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644/1096【衝撃】異性愛者は「ノーマル」なのか?

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で644日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

644日目、最近は絵や音楽にすっかり夢中で、創作に生きたいなどという生意気な考えが湧いてきて、もう毎日投稿に使う時間さえもそっちに当てちゃえば良いんじゃないか?!などと息巻いてしまうことがある。けれど、そんな自分を微笑ましく思う。

一息ついて落ち着いてみると、くーっ仕事の後のビールはうめえなあ~!みたいなラインに置いておくのが今のいちばんだなと思う。ビールが好きだけれど、ずーっとビールを飲んでいたいわけではないのと同じような感じだ・・!わたしは今の活動が好きだし、お仕事のあとのアートタイムもまた至福の時間だ。でもいつかもしかしたら、「いや、ほんとうにビールに関わる仕事をする人になりたいぞ」と思うのかも知れない。

そうしたら飛ぶのだ、それまで羽の手入れをしておこう。この手入れの時間自体がもう、ほんとうに幸せ!!

というわけで、今日もあとでお絵描きをするのを楽しみに、この毎日投稿のチャレンジもやっちゃうのさー!

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今日は変な告白をしてみようと思う・・・!わたしは少し前に、自分が好きだと思う人にある共通点があることに気がついたのだが、自分にとってそれは衝撃的なことだった。それについて新たな気づきがあったのだ!

いきなりだが、わたしはリッキー・マーティンが好きだ。説明しようにも暑苦しい絶賛と称賛しか浮かんでこない。数年前に出した曲のMVを見て、彼の魅力に撃ち抜かれてぐぎゃあーと声に出そうと思ったらその前に鼻血が出た。容姿だけでなくて、雰囲気も落ち着きも、もうあばばばばばばば!!どうすんのこんなー!!!どうしようもないでしょがあー!!(ウザ注

それから、ティツィアーノ・フェッロというイタリア人歌手も、約9年前に始めて見たときに卒倒した。あのあふれる自信、あふれる切なさ、あふれる人生愛!!人類はこれだからと思った。こういう個体が出てきてしまうのが我々なのだと思うと勝手に誇らしい。他惑星の生命体に「刮目せよ(目があれば)」と思った。わたしはエイリアンにマウンティングしたいのだろうか。

他にも俳優のマット・ボマー氏を初めて見たときにも、ひどい目に遭ったと思った。ひどい。こんなに素敵だなんてひどい!!なあ君さ・・マット・ボマーに生まれてよかったよな。そうだろう?わかってんだから。と思ってしまった。つかねええええもうさあ、ダメじゃない?こんなの!!(なにが)

例となる人物を挙げればきりがないが、彼らの共通点とはなんだろう?え?イケメン?外国人?もちろんそうとも言えるけれど、そう、答えはLGBTだということ。3人ともゲイをカミングアウトしているのである。

わたしはそのことを知らないままだったので、気がついたときにはとても驚いた。しかし気がついてももちろん、好きな気持ちに一点の曇りもないのだ。ラオウが死に際に己の人生に一点の悔いもなかったのと完全に同じレベルで!!

だから、「異性として」好きだ、ということでもないのである。

ここでそう、みなさん同じことを思うでございましょう??「ただ容姿が好みだった人がたまたまゲイだっただけなのでは?」と。ええ、ええ、ええ、わたくしめもそう思っておったのでございます。

ところが、今日なんと、それすらもが崩れてしまった、のである・・・・!うあああああああああ!

みなさんは、「しらスタ」という名のYou Tubeチャンネルを運営しておられる超人気ボイストレーナーの白石涼さんをご存知だろうか。慶應義塾大学法学部卒後、アカペラグループ結成、都内ボーカルスクールで活躍、その後2019年3月から独立してフリーのボーカルトレーナーに。YouTuberとしても大人気のカリスマさんである。

わたしは先日妹から、彼を含む4人の男性が歌っている動画を紹介されて、その中で誰の声がいちばん好きかと訊かれて彼を初めて知った。

わたしはその動画を観て、外国人好きなわたしの好みとは違ったタイプの容姿を持つ彼がやたらと気になってしまった。そしてその後も彼を追って他の動画を観てみたのだが、そこで知ったのだ・・・・彼がゲイをカミングアウトしているうえに、思いっきり「オネエ」であることを・・・!!

