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615/1096 好きなことには苦悩がない?

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で615日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

615日目、大好きな鬼滅の刃が4年もかかって連載されていた事に改めて今日になってまた驚く。いや、4年って・・あれだけ潔く完成するお話を、4年かけて少しずつ描いて週刊誌に出し続けてまとめ切るというのは神業だ!どれだけ大変だったことだろう・・想像することすらできない。
作者の吾峠呼世晴さん、ほんとうにほんとうにお疲れ様でした。そして、偉大なお仕事に感謝いたします。

こうして年単位の時間をかけてなにかを作るということを見せてもらえると、とても励みになる。3年の作業くらい、余裕ってもんよ!!(ハッタリ

ハッタリをかます時の、バカだなと思いながら自分の起こした突風に吹かれるような気持ちが好きだ。615日前のハッタリに、今日もまだ付き合っている自分も好きだ!!そう思うと、書いていて良かったと改めて思う。

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最近、鬼滅の刃を好きになったことから居ても立ってもいられずに、毎日のように漫画を描く練習をしている。(好きなキャラが多すぎますが、推しは伊之助です。好きすぎて、発狂→凪→無償の愛、と発展しました)

漫画を描いていると、とても楽しい。楽しいと認識できないくらい、集中してしまう。そして、その集中の間に味わっているのは、苦悩だ・・

いつも苦悩ばかりする。画力がなくて、練習も足りなくて、ちっとも思い通りに描けない。描いていて、辛い。落ち込む。途方に暮れる。劣等感にまみれる。そして頻繁に、もういくら描いたって変わらないような気がして、投げ出したくなる。

でも、わたしはそんな自分をこんなふうに鼓舞している。
まず、描くたびにそのときどきの苦悩がやってくるのだけれど、それを経験する前の自分と後の自分とは別人なのだと思う。わたしたちは、無限の可能性の中からひとつの現実を選び出している。わたしたちはそれを選び出して経験する前の自分には、決して戻ることができない。

だから、一度でも描いて苦悩した自分はもうその前とは別人で、一歩でも進んだのだと思ったりしているのだ。たとえばだけれど、1000回描いて1000回苦悩したあとの自分はもちろん今と同じではいられない。きっと、今の絵を見て「このころは今より下手くそだったな~」と思えることだろう!だとしたら、1回1回少しずつ、そこに向かっているのだと思う。

そう考えると、わたしたちは毎瞬のように別の人になっていて、決して一瞬も同じ人でいることができない。未来の自分のことなど決めつけることができないのだ。決めて選んでそれを体験しながら、一瞬たりとも同じに留まることなく時の中を旅しているのだと思う・・・・

だから、一瞬前の自分と常に別れながら、一瞬あとの自分に常に出会いながら生きていると言えるのだと思う。それなら、どんな自分に出会いたいのかを自分で好きにしていけばいい!

そう思って描く。そして、いつもいつも苦悩しながら、「いいんだ、また別人になったんだぜ!」と思って元気を出して気持ち新たにまた描く。

人間は頭にスーパーコンピュータを抱えていて、その性能たるやすごいものだ。すべての脳力を一度に使うとなると、原子力発電所ひとつ分のパワーが必要になる。実は見たものをすべて記憶しているのだけれど、顕在意識の方でそれを使える容量は限られている。

なぜなら、それだけの電力を消費してしまうと、ひとつは身体のほうが耐えられないから。もうひとつはいざ危険が迫ったときに、思考をとおさずに脳が判断して反射神経を使うことができるように、容量を確保しておかなくては危ないからなのだとか。

そのために、脳は自分にとって重要だと位置づけていることに関連したことをのみ、顕在意識で使うことのできる情報として取り出すことができるようにしている。

なぜわたしたちの多くが繰り返し反復したことは上手にできるようになるのかと言うと、繰り返したことによってそれが重要なことであると脳が認めるからだと言える。

言い換えれば、反復するたびに脳にしつこく「ほらまたこれに関わることになりましたよ、大事なことなんですから、脳力からなんとかこれに容量割り当ててくださいよ~」と伝えて交渉しているということだ。この交渉には時間がかかる。脳のほうは、これまで生命を維持してきた「重要なことリスト」に変化を与えることは、命の危険とにらめっこすることだからである。

この「重要なことリスト」を軸にして、わたしたちは自分たちの現実を維持している(この機能を「ホメオスタシス」の働きと言います)。

それを変化させるために非常に強力なのは「ウキウキ、ワクワクした感覚」で、これはすごい武器なのだ。喩えてみるとすると、上の交渉をするときにこのウキウキワクワクがあると、脳のほうは気持ちが良くてそれにほだされてしまい、「じゃあ重要と認めちゃおっかなあ~」というほうに傾きやすくなってしまうのである。交渉時にお酒を使うのと同じように・・・!(笑)

しかし、武器となるのはウキウキワクワク感だけではない。強い使命感や、憧れの気持ち、困難を超えたい闘志、他にも目標に向かって淡々とやり抜くための静かな青い炎の意志なども使える。

でも、やりたいことでもウキウキすることでも憧れのことでも、やっていると苦悩がたくさんある。それであきらめたくないときには、どうかこれを思い出してみて欲しいのだ・・・!

まず!!好きで向上したいものには苦悩が伴いやすい。わたしのお絵かきだってそうだし、恋をしたときだってそう。そして苦悩しながらだとしても、一度でもそれに向かったら、もうあなたはその前のあなたとは別人だ。

だから・・・!苦しいからって、

「わたしなにかおかしいことしてるのかしら」
「いつもウキウキワクワクしてないとダメなのかしら」
「苦しいと苦しみを引き寄せるのかしら」

などと思わずに、自分の苦しみにすら自分のやりたいことを邪魔させなくていい、ということ。

ここでわたしの大好きなローランドさまのお言葉を・・
「緊張は心の成長痛」

本当にそのとおりで、緊張だけでなく向上したいのにできない時の苦悩だって、心の成長痛だと思ってしまってよいのであります!!

というわけで今日は、好きなことをしていても、わくわくすることをしていても、そこに苦しみがあってもよいですねという感覚のシェアでございました。今日も大好きな絵を描きながら、あーでもないこーでもないと苦悩して、また前に進んじゃおうと思います。
それではまた、明日ねー!

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