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布が好き

昔からやたらとハンカチを買う傾向があり、さいきん自分を見つめなおして自覚したんだけど、どうやら布がとても好きみたい。

ハンカチのほかにはタオルや毛布、ブランケットやストールとか、あとは手芸用の布をむやみに集めたり。手紙社さんの布博とかに足を運ぶと(人ごみ以外は)だいぶ幸せです。あと、肌触りが好きで着心地の良かった服とか、もう着ないなと思っても思い切って捨てられない。


◇ハンカチはかわいい

ハンカチは布の質感に加え、デザインという視覚での楽しみも満たされるし、かつそれほど高価でないので、手軽にじぶんの心をホンワカさせることができる。

ただ、デザイン重視だと使い心地は大変悪いものも多く、お蔵入りしたり、あまり使わなかったりして、しまい込んであるものもたくさん。

使うよりもデザインがお気に入りのものは、フレームに入れて飾ったりとか、棚にかけたりとか。


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定番、Paul & Joe(ねこ好き)。

布は仕立ててなくて全然いい。四角いのでOK。きれいにたたんであればなお良し。


◇着るもののストレス……

嫌いな布もある。

こどものころからチクチクした服とかが嫌いで、家族が買ってきた服が着られなくて、よく「がまんしろ」と怒られていた。ウールのセーターとか。

かわいい服とかも、肌触りが不快で「でもみんなこれがまんして着てるんだから……」と、がまん弱い自分に情けなくなったりしていたけど、大人になって(しかも最近になって)どうやら不快に感じてない人も多いらしいと気付いて、ちょっとショックを受けた。

背中のタグとか、かゆくて耐えられない。肌も赤くなっちゃうし……

さいきんは、綿に何か混ざったTシャツとか、かゆくて着ていられないのもある。難儀ですね。

完成されたものに手を加えることにずっと抵抗があったので、タグもたまにがまんして着てたけど、最近は糸外しを駆使して、そっこー外してしまうことにした。

こどものころ親によく「忍耐がない」と言われて傷ついていたけど、今思えばたいそうがまん強かったわたし。でも、もうがまんはやめよう。


◇癒しのフカフカたち

やわらかいタオルとか毛布とかも好きで、いっぱいもっているけど捨てられない。お気に入りの毛布とか、ライナスを思い出すしなんだか子供みたいだけど、あれにくるまるのは、ねこのおなかにモフダイブするが如き快楽。

ふんにゃりしたものや、さらさらしているものもいい。

きょうも、ねことお気に入りの布に頬ずりして寝よう。


こどものころにお気に入りの(それがないとだめっていう)毛布やまくらがあった子って、もしかして繊細なタイプかもね。難儀ですね。


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