coeur / クール michiko ueda

ハットブランドcoeur /クールのデザイナー・帽子職人。帽子のことばかり考えている私…

coeur / クール michiko ueda

ハットブランドcoeur /クールのデザイナー・帽子職人。帽子のことばかり考えている私の帽子にまつわる「コバナシ」を不定期に書いています。  今年でブランド設立30周年です。 https://coeur-chapeau.jp/

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    ペーパーミディアムブルトン

    ペーパーミディアムブルトン【特徴】程よいブリム幅で扱いやすいペーパーブルトンのミディアムサイズ。マニッシュな印象の中折れスタイルを女性らしく見せる仕様は縫製後に木型に入れ成型するという丁寧な手仕事から生まれました。エッジにはグログランリボンにてパイピングを施しブリムが上げ下げしやすくいたしました。丸めて持ち運びが可能。ペーパー素材は軽くて丈夫、通気性の良いという特性あり。裏地もメッシュ生地の為大変涼しく着用が可能です。【サイズ】FREE 57.5cm *浅めな着用感です。ブリム幅:8.5cm内側のベルクロでサイズ調整可能【品質】表地:分類外繊維/紙 100% 裏地:ポリエステル100%【品番】P231322【原産国】日本
    ¥12,320
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    ギマニットベレー

    ギマニットベレー【特徴】リネンのようなサラッとした質感に加工されたギマニット。程よいボリューム感でかぶりやすい大きさが特徴です。麻独特のチクチクした肌触りが感じられないギマ加工は、シャリっとした風合いが特徴で麻素材が苦手な方にもおすすめ。ゴム編みのベルト状になっており、ふんわり頭にのせるだけでスタイルが決まります。ギマとは擬麻と漢字で書き、コットンでリネンを再現しているニットになります。【サイズ】FREE 58-59.5cm 【品質】綿100%【品番】K231216【原産国】中国
    ¥9,240
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    【サイズ調節可能】ホースヘア ペーパーラウンド ハット

    [ ペーパーラウンドハット ホースヘア ]オートクチュールの技術からくる品質、日本特有の繊細な美意識を持つ美しいシルエットが特徴。ペーパー素材で製作した、丸みのあるクラウンに程よい幅のブリムのシンプルなハットです。6枚ハギのクラウンはとてもかぶりやすいフォルム。ブリムの端にホースヘアをあしらったデザインはさり気ない中に洒落感をプラスしてます。光の加減で、キラリと光るホースヘアーは、クチュールのパーティーハットなどに使用する素材です。男性にも女性にも人気のある帽子です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー特徴:サイズ調節可能頭回り:57.5cm~58cmクラウン高さ:10cm ブリム幅:7cm
    ¥12,320
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記事一覧

「抗がん剤治療の脱毛の悩みをファッションで和らげること。」そして私の闘病日記(2)  針生検と告知の現実

生検を受ける 自ら見つけた乳癌。 初めて気づいた時のあの衝撃は、思い出してもブルっと震えてしまう。 現実?と逃げ出したい気持ち。 当時は年2回の展示会の直前で、私…

「抗がん剤治療の脱毛の悩みをファッションで和らげること。」そして私の闘病日記(1) アトリエ移転と自分へのヘアドネーション

帽子を作り続けて今年で30年になります。 そんな私も毎日向き合ってきた帽子から、離れた期間がありました。それは乳がんの手術とその後でした。 自らの癌を、入浴時に気…

最初に帽子をかぶった人は誰?

帽子はいつ生まれたのだろう? あたまの上にかぶるものはいろいろある 時代を遡れば紀元前まで行ってしまうが、ここではいわゆる帽子と認識できるものとして 誰が1番最初…

帽子にまつわるコバナシ vol.2 「つながりを感じる時」

秋は帽子のお洒落を楽しめる大好きな季節でもあります。 先日まで開催していた梅田阪神本店のイベントで、私は久しぶりに店頭に立ち接客をさせていただきました。 体調不…

帽子にまつわるコバナシのはじまり

はじめまして、帽子デザイナーのMichikoです。 帽子を作り続けて気が付くと来年で30年になるなんて! 本当にあっという間で、まだまだ作り足りないと思ってしまう。 あま…

「抗がん剤治療の脱毛の悩みをファッションで和らげること。」そして私の闘病日記(2)  針生検と告知の現実

「抗がん剤治療の脱毛の悩みをファッションで和らげること。」そして私の闘病日記(2)  針生検と告知の現実

生検を受ける

自ら見つけた乳癌。
初めて気づいた時のあの衝撃は、思い出してもブルっと震えてしまう。
現実?と逃げ出したい気持ち。

当時は年2回の展示会の直前で、私は病院にもなかなか行かれない状況で、仕事を継続しながら治療って出来るのだろうか?
これからのスケジュールはすべてキャンセルにするべきなのか?
頭の中がぐるぐるとなり、不安で押しつぶされそうでした。

針生検の結果もやはり乳癌確定。

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「抗がん剤治療の脱毛の悩みをファッションで和らげること。」そして私の闘病日記(1) アトリエ移転と自分へのヘアドネーション

「抗がん剤治療の脱毛の悩みをファッションで和らげること。」そして私の闘病日記(1) アトリエ移転と自分へのヘアドネーション

帽子を作り続けて今年で30年になります。
そんな私も毎日向き合ってきた帽子から、離れた期間がありました。それは乳がんの手術とその後でした。

自らの癌を、入浴時に気づいたときから
病気と向き合う事が始まりました。
主治医から告げられる詳細な説明。
家族の落胆の様子はまるで夢でも見ている感覚でした。今までとは違う世界に足を踏み入れたかのようなフワフワとした緊張感が私を包んでいました。

冷静になるに

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最初に帽子をかぶった人は誰?

最初に帽子をかぶった人は誰?

帽子はいつ生まれたのだろう?

あたまの上にかぶるものはいろいろある
時代を遡れば紀元前まで行ってしまうが、ここではいわゆる帽子と認識できるものとして

誰が1番最初に作ったのだろう?

初めての素材で、はじめて作った人が
きっと1番最初にかぶってみたはず。

それはとても勇気がいっただろうなあ
どんなにドキドキしたことか!

はじめてって、どんなことにもあるけれど
今まで、こんなに長く帽子を作っ

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帽子にまつわるコバナシ vol.2 「つながりを感じる時」

帽子にまつわるコバナシ vol.2 「つながりを感じる時」

秋は帽子のお洒落を楽しめる大好きな季節でもあります。

先日まで開催していた梅田阪神本店のイベントで、私は久しぶりに店頭に立ち接客をさせていただきました。

体調不良から芝川ビルのお店を閉めて、もうずいぶんと接客から離れていましたから本当に久しぶりでした。今日しみじみと感じたのは「帽子とお客様の繋がり」です。

帽子は服と違って、絶対になくてはならないものではありません。
昔はね、そんな時代もあり

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帽子にまつわるコバナシのはじまり

帽子にまつわるコバナシのはじまり

はじめまして、帽子デザイナーのMichikoです。

帽子を作り続けて気が付くと来年で30年になるなんて!
本当にあっという間で、まだまだ作り足りないと思ってしまう。
あまり今まで、帽子のことや製作にまつわることなどお話してこなかったのですが、オンラインショップのブログをきっかけに
コバナシ(お話)としてnoteでも書いていくことになりました。

coeurの帽子持ってる!という方も、お父さんが持

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