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156/1096 性はよろこび

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で156日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

156日目、やばい・・・生理で活動力が鎮まっていて、眠たくてぼんやりする。毎月のことだけれど、これが毎日投稿の敵である。

わたしは石の上にも三年ということわざに倣って三年の毎日投稿にチャレンジしたけれど、これはなにも三年続けることで誰かに認めてもらいたいからではない。さらに、三年はやらないとマトモなブログを書けるようにはならないだろうから、みたいな修行願望のためでもなく、単に自分が覆してみたい劣等感があったのがキッカケで、自分がひとつのことを続けた時にどうなるのかを知ってみたくなってしまったからだ。それが自分にとって、まったく新しい経験だからやってみたいと思った。そこに、好奇心があったから。

わたしの、飽きたことは続かない、という点は変わらないと思う。
これまでは、飽きる前に今日のような体調というだけでやめてしまって後悔したり、もしくはその前に始めることすらできないこともあったのが自分で悔しかったのだ。だから、その向こう側を見てみたくなってしまったのだ。自分にとっての大きな課題で、ドキドキのチャレンジだった。

だから、ここで、わたしは根性があるとか、継続力があるのだということを誰かに証明したいという気持ちでは書いていない。そんなものはこれっぽっちもない。

そのために書くのは地獄だし、わたしがひとつのことを長く続けられたから信用できる、という理由で近しくなろうという人とは一緒にいられないとも思う。それを期待されても苦しいだけだ・・・その期待に応えようという気持ちで書くようになったらこのチャレンジは終わりだと思う。

好奇心の続く限り、三年のゴール目指してこれまでのように続けていく。
けれど、満足してしまった、意味がない、嫌だ、誰か他の人のために、と思ったらやめる勇気も必要だということを自分にも常々確認をとっている。その恥や罪悪感を超えることをちゃんと覚悟しろと、ずっと思っている。確認を取るというより、わかってんだろうな・・!と迫っている。

と言いつつも、今日も書く!!

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今日は、お昼に急に眠たくなって、座っていることもできずにお昼寝をした。そこで不思議な夢を見た。舞台はわたしが育った家とその周辺で、しかしそこは別の国で、なぜか海もそばにあるという、現実世界にない場所だった。そしてとてもきれいな、太陽の燦々と輝く美しい夢だった。

夢の詳細は省くけれど、夢の中で、セクシャルな関係があるなしに関わらず、相手をよく知っている知っていないにかかわらず、それからどんなふうにも呼べないいくつもの関係を同時に持っていることを含め、恋や愛の中で生きる優雅であり子供っぽい、原初の喜びを感じた。背中に羽が生えたみたいだった!花のように咲き香る自分がいた。踊り出したいような喜びでいっぱいだった。

男女の間のことを考えさせられる内容だった。そして目が覚めたら、自分の感覚が変わってしまっていて驚いた。起きたら、今までいないほど自分のことを女性だと感じていたし、男性のことを男性だと感じるようになっていた。こんなことははじめてだ・・・!

こんなディープな領域があったなんて、という驚きを今も隠せない。本当に、まだまだ自分も自分のことを頭で女性だと思っていただけだったのだと思った。これまでも何度もこういう気付きにさらされて、元々女性だと認めていなかったところから大変化を遂げたというのに。思春期の、自分が女性だということを知り始めた頃の感覚を取り戻したような感じもあった。

わたしは数年前に、あるゲイの男性と話す機会があった。彼はそれを周囲にカミングアウトしたばかりで、大きな峠を超えられた直後だった。お会いする前に、そのカミングアウトによって楽になったと話してくださっていたので、わたしはとても嬉しかった。

わたしは彼にお会いしたときに、自分の性に対する考え方を話してみた。話そうと思ってから、会う日までがとても楽しみだった。

わたしは、性にニュートラルになると、男性でも女性でも性別に関係なく愛し合えるのだと思う。思うというより、そういう感覚が昔からあった。だから、大多数の人は良い悪いではなくて、どちらかに偏っているのだと感じる。それが性の面白さだし、それぞれの個性だと密かに思っている。ここに書いたら、ぜんぜん密かではなくなってしまうけれども・・

