじめました。

SNSや自分が経営する組織のHPなどを通じて自分自身のことや、僕がやりたいことを発信してきましたが、もっと言語化していかないと、伝わるものも伝わらないのではないかと感じ、noteを始めようと思いました。

はじめに、簡単な自己紹介をさせてください。

肩書は「地域資本家/Local Capitalist」と名乗っています。

「地域資本主義」という言葉は、藻谷浩介さんの里山資本主義や、柳澤大輔さんの鎌倉資本主義という言葉にも近い概念ですが、近現代資本主義の概念では説明が困難になりつつある今の社会システムの在り方を考え、実現していきたいという想いで使用しています。

その中で着目していることが「地域の体温」です。ヒトの心にはあたたかさという考え方が当てはまりますが、おカネにもあたたかさという概念が存在するものと考えています。そして、これらの器となる地域には、それぞれ違う風味が混ぜ合わさり、それが地域文化の様なものに昇華されていく。

地域らしさを感じる地域社会では、「地域の体温は高い」ということが成り立つのではないかと考えています。

まだ、僕自身が、この言葉の定義を完全に説明しきれるまで到達しているわけではありません。それでも、ハゲタカのドラマで現されるような資本主義のフロントランナーである投資ファンドのファンドマネージャーとして働いてきた中で感じてきた違和感とか、一方僕自身が小さく実践してきたことの手触り感などを頼りに、これからのキャリアを通してこの「地域資本主義」という概念を深めていきたいと考えています。

だから、コンサルタントとか起業家とかいう肩書はなんか違うな、って思い悩んだ結果、約3年ちょっと前に起業するときから、このように表現しています。

これから少しずつ、このnoteでの投稿なども通じて、表現していきたいと思います。

僕という人間

僕は約3年前に起業し、3つの法人の代表者を兼任しています。

日本という僕が大好きな美しい国の、地域社会が持つヒトモノカネなどの伝統的な資本、そして、文化関係性などの本来存在していた「地域資本」に着目し、温かなつながりのある地域社会を実現していく活動を行っています。

1つめは、組織を応援する役割を担う株式会社みやび&カンパニー代表取締役です。一応、この事業が本業ですが、最も僕が割いている時間は少ないかもしれません。

2つめは、地域やコミュニティを応援する一般社団法人地域包括ケア研究所の代表理事です。「地域包括ケア」という捉えどころのないテーマですが、この分野のパイオニアでもある諏訪中央病院名誉院長の鎌田實医師との共同プロジェクトとして活動を始動し、北海道本別町や福島県西会津町をはじめとした複数の自治体や地域の支援と、地域包括ケアに関わる医療・福祉従事者の育成を担っています。

3つめは、コミュニティのプレーヤーとして実践する東京都町田市を拠点として活動する一般財団法人ひふみ会まちだ丘の上病院の理事長(代表理事)です。「地域包括ケア」や地域に関わっていくことを突き詰めていくと、自分がプレーヤーとしてやり続ける側面が絶対に必要だと感じ、当時事業継続を断念しかかっていた医療機関の経営を継承し、関わり始めました。最近の僕が最も長い時間いる場所です。

このnoteで表現していくこと

これからはじめるこのnoteでは、以下のようなものを表現していこうと思います。

①地域資本主義って何だろう?
②地域資本主義というものに取り組むことになった背景
③地域医療機関の経営者としてや地域資本家としての実践や悩み、気づきなど

それでは、これから僕のnoteもよろしくお願いします。

星空キャンプ2019

地域医療体験合宿「星空キャンプ2019」より


以下、藤井のこれまでの活動や起業に至るきっかけなどを書き留めていっています。よろしければ、続けてお読みください。










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