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Objection!! 逆転裁判を英語でプレイした感想!

どうも。ワーホリスマブラーのMichiと申します。

僕が現在主にプレイしているゲームは、『大乱闘スマッシュブラザーズ』、というのは他の記事でも何度も触れてきましたが、スマブラだけでなく、息抜きに他のゲームをやることもあります。特に学生時代はRPGにハマっており、数多くのタイトルをプレイしてきました。長編作品も、対戦ゲームとは違った面白さがあっていいですよね。

そして先日プレイし続けてようやくクリアすることができたゲームが、

逆転裁判!

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プレイしたことがない方でも、「異議あり!」のフレーズは聞いたことがある方はいるのではないでしょうか。

『逆転裁判』シリーズは、2001年にゲームボーイアドバンス専用の1作目が発売されて以降、その後も計10作品以上がリリースされており、更に漫画、映画、アニメ、小説、舞台など数多くのメディアで派生作品が展開されている、現在ではカプコンの看板タイトルの一つと言っても過言ではない作品です。

僕が購入したのは、ニンテンドースイッチ専用の、成歩堂セレクション。

1本のソフトに初期3作の内容がセットでついているため、非常におトクです。

そして最近の多くのソフトにはこの機能が搭載されているのですが、オプションにて言語の変更をすることが可能となっております。

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オーストラリアにワーキングホリデーにいる身としては、日々英語力の向上には努めておきたい・・・

ということで、英語の勉強も兼ねて、英語版でプレイさせていただきました。

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今回の記事では、逆転裁判の魅力、そして英語版でプレイしたことによる、語学力向上についての見解にも触れて書いていきたいと思います。

※この記事は、『逆転裁判』の若干のネタバレを含んでおりますので、ご了承ください。


逆転裁判とは

逆転裁判のゲームジャンルは、「法廷バトル」。これまでに類をみない新しいジャンルを確立させています。

プレイヤーは主人公の弁護士、成歩堂龍一(英語版では、Phoenix Wright)を操作します。無実の罪に問われている被告人を裁判に勝って無罪にすることがゲームの目的です。

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ゲームは、探偵パート法廷パートに分かれています。

探偵パートでは、現場や関係者を訪ねることで、被告人の情報や証拠品を入手していきます。これで法廷での戦いに備えるわけですね。

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探偵パートが終わると、法廷パートへ移行。裁判所で証言者、検事と対決することになります。ゆさぶる、証拠品をつきつけるなどのアクションによって証言者の矛盾を暴いていくという、逆転裁判の醍醐味ともいえる部分です。

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ゲームであるが故の現実離れした要素

逆転裁判はその「法廷バトル」というジャンルから、超能力など異能の力がそれほど登場しない作品となっています。(2作目以降は少しそれらの要素が強くなっていきますが・・・)ゲーム中に起こる殺人事件の数々も、現実に起こりそうなものばかり。事件のトリックも実際に起こりうるものが採用されています。

ですが、ゲームをゲームたらしめるためには、非現実的要素も重要です。逆転裁判には、ゲームが楽しくなるようなエッジの効いた仕掛けが多く存在します。

まず、非常に個性的な、いや個性的すぎすぎるキャラクターの連々。

いかにも平凡、というキャラクターはいないといっていいほど、みんなどこかおかしい。(ほめ言葉です)服装だったり、しゃべり方だったり、性格だったり、、、

特にエピソード3で登場した警備員のうるせぇオバハンはプレイした方ですとまず印象に残っているのではないでしょうか(笑)

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また、法廷パートでも普通の裁判ではなかなか見られないような、非現実的事象が起こります。

このオウムに尋問をするところはシュールすぎて笑ってしまいましたww

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そして、ガッツリのネタバレは控えさせていただきますが、オリジナル版のラストエピソードであるエピソード4の真犯人を暴く決め手となる証拠品のチョイスにはシビれました!実際の法廷ではあり得ない、こんなの何の役に立つんだ!?なんて思ってた証拠品が思わぬところで役に立つこともあります。想像力の働かせどころです。

現実的な側面も持たせつつ、非現実的な要素も取り入れている。これこそゲームの真骨頂ではないでしょうか。

英語学習に最適なゲーム

今回英語力向上の一環として、英語版逆転裁判をプレイしてみたのですが、このゲームは語学学習に非常に向いているゲームだと感じました。

主な理由としては二つあります。

一つは、自分のペースで会話を進めることができること。

ムービー中心のゲームですと会話の内容に追いつけず、分からない単語があっても調べるのが難しかったりするのですが、逆転裁判は会話を進めるのに毎回Aボタンを押す必要があります。つまり、その都度都度で会話を止めながら、自分のペースで読み進めることができるのです。

僕もプレイ中は、分からない単語を発見したらパソコンで調べつつゆっくり進めていました。ゆっくり時間をかけてできるのいうのも、会話中心のアドベンチャーゲームの利点かと思います。

そして英語学習に向いているもう一つの特徴、それは、英語を読まざるを得ないゲームであるということです。

RPGやアクションゲームであれば、随所の会話で分からない部分があってもなんとなくですっ飛ばしてプレイすることは往々にして可能だと思いますが、

逆転裁判は、証言者の証言から、矛盾を見つけるのが目的。つまり、法廷で証人が発言することを理解できていないとクリアできないのです。

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一つ一つの文章を注意し、内容を理解する・・・リーディング力、語彙力のアップに最適といえるのではないでしょうか。

ちなみに探偵パートでは日常的なカジュアルな会話、法廷パートでは公の場で使用されるフォーマルな会話が中心となっており、一つのゲームにカジュアル、フォーマルどちらの表現も含まれているのも結構おトクだったりしますね。

逆転裁判でしか味わえない爽快感

そして何といっても逆転裁判の一番の魅力といってもいいポイント!矛盾を発見し、それに見合った証拠品をつきつけた時の爽快感!!

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証拠品がバチッとハマッた時のObjection!(異議あり!)のエフェクト、そこからBGMが変わる瞬間!!

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この快感は他のゲームでは味わうことができない種類のものです!前述した若干現実離れした演出、シチュエーションも相まって鳥肌が立ってしまいそうなものばかり!

自分の語彙力で説明しきれないのが悔やまれますが、このために逆転裁判をプレイしているんだというべき感覚、皆さんにもぜひ味わっていただきたいです。

おわりに

逆転裁判は、特徴的なキャラクターや熱くなる演出など多くの魅力があり、推理モノ未経験の僕でも楽しくプレイしながらクリアすることができました。アクションゲームのような複雑な操作もいらないため、普段ゲームをやらない人にもおすすめです。ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

余談ですが、スマブラの次のダウンロードキャラに逆転裁判の主人公成歩堂龍一を出してほしい、というユーザーの声も少なからずあるそうですが、、、

他社キャラかつ原作が戦うゲームではないので厳しいんじゃないかなぁ・・・というのが僕の本音ですね(笑)。しかし実現すれば盛り上がること間違いないでしょうね。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました。


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