雑草の人

2019.3 - 2019.7 全国道草行脚完遂。 「雑草をむしり、雑草を食らい、必要なことは雑草を術に手に入れながら自らの命を繋ぐ」という人生実験を終えました。 現在も欲望と快楽に身を任せ、最も気持ちの良い私と雑草の交わりを探り続けています。

雑草の人

2019.3 - 2019.7 全国道草行脚完遂。 「雑草をむしり、雑草を食らい、必要なことは雑草を術に手に入れながら自らの命を繋ぐ」という人生実験を終えました。 現在も欲望と快楽に身を任せ、最も気持ちの良い私と雑草の交わりを探り続けています。

    最近の記事

    脳みそも、感覚も、しぼまぬように。

    "なんとなく"という感覚は、実はとても尊いものなのかもしれなくて。 そして時にその"なんとなく"に自分を委ねられる、というのも。 人間だってみんな持ってるはずのこの感覚が、「尊いもの」となってしまうのは、これを削られる機会があまりにも多いから。 私たちは幼少期から、 なんでそう思ったの?どうしてその選択をしたの? と、その「なんとなく」をなんとなくでは終わらせてもらえない場面に幾度となくぶち当たる。 そんでもってややこしいのは、人間には脳みそがあって、"なんとなく"にも

      • 一体になる、ということへの考察。

        一体になる、ということへの考察。 ・・・・・・・・・・・・・ 物質的な距離は関係なく、自分の「生きる」に共に居る存在ができることは、熱望していた頃が不思議なくらいに、なんとも気づきにくい幸福感であることがわかり、なんかちょっと大人になった気分の夏2022。 ・・・・・・・・・・・・・・ 若いころは、とにかく愛する者と一緒にいたくて、色んな表情を見たくて、あらゆる方法で混じり合うことに必死だった。 手で触るだけでは物足りず、口の中へ放り込むのは粘膜との接触を欲するから。 や

        • 人間が楽しくなる妄草//ツタバウンラン

          ――――――――――――――――― 窮屈そうだと思うのは、あなたで。 私ではない。 私は此処が、パラダイス。 此処から広がる世界で、存分に遊びまわっている。 このツタバウンランと対峙したとき、こんな生意気な気持ちを抱えていた幼少期の自分を、ふと思い出して苦笑した。 ―――――――――――――――― そんなことしないで、こうしたら? そんなとこにいないで、こっちにきたら? よく言われる言葉。 どうも私は、やることも居座る場所も、窮屈そうにみえるらしい。 だから私は、雑

          • 人間が楽しくなる妄想//セイタカアワダチソウ

            花を咲かせること 実を結ぶこと それだけが成功ではないし それだけが生きた証でもない。 花を咲かせずとも、実をつけずとも、自らのエネルギーを爆発させているやつらはごろごろいる。 - - - - 一生懸命頑張って美しい花を咲かせたら、やがてそれが実を結ぶ… 人間社会でも、そんなストーリーが素敵に切り取られることは多い。 でも現実、それだけで生き残れるほどやつらの世界は甘くないし それだけを賞賛するような、生き様に対する評価基準など一切存在しない。 ただ

            人間が楽しくなる妄草//駐車場の雑草

            狭い空間に居合わせた まるで違う顔ぶれ。 たとえ小さくても 広い世界は見えてくる 空間の大小によって、生きるやつらの多様さが制限されるわけではない と、人工的に押し固められた駐車場の隙間から、ふいをつかれた。 冬の間の、小春日和なある日。 ------ 街の中、どこにでもあるような、数台の車が窮屈そうに並ぶ駐車場。 人工物に押し固められたこの場所は、一見すると、"多様な草"が生きるのに充分な空間とは思えない。 でもそれは、表面をなでる傍観者の意見。 此処で生

            人間が楽しくなる妄草//ツユクサ

            傍から見ていた時には "たくましい" と感服していたあの子が 自分の生活圏内に入り込み ぐっと距離が近くなったら なんだか急に、"うとましく"なった。 夏のある日、ツユクサとの時間。 (今更) -ーーーー 四方八方に広がり、花をつけていく。 輝かしい青色は、素直に見れば美しく その様子は実にたくましい。 一転、 大事に育ててきた作物の芽吹きを 駆逐するかのごとく広がるその様は、 実に、うとましい。 同じツユクサであっても、不思議なくらいに抱く感情が変化する。 そ

            やつはひたすら、自分の境遇に夢中だった。

            「境遇」というのは、結構難しくて。 どうしようもないことも沢山ある。 人それぞれ、ある。 今年はなんだか、うまくいかないことも多くて、壊れたり、失ったり、欠けたり。 今じゃ笑い話なんだけど。軽い例をあげると… 蜂がスカートの中に迷い込んでくるという思いがけない状況に気付かず、なんか羽音がするな〜と思いつつ車に乗り込み運転。 何かの弾みで蜂が暴れ出し初めて気付いてびっくり。その反動で事故になりかけ、結局蜂に刺される。笑 その数日後大事な打ち合わせの為3時間程の道中。車

