見出し画像

1096/1096《三年毎日投稿達成記念》毎日の継続は、神の助けを得る

吾輩は怠け者であった。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で1096日。

1096日目。いつものようにパソコンに向かって、タイトルに今日の日数を書き込んだら、初めて強烈な実感が湧いてきた。今日で終わり。初日のあの無謀な決心が、三年越しで現実になった。本当に三年間続いてしまった…!!

「1096日目には、一体どんな気分でなにを書くのだろう」と、この三年間毎日毎日ずっと思ってきた。今自分がその時空にいることが、不思議でならない。今日という日がわたしの夢だった。

おーいおーい初日の自分よ!わたしは本当にあなたの指定した日にいるよ!三年分の時間を追って時空を移動して、2021年の9月25日に来たよ!三年毎日投稿は、本当にコンプリートできているよー!!

今日まで続いたのは、毎日書いてくれた壇珠さんはじめ、記事をあげるたびに毎日のように「お疲れさま」とラインしてくれた妹、いつも感想をくれ応援してくれた事務局や友人たち、それから遠い日本からさりげなくも観音様のように支えてくださった小説家の吉本ばなな先生、そして、三年間ずっと励ましと力と応援を贈り続けてくださった読者さまたちのおかげでした。

三日坊主のわたしの挑戦に付き合ってくださったみなさま、本当に本当にどうもありがとう。三日坊主なんて嘘だった。怠け者なんて嘘だった。そうじゃない自分を、ただ知らないだけでした。

出会ってみたい自分がいたら、自分で歩いて、会いに行けばいいね!!

その旅の道すがらに出会ってくださり、メッセージやスキやサポート費で励ましてくださった方々に、無上の感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

本日は、すでに走馬灯のように思い出されているこれまでの三年間を振り返りながら、今日の思いを書き残したいと思います。ちなみにすでに涙で前が見せません。ちゃんと書けるかな!

この毎日投稿はありがたいことに、三年間で約360万回のアクセスと約14万回のスキをいただき、約2万5千人のフォロワーさんに支えられてきました。

この三年間、一度もいわゆる「バズった」ことはなく、地味な曲線で少しずつアクセスが増えて、少しずつスキの数が増えて、フォローを毎日外されながらそれでも毎日増えて、地味に静かにここまできました。

本当に迷いますが、わたしの一番好きな記事はこちらです。

この、まだつたない文章力で真心を込めて涙ながらに書いた記事が、自分にとってものすごく励みになりました。

キリギリスの自分がアリの経験をしてみてしみじみと実感したのは、

毎日の継続は、神の助けを得る。

ということです。これは真実なのだと、づくづく思いました。

ブログ記事を書くのに、ある日は10記事もアップし、そうかと思えば1週間書かず、ある日突然ぽつんと1記事を書いて、また数日間書かず…という調子で続けるのと、毎日必ず1記事書き続けるのとでは、なにもかもがまったく違うということです。後者のほうが取り組んでいることの上達がはるかに早く、自己イメージの向上、得られる結果などが圧倒的に大きいのです。毎日続けることは自分を飛躍的に変えてくれるということを、身をもって実感しました。

継続することで養われるものの大きさというのは、気まぐれにやって養われるものとは桁違いなのですね。どれくらい違うのかというと、数字にしたら天文学的な差ができてしまうくらい。

継続を決心してなにかに取り組むと、決心も行動もしなかった場合と比べたら、まったく別世界に行くと言ってもいいと思います。

人の決心と行動って、パラレルワールドを移動する装置なのですね。

はじめのうちは、毎日書くぞという決心はあれども、とても続くとは確信できませんでした。今も覚えているのですが、一日目の記事を何時間もかけてやっとこさ書き終えたとき「いや…こっれは厳しいぞ…」と戦慄しました。

しばらく経ったら慣れてくるだろうという淡い期待を抱いていましたが、3日経っても、一週間経っても、慣れてこない。その日の記事を書いて、バタンキューで眠ると朝になっている。その日のぶんはまだ白紙…そしてその日もなんとか書き上げてヨロヨロと眠って朝起きれば、またその日のぶんの白紙のページが…

このとんでもない修行にいつ慣れるのだろうと思いながら、きっと半年もすれば、きっと1年も経つころには…そんな思いを持って続けましたが、大変さは変わらぬままでした。途中、早書きで執筆時間が2時間を切る日々があったりしましたが、やはり朝パソコンに向かって夕方までかけて書くことが多く、平均すると一日5~6時間ほどかかっていました。

時差のためイタリアの夕方には日本の日付が変わってしまうのですが、そのタイムリミットまで残り数十秒、というギリギリの日が数日に一回という厳しさでした。やばいやばいやばいやばいやばいと言いながら画像を決めてタイトルを決めてハッシュタグを決めてマガジンを指定して時間ギリギリで公開ボタンを押して滑り込みでアップするともう心臓がバクバクで、「あっっっっ…ぶねええええ!!」と冷や汗をかいて叫んだ日が体感的には半分以上、ゆうに600日以上はあったと思います。

それから、とくに前半の600日以下の日々で、3時間4時間、ひどいときには一日かけて書いた記事がどうしても気に入らなくて、崖から飛び降りるつもりで消去してまた新たに書き直す、ということを、体感的には300回以上はやってしまいました。これがものっすごく辛かったのですが、今となっては可笑しくて、本当にいい思い出です。

