735/1096　『心配事エヘン虫』には思考の龍角散

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。３年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で735日。
（この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。）

７３５日目。あっというまに最後の１年のうちの５日が過ぎてしまった。

今日はまず！！なんといっても、このところしばらくの記事にサポートを送ってくださったお方へ、満心、満身からの御礼を…涙
猛烈に励みになっております、ありがとうございます！！！

残り３６０記事！！２ヶ月もすると３００記事を切るなんて、ひえー！
お別れの足音が遠くに聴こえている。
そしてなぜか、これが終わるときが大きな転機となり、いいことが起こる気しかしない。もう～楽しみすぎてどうしよう。
だから絶対に続けるのだ、わかったな自分よ。

これはさすがに逆らえない…！！この、自分に逆らいたくない心境を作ってしまうことが、三日坊主を抜け出すいちばんのコツだと思う。

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みなさんは、ご自分のことを前向きだと思いますか。

わたしは自分で自分のことをどちらかと言えば前向きな人物だと思っています。けれども、意識して「ポジティブにならなくちゃ！」と思うかというと、そんなことはありません。

そうではなくて、悪いほうにいったとしても大丈夫だッペと思っています。まああれだ…悪いほうにいったとしても、大したことにならないから、と思っています。大抵のことは、最悪でも嫌われたり恨まれたりするくらいだし、最悪でもそれにプラスして自分のものを無くしたり死んだりするくらいです。わたしにとってみれば、たとえば自分が「人を殺してしまったなどの罪悪感を抱えて生きる」のに比べると、ずっとマシだと思えることです。

もし心配事があるときは、最悪の事態を考えて、そこへの覚悟を決めようと考えます。それからあとは、どっちに行くかわからないのだから、さらには最悪の事態すらもまあ恐るるに足らずと思えば落ち着きも出てきて、心配する自分をよそに、ふつうーーーーに過ごします。

「絶対にいいほうにいくって信じてるから！！」とか、
「ポジティブになってポジティブな結果を出さないと！！」とか、

思っていません。というか、そう言う人を見かけると、うわーそのほうがだいぶネガティブじゃないかよぅ…！！と思ってしまいます。

良いほうにいくと信じるのが悪いのではないけれど、「悪いほうに行くのは絶対に絶対に駄目だから、良いほうにいくと思わないと」と考えるのは大変。そしてまたそれは、悪いほうへの恐れから生じているとも言えます。

心配事があったら、その心はさておき、起こりうる最悪の事態を考えましょう。「それを考えるのも恐ろしくてできない！！」だとか、「それを考えると本当にそうなるんじゃ！！」などという考えを脇においておくのです。それ自体も恐怖なのですね。そちらの相手をしないのです。落ち着いているのなら、考えている内容がどうであれ問題ではないのです。この作業をしないから、あたふたすること以外にできなくなってしまうのです。

落ち着いて思考を働かせ、自分の頭にある「最悪の事態」を特定します。そのあとに、それの起こる可能性が１００%ではないことを認めます。

それから、その最悪の事態が起こったときに、それへの自分の反応が一種類ではないということを認めます。一晩中泣いて泣いて泣いて(工藤静香ｗ)、泣ききったらそのあとは徐々に回復するというパターンもある。もしかしたらもう人生嫌になって自暴自棄になるというパターンもある。もしかしたら願い叶わないことから見る方向が変わって人生開けるというパターンもある。もしかしたら想定外の嬉しいことがあってすっかり忘れちゃうというパターンもある。もしかしたら、意外と最高の未来につながっているのかも知れない。最悪で職を無くす程度。最悪で死ぬ程度。いろんなパターンを、思考で、理性で、あれこれと考えるのです。
冷静に静かに。ちょっと冷たいくらいでいいのです。

その中から、ある程度の可能性を持っているその最悪の事態に対し、いざとなれば受け入れていこう、と思ってみる。場合によっては、一晩中泣いたりｗ、自力がダメなら他力長州力に頼ったりしながら、その後もなんとかして生きるだろうと思ってみる。それが宇宙の定めたことなら、それが己の宿命(さだめ)ならば、そこからまたこの宇宙とのコラボをしていこうと、思ってみる。思ってみるのがポイント。思いを巡らせて、イメージや思考をそちらに働かせてみる。（この”覚悟”のプロセスって、ものすごく強力です）

するとね、宇宙(潜在意識)側からは、「この人はこの事象に対して、恐れを増殖しない。大した執着がない。これを超越している」ということが取り上げられます。すると、問題は起こる前に去ること多し。そうでなくても、あまり困ったことにはならなくなるのです。素晴らしいことです。

心配が大きいときこそ、動揺に任せて”ポジティブしか受け入れない自分”を強めたりせず、静かに最悪の事態を考察しましょう。そして理性でその事態への覚悟を決めましょう。思考や理性は使わないほうがいいと言われてむやみに嫌われることが多いのですが、非常に役に立ちます。

思考は「自分で」使うのがポイントです。能動的に使うということ。
ただただ「自動で」やってくる思考を相手にせず、「自分で」働かせるとものすごく役立ちます。

わたしたちに備わったものは神さまからのいただきものですよね。包丁が人を殺すためではなく料理をするためであるように、思考にも正しい使いかたがあるのです。

わたしたちが誰でも持っている不安やら心配やら恐怖やらに、気持ちで対抗しないほうがよいのですね。冷静な思考って、心に現れたエヘン虫みたいな心配炎症に対し、それらを鎮める龍角散みたいなものなのです。いや待て…喩えが古いかな…

心配や不安がある人で、悪いことをなるべく考えないようにしている人は、一度は最悪の事態を考えてキッパリ覚悟をしてみましょう。その問題のステージを超える、大きな鍵となりますよ！やってみてね。

というわけで今日は、心配事に対する、わたしの一番好きな対処法についてでした。逃げると追ってくるあいつも、こちらから「来やがれ！」と言うと、逃げていきますね。

それではまた、明日ね！

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壇珠