            草を指さす私を指さすあなたを指さす。~気持ちよさの考察~

            久しぶりの更新ですが、ちょっと自分のメモ代わりに・・・ 先日開催された尾道自由大学祭(身内Ver)の出展で改めて気づいたことを言葉にしておこうかなと。 あくまで自分用なので諸々割愛しつつだらだらと。 おおまかに言いたいことを先にいってしまうと、 「面白がる人がいなければ面白い人も存在しないよな」 みたいな話です。ざっくり。 今回出展するのは3回目だと思うんですけど、なんだか初めて出展したときの感覚がすごく蘇りました。 あぁ、これからきっと、面白そうなことが起こっていく

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            雑草で、生きていく。

            遂に。遂にこの日がやってきました。 全国道草行脚開始から約1年。現実の行脚は終わっても、ここでの記録はなかなか終わらなかった。それが、いよいよ終焉を迎えます。 解放感もありつつ、なんだか名残惜しさもある。 あの生活を終えての総括を、書き記しておこうと思います。 なぜだか緊張してるけど。笑 私にとっての原点の風景と共に。感じたこと考えたことを言葉にして。 何よりも自分のために、残しておこうと思います。

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            終着がないから、執着もとめられない。

            2月も残り少し。もう3月に入ります。 となると、もうすぐこの行脚から1年が経つ。 そんな1年の区切りに向かって、この行脚記録も終着地点へと近づいてきました。 北海道編、ラスト。 当初はここが終着地点のはずだったんですけど、この生活をする中で最後は原点に帰ろう、という気持ちが湧き上がってきて最終的に北海道ではなく自分の故郷に変えました。 だからこの記事がラストではないんですけども。 「南から北へ、全国の草を舐め歩く」という意味ではスタートの九州からきて、北のラストは

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            すべてを枠では囲えない。

            さぁさぁさぁさぁ 今回…遂に… 北海道突入ですーーーーー! 口からでまかせの勢いで言っていた、最終地点は北海道!という宣言。 特に意味も目的もなく、とりあえず南から北へ向かうからには、北海道まで行っちゃうかくらいのノリだった。 だから自分で言ってるくせに、本当に辿り着くのかな?ってあまり現実味が無かった。 だからこそ、実際に足を踏み入れた時にはなんだか本当に夢のようで、不思議な感覚でした。地に足ついてんのか?っていうような。 そして広い広い北海道で、私が最初に降

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            ひねくれたって、いいじゃない。

            さぁ今回も。 シンプルに草と私の思い出を書き連ねていこうと思います。 福島、山形、岩手ときていよいよ青森突入。 あぁ、なんだか九州の博多をスタートした時が懐かしい、、、 寒さに怯えることのなくなった真夏の東北は、あの頃に比べると随分生きやすくなりました。 この生活にも終わりが見えてきた、という精神的な余裕もあるのかもしれないけど。 今回も、人間は登場しません。草のみの登場です。 青森県。気まぐれに目指した先は、、

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            やつらの原則は、例外だらけ。

            前回は山形の私的おすすめスポット?でのあれこれを書き留めましたが… 今回から岩手県突入。もう移動しまくりの日々。東北入ってからは鉄道という武器を手に入れかなりスピードあがってます。 そして本当に自分のためだけに時間を使っていたので、泊まるところも人にお世話になることはなくなりました。そうしなければ、きっと精神的な負担が重すぎて体壊してたんじゃなかろうかと思います。 でもそれが出来るだけのお金を旅の中で稼げたということでもあり、やはり関わって下さった方々には感謝だなぁと。

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            doよりbeの「いい加減」な世界。

            少し更新が遅れました。先日は無事この全国道草行脚の報告会を開催することが出来ました。 そしてnoteでの行脚についての更新も、おそらくあと5回くらいなんじゃないかと思います。 なんだかんだ旅のスタートから数えると3月で1年が経ってしまう。かなりマイペースですが、とにかく最後まで、書き続けます。すべては自分のために。自己満足のために。 今回は、山形行く機会あったら全力でオススメしたい、でも誰にも知られたくないような気もする場所。 普通の観光地に飽きた方、自然と刺激を求め

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            生きる証が、幸せの象徴でなくとも。

            さてはて今回から。 すたたたたっと移動速度があがります。一気に北を駆け抜けていきます。今回は福島突入。 ただ、記事の更新速度があがるわけではありません。苦笑 いまだここで終了の記事が書けていない、そんな中恐縮なのですが… 全国道草行脚、一足先に終了報告会を開催することが決定しましたので、お知らせまでに。広島は尾道にて、来週1/19(日)です! じつは尾道自由大学では数年前から道草学という講義を担当していて、出発前にも参加者のみなさんに背中を押して頂きました。 報告

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            私のためにする、「あなたのため」。

            前回一回でまとめようとしたけど、結局いつものごとく溢れ出して止まらず、収まりきらなかった新潟編の続きを。なぜか最後らへんお金について語ってしまいましたが。 北日本ならでは?の夏なのに冬を味わえてしまう不思議な場所に連れて行ってもらったり。もちろん生えてる雑草も全然違った。距離的にはそこまで離れていないのに。 そして恒例となりつつある、雑草餃子の新たな組み合わせにも挑戦。野生×野生のワイルド餃子のお味はいかに、、 旅もいよいよ、終盤に突入していきます。

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