他にも、高熱が出て身体じゅうが痛くて動けない日、イベントをしに日本に飛行機で移動するときに睡眠を取ると更新できない日、どうしても外でWi-Fiが拾えない日、精神的にボロボロの日、クッタクタに疲弊しすぎてまったくネタの思い浮かばない日、なぜか心が虚しく空っぽで一文字も書けない日、家族の用事などで執筆時間が30分しかない日など、毎日の更新には敵だらけでした。そのため本当に今日まで続いたというのが、大げさでなくまさに”奇跡”に思えます。

毎日投稿することがこのように大変厳しかったため、実のところ、800日前後になるまでずっと「今日こそ駄目なんじゃないか」「とても無理だ、どこかで駄目になってしまう」という思いが続いていました。

でもそれをどうしてもどうしても強固に阻むものがありました。それは「自分の決心」と「読者さん」でした。

まず壇珠さんの決心がウザいくらい強くて、これをわたしは崩せませんでした。とにかく「死んでも書く」という怨念が恐るべき強制力を持っていて、どうしてもその自分の生き霊を除霊することができませんでした。志半ばでやめたら壇珠さんがめちゃくちゃガッカリして自分が呪われるのがわかっていたので、とてもじゃないがやめられませんでした。ポジティブに続けたと言うよりは、ネガティブ力で続けたと言えます。ネガティブさ、呪い力、怨念って強い…!!

そしてなにより読者さんの「毎日出勤前に読んで元気になっています」「毎晩眠る前の楽しみになっています」というお声の励みが、キン肉マンにとっての牛丼、冴羽遼にとってのイイ女、ポパイにとってのほうれん草、アンパンマンにとっての、えーと…?新しい頭…?みたいな強烈なやる気増幅効力を持っており、単細胞の自分はそれを読むとなにがなんでも更新したくて頑張ってしまうのでした。

するとドーハの空港内のネットの薄い場所でWi-Fiにつながり、なぜか飛行機の中ですらWi-Fiにつながり、街中でもなぜかネットがつながり、ものすごい長文を書いていたのに1分しか経っていなかったりなどの訳のわからない奇跡に見舞われながら今日まで途切れることなく更新し続けることができました。

だからこれがゴールに至ったのは、自力がきっかけとなり、ほとんどが他力と長州力と神さまの協力によるものだったと思います。ありがとう、ありがとう。。。

このように、弱気なままでも呪いのように強い決心で行動だけでも強気に続けていると、必ず結果はついてくる。本当にわけのわからない助けを得るし、奇跡も起こるのだと知ることができました。

文章を書くということが、わたしにとっては途中から身体の仕事という感覚でした。まるでスポーツのように感じられるものでした。文章を書く人は、一種のアスリートなのだと思いました。主に座った姿勢で、脳内での信号を読んで、それへの自分の反応を腕を使って文章に変換する身体作業だったと感じます。

この、パッとやってくるインスピレーションや思考内での思いつきなどを即座に拾い上げて、迷いが生じる前に呼吸を変えてそれを制して、腕の筋肉を使って書き落としたり、忘れかけていることを眼球を動かすことで思い出して取り出したり、急いで目を閉じて視界の情報を遮断して脳内の欲しい情報にアクセスしたり。神経伝達の調整という感覚で、まさにスポーツでした。これが毎日の継続によって桁違いに上達しました。

頭の向き、肩や背中や股関節の緩み、座る姿勢、眼球の使い方、なにより呼吸、これらを調整して集中力を自分でコントロールすることを、身体で覚えた三年間だったと思います。

こうして三年間毎日、身体が動いてくれたこと。このことも奇跡でした。
壇珠さんが毎日執筆に時間を使ってくれて、感謝しています。

でもいちばんは、みなさんの「がんばってください」という言葉。
がんばってと言うのは良くないと言われることもありますが、わたしにとっては胸にやる気を灯してくれる、最高に純粋な言葉でした。

壇珠さん、がんばって。
壇珠さん、ありがとう。

見るたびに泣ける文字列でした。その人はそう書いてわたしに送っても一銭の得もないというのに、それでも送ってくれたことがめちゃくちゃありがたかった。その言葉を送ろうとするその人の心の動きや、そこに人生の時間を使ってくれたこと、わたしと交流してくれたこと、この地球という星の素晴らしい生命体さんがわたしと関わってくれたことが嬉しくて、毎回新鮮にありがたかった。嬉しかったよぅ~~~~!!

感想をくださった方、応援してくださった方、アンチメッセージをくださった方も、みんなみんな愛しています。ありがとう。

みなさんへ、言葉では伝えきれない感謝の振動をこのページに乗せて、最後の更新としたいと思います。

三年間支えてくださり、本当にありがとうございました。
また別の形できっと発信をしますので、お互いにフレッシュに、新たに出会い直していただけたら幸いです。

それでは三年の毎日投稿、これにておしまい。
すべてに大感謝です!!ほんとうにありがとう!!

【1096日達成トークライブのお知らせ】

画像1

今月28日に、大島ケンスケさんとYouTubeライブをしますよ。気軽に見に来てください☆ケンスケさんのYouTubeページはこちら!

みなさんとコメントでお話できると嬉しいです。
よければぜひ、絡んでね。

毎日無料で書いておりますが、お布施を送っていただくと本当に喜びます。愛と感謝の念を送りつけます。(笑)