彼の仕草はわたしよりも遥かに女性らしく、【目指せプリプリプリンセス】というサブチャンネルでは可愛いお姫さまの着物を着て、ちょこちょこと可愛く京都の町を闊歩しておられた。それを見てわたしは、うわあーこの人好きだなあ~~(性別関係なく!)と思ったのである。オネエ全開のときこそ最高に魅力的で、もう毎日でも見ていたい。

そうつまり、容姿も関係なかったということになってしまうのだ。

では、それではなぜにこうも、知らずにゲイの方ばかりを好きになってしまうのだろう?!もちろん、はじめからゲイだと知っていても好きになることもあるけれど、このゲイ率の高さからして、わたしには『ゲイセンサー』なるものがあるのではないだろうか?!

その疑いを持ったところで、わたしの中に驚愕の仮説が持ち上がってしまった。
それは・・それは・・・・・・・

わたしは女性の肉体を持った『ゲイ』なのではないかということである!!ねえやばない?!この発見やばない?!と、とりあえず、わたしが知らないだけかも知れないが、今までに聴いたことはないぞ?!

わたしは自分は肉体的には女性の性別を持っているし恋愛対象は男性だけれど、魂にも心にも「性別」なるものははないと感じる。だからその点において、ノンバイナリー・ジェンダーなのだ。

肉体が女だったからたまたま女のレッテルを持って暮らしているだけであって、死んだら魂には男も女もなく、「次はどっちの性がいいかな~」などと中立に思うだろうし、わたしは生きている今からすでにその感覚にある。

あなたは女性の心を持っていますか?と訊かれても、誠実に答えるとなると「誰しもがそうであるように、わたしの脳は女性性も男性性も持っています」となってしまう。

恋愛対象は男性なのだけれど、それは心が女であるということをなにひとつ証明し得ないのではないかと感じる。

たとえば「女性脳は男性脳よりも地図を読むのが苦手だ」と言われるとそうなのかも知れないと思う。

でも、男性に惹かれるからといって「ならばそれは中身が女性ということだ」とは言えないはずだ。逆も然りで、レズビアンの女性は中身が男性だとは言えないはず。つまり、異性を恋愛対象にする感性を、「普通である」とか「その人のもつ性を証明することだ」とは言えないと思うのだ。

わたしは自分が男性を好むのは一種の「フェチ」であり、それは自分の「偏り」だと思っている。だからそのことを、世間が言うようにノーマルだとかストレートだとか思ったことはない。むしろ性癖みたいなものだと感じる(コソッ)。

だから正直、異性間カップルというものは「普通」だと考える対象なのではなくて、「繁殖に有用な現在唯一の組み合わせ」ということだと考えるとピッタリとくる。みなさんはどうだろう!!

ただ、じゃあなぜ自分がゲイなのではないかという仮説を立てたのかと訊かれると、それはまずゲイセンサーが働いているということ。それから、そのセンサーにより彼らの恋の意識が男性に向いているのを察知していて、かつそのうえで彼らに惹かれているからである。ね?ね?なんかそう思えてくるでありましょう?!

そんなわけで、自分は世間で言う「女性の身体を持った、恋愛対象は男性の、ノーマルな女性」にカテゴライズされる条件を持っていながらにして、性的マイノリティなのだと思うに至ったのでありました。

わたしは女性が好きな男性でも、男性が好きな男性でも、どちらも好きだということだ。・・・これは一体どういうことなのだろう。は!!ゲイ(両刀)ってこと?!そして女の仕草が身についているオネエってこと?!

ほんじゃあ今後は、あなたのジェンダータイプはなんですか?と訊かれたら、

「肉体は女性です。恋愛対象は男性です。でもわたしをノーマルだと言わないでください。わたしは性的マイノリティです。男性フェチで、性的に男性を好む性癖を持っています。ゲイの男性が大好きな一種のゲイであり、相手の男性の恋愛対象が男性でも女性でも構いません。つまり、ゲイ(両刀)です。ちなみにジェンダーとは関係ないですがオネエです」

と言えばいいのだな、フフフ・・・!

だいぶ困惑しつつも、どこかなにかがとても嬉しい。誰にも勝手に自分をカテゴライズさせなくていい。自分のことは、自分で疑って自分で探って、自分で決めてよいのです!

というわけで今日は、自分は多分女だけれどゲイ(両刀)でもあるのですという衝撃的な気づきをレポートしてみました。そ、それではまた、明日ね・・・!!

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