楽しく笑って英語を学べ!Netflixでの英語の上達にはシットコムがオススメ!!
どうも。ワーホリスマブラーのMichiと申します。
僕が現在暮らしているオーストラリアという国は多文化社会。多くの言語が飛び交う環境ではあるものの、
一番使われている言語は当然英語!
英語が身近である環境が故に、オーストラリアにワーキングホリデーでやってきた多くの方にとって、英語力の習得は一つの目標としてよく挙げられると思います。(これは僕にも当てはまります)
語学力を上げるには実際に人と会って話すのが一番ですが、このご時世、なかなか外出するのは憚られますよね。
そんな中、英語力の向上に多くの人が使用しているのではないかと思うのが、Netflix。
もはや知らない方はいないのではないでしょうか。アメリカに本社を持つ映像配信サイトで、配信内容は海外の映画、ドラマを中心に、日本のアニメ、バラエティ作品なども含まれています。英語の映像作品を見ることで、楽しみながら英語を学べるわけですね。
しかしながら、Netflixはそのコンテンツ量の多いこと・・・作品数は5000~6000とも言われています。これだけあったらどれを見るか皆さん非常に迷われると思うのですが、英語学習というその一点で選ぶとすれば、
僕は、シットコムを見ることを強くオススメします。
シットコムとは、シチュエーションコメディのこと。特定の舞台の中で展開されるコメディシリーズの作品連を示し、有名なものだと、『フレンズ』、『フルハウス』などがあります。
実際、僕もシットコムを毎日見たり、シャドウィングしたりする習慣をつけてから、会話能力がグンと上がりました。
そこで今回は、シットコムがいかに英語学習にマッチしているか3つの理由を挙げて説明していきたいと思います。
1. 他のジャンルと比べてセリフが多い。
映像作品にはいくつかのジャンルが存在しています。SF、アクション、ホラー、ドラマ、等々。ジャンルは現在でも細分化されていますよね。
しかし、コメディ以外のジャンルでは、大抵セリフがないシーンがいくつか存在します。映像作品的にはそれらのシーンがより作品を面白く引き立たせているのですが、英語学習という観点から見ると、それらのシーンの時間が少しもったいないように感じます。
比べてシットコムは、主に視聴者に笑いを提供するために制作されています。笑いを取る手法の多くは会話の妙や、会話を通して行われるやりとりの面白さです。つまり、他の映像作品と比べて、必然的にセリフ量が多くなります。
ここで、実際のセリフ量を比較してみましょう。
まずは、Netflixでかなりの人気を誇るSFホラー作品、『ストレンジャー・シングス』。
こちらの第1エピソード冒頭2分30秒相当でのセリフ量を数えてみました。
調べてみたところ、合計22のセリフが存在していました。
変わりまして、シットコムの名作である『フルハウス』。
こちらのセリフ量を数えてみます。(オープニング曲の部分は除く)
こちらはなんと、冒頭2分30秒ほどで合計104のセリフが見られました!
シットコムを見ることで、他のジャンルのドラマや映画に比べて短時間で多くの英語に触れることができるのです。
2. 日常生活で使える単語、フレーズが多い。
先程映画、ドラマには様々なジャンルがあることについて説明しましたが、視聴するジャンルによっては、日常生活では使わないような表現や単語も稀に出てきます。
例えばSF映画。SF作品は、基本的に非日常的な出来事がきっかけでストーリーが展開していきます。
宇宙人に襲われたり、タイムスリップしたり、世界が終焉を向かえたり、などなど。そのため、それに応じる特殊な用語や、普段用いない単語が出てくることもしばしばあります。英語圏の国で宇宙人に襲われるのが怖くて万が一の事態に備えたい人にとっては、英語学習において大変有益かもしれませんが、そんな人はごく少数だと思います。
しかし、シットコムは、日常が舞台です。人を笑わせることを前提に作られた作品であるため、劇中で多少誇張しているような演出や場面もありますが、僕たちが普段暮らしている世界で起こりうることのみが発生する世界観でストーリーが展開されます。
そのため、劇中のセリフやフレーズ、単語は日常生活で頻繁にみられるものが多く使用されています。宇宙人が地球を侵略してくるようなことはまずありません。
いや、、、あるかもしれませんが、あったとしても大抵夢オチなのであまり気にしないでください(笑)。
日常で使用できるようなフレーズはどんどん吸収して、このフレーズこの時に使えそう!なんて自分の日常と照らし合わせて考えてみると面白いですね。
3. 軽いノリで見ることができる!
シリーズもののドラマの魅力の一つとして、凝りに凝られたストーリーが挙げられます。エピソードを見終わった後に、次がとても気になる!というのは特にアメリカンドラマの醍醐味でしょう。
しかし凝ったストーリーだからこそ、中には内容が複雑で、人物相関図やストーリーに頭の整理が追いつかず、英語学習に身が入らなくなる、といったことはないでしょうか。
例えば、爆発的な人気を誇るアメリカのファンタジードラマである『ゲームオブスローンズ』。
アメリカンドラマの最高峰である、エミー賞を何度も受賞しているこの作品は展開が読めなくて面白い!と評判ですが、同時にキャラクターの関係性がとても複雑であることも特徴的です。
ちなみにシーズン1の時点で相関図に登場するキャラクターは50ほどにのぼります。これだけ多いとそっちに気が取られてしまい、英語学習という観点から見ると学習の質が下がってしまうのではないでしょうか。
代わってシットコムはどうかといいますと、1話は大体20分ほど。かつ、エピソードがそれだけで完結している、1話完結のものがほとんどであるため、頭を使ってストーリーを追う必要がほとんどありません。
例えば、『フレンズ』を全く知らない人に、フレンズシーズン4の7話という、中途半端な話数から見せても、内容が理解でき、面白いといったことは大いに有り得ます。
シットコムは、軽いノリで隙間時間に見ることができる素晴らしいコンテンツなのです。
おわりに
以上が、僕が英語学習教材として、シットコムを勧める理由となります。
Netflixでもいくつか作品連を視聴することができますし、もっと色々な作品を見てみたい!と思った方は、近くにレンタルショップがあれば、DVDをレンタルしてみるのもいいかもしれないですね。
これをきっかけに、皆さんもシットコムを見て楽しく笑いながら英語を学びましょう!
・・・・・
とまあここまでしつこくシットコムを推してきたわけなのですが、僕は言語学習で最も大切なのは、モチベーションだと思っています。要はコメディであろうがなかろうが、自分が見ていて楽しい!と感じる作品を見るのが一番効率がいいのではないかと思うのです。
自分はコメディより他のジャンルが好き!という方は、それらの作品でモチベーションを高める方がいいと思いますし、また、この記事をきっかけにNetflixのシットコム作品を見て、それが皆さんのモチベーションにつながるようでしたら非常に幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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