日常を変化させる1/9000の選択

ジム・キャリーが出演する映画『イエス　マン』をご存じだろうか？

何事にも「ノー」が口癖の人生に後ろ向きな男性が、とあるセミナーに参加し「どんなことにも『イエス』と答えることが、意味ある人生を送るための唯一のルール」と教えられ、何に対しても「イエス」と答え出したことで人生が変わっていく・・という映画だ

これはもちろんフィクションでありコメディなので、現実はさすがに全てに『イエス』とは言えないだろう

だけど、なんだか毎日が単調で明日も・明後日もその先も何となく代わり映えのない日々が続くような気持ちであったなら　もう少しライトに実践できるおススメの方法がある

それは

日々行う選択の中で、あえて自分が普段選ばない選択肢を1つ選んでみる

というものだ

ちなみに人が一日に行っている選択の数が9000～35000回とも言われている

今から歯を磨こう、とか歯磨き終了して口をゆすごうとかちょっとしたレベルのものから、本日の大事な商談にどのような戦略で臨むかといった高次なものまで幅広い

その中で、比較的意識的に行う選択を一つ変えてみることでちょっとした変化が起こる

例えば、

昼に会議の予定が無い日は普段一人でコンビニでゴハンを買って食べているけど今日は上司をランチに誘ってみる　とか

いつもは地下鉄で10分ほどの帰り道を歩いて帰ってみる　とか

少し選択（＝行動）を変えてみると普段は見えない景色が見える

利害関係なしに上司と話す時間を作ることで互いのプライベートな話が出来、ベースとなる信頼関係が強化され日々の仕事の相談が円滑になる　とか

歩いて帰る道すがらに、とても気になるお店を見つけて休日出かけてみるとお気に入りのお店になった　とか

日々が小さな選択の積み重ねであるのと同じように、日々の出来事（＝変化）が自分に与える影響はひとつひとつは小さくても、その積み重ねで長い年月を経て自分を全く違うところへ連れていってくれることもある

まずはじめに、いつもは誘われるのを待ってこちらから掛けたことのない電話をかけてみよう

そこから思いがけない人生の扉が開いていくかもしれない