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ちょいちょい書くかもしれない日記(天神祭)

ちょうど一年前、ケア付きマンションに移し、少しずつ体調を整え、日常生活を立て直してもらおうと思っていた父の容態が急変し、病院に救急搬送されて入院することになった。
夕方、様子を見に行って父の異変に気づいた私が、父を入院させて帰途に就いたのは、日付をまたいで深夜2時過ぎだった。
天神祭は、救急の待合室のテレビで、ぼんやりと眺めた。
楽しそうな芸人さんたちも、美しい花火も、何だか遠い世界のことのように思えた。
今年は、スーパーで買った美味しいマグロの切り落としで漬け丼を作り、涼しい部屋で食べながら、猫と一緒にテレビで花火を見ている。
再び新型コロナを食らったのは予想外ではあったが、1年かけて、ようやく自分の日常を取り戻しつつあるなと実感する時間だ。

今日は、少し手順や必要とされる書類がややこしい銀行口座の解約に出掛けた。
書類は問題なく揃っていたのだが、対応してくれる行員がどうにも頼りない。
とりあえず次回で終わる予定だが、コピーした原本を一部返却し忘れたり(よりにもよって大事な遺産分割協議書の原本を)、そもそもコピーし忘れた書類があったり(スーパーから銀行に引き返す羽目になった)で、ちょっともう指導役とおぼしき上司と直接やりとりしたい気持ちになっている。
次回、本当に終わるかな……。何か私に伝え忘れていることはないかな……。
不安しかないが、まあ、誰だって最初は新人なのだ。
運が悪かったと思って、多生のミスには付き合うしかないか、と思う。
私も医学生の頃、受け持ちの患者さんに本当に大きな心で接していただいたのだ。決して忘れまい。

こんなご時世なのでお気遣いなく、気楽に楽しんでいってください。でも、もしいただけてしまった場合は、猫と私のおやつが増えます。