異性を愛するのがマジョリティだけれど、その人達だって単にそちらに偏っているだけで、それもひとつのフェチというのか性癖のようなものと思う。だから、それをノーマルと呼ぶのに違和感がある。わたしは男性しか愛せないので、そちらに思い切り偏っていて、それが一つの個性だと思う。

そう考えると、誰が異常だとか誰がノーマルだとかいう偏見はなくなって、気楽だという感覚があった。わたしは彼にそれを話してみた。
この感覚自体がわたしの偏りなのかも知れない。わたしはそれまで特にこのことを誰かに話そうと発想したことがなかった。隠しているわけでもなく、そこをさほど強く意識していなかった。でも、彼に会うときにそれを話してみようとはじめて思い至ったので、伝えている間とても楽しかった。

しかし、彼は「僕は自分を恥ずかしいとは思っていない」と言った。わたしは意外な返答にキョトンとした。わたしは、自分の話したことは「恥ずかしいと思わなくていいのでは?」と慰める意図など毛頭なかったからだ。

続けて彼は、「子孫を残す組み合わせが正常なのであって、それ以外はノーマルじゃない」という意見をちょっと不機嫌に話した。わたしは、カミングアウトを経ても、彼が彼自身に偏見を持っているのだと思って驚いた。
カミングアウトを必要とするのは、自身への偏見をなくすためのひとつの手段であるのかも知れない。
わたしたちの会話は少しも噛み合っていなかった。あのとき、多くのLGBTたちが偏見に苦しむ理由は、マジョリティを強烈に意識した自らのジャッジによるものが大きいのかもしれないと思った。

わたしは、自分には異性型の性的嗜好があって、それもひとつの好みという感覚がある。だからわたしは自分がノーマルだ、と思ったことがなかった。むしろ、育つ間だって、変なのかなと思ったことのほうが多い。思春期の頃は、うわ~男子の腕とか声とか、いろいろにいろいろな気持ちが・・自分ちょっとおかしいのかなとよく思っていた。わたしはそっち(男)の趣味なんです、ウフフ(ヨダレ)みたいな表現が真の感覚に近い。

だから、人は何かが外れて、性に対してニュートラルに近づくほど、相手の性別というのは性愛の対象として最重要条件ではなくなるような感じがする。この観点自体が一種の性癖なのかも知れないけれど。
もしかしたらわたしだって、今はとても考えられないだけで、何かの感覚がガバっと外れてしまったら、あれっ?!今までなぜ女子を対象外にしていたのだろう?!となるのかもしれない。男性しか考えられない、という殻の中にいるだけなのではないかな。こんなの、ノーマルとかノーマルじゃないとかいうことではないと感じる。倫理的にそう考えるべきだからではなくて、実際の自分の持つ感覚で。だから、性のことは、偏りから楽しみはじめるもの、という感覚がある。

今日見た夢で、わたしはまだまだ女性であることを楽しんだり深く知ったりすることがあるように思った。男性をもっと男性だと知ることもあるだろうと。お昼寝の夢から覚めたとき、自分のそれを最大限に咲かせたいという思いでいっぱいだった。自分の性別や偏りなどを含め、性を楽しむのは、最大の生きる喜びのうちのひとつだと思う。

ああ~わたしも女性なんだなと思うと嬉しい。男性の身体がとても素敵で美しく羨ましいと思うけれど、女性に生まれたことがとにかく嬉しい。
こんなに深くこう思うなんて、人間の神秘に触れたような気持ちだ・・
無いこと、欠けていること、違うこと、は喜びの材料だ。そこを満たす喜びは、完全体には味わえない。

わたしが神さまだったら、世界を創ろうというときに、性別というアイデアを持つことができただろうか。すごいアイデアだという気がする。神よあなたは天才です!!と思ってしまう。

わたしたちは、すでに持っているもの、与えられたものを深く楽しむことができる。たとえそれが不満だとしても、それは楽しめるから持っているのだと思う。あんなに女に生まれたことを残念に思っていたわたしが、今はものすごいギフトだと思う。あんなに残念だったからこそ、異性とのことはわたしの人生で非常に大きな課題だった。おかげで恋愛で大冒険をしたと思う。それから、今こうしてそれを通して大きな驚きと生きる喜びを感じている。

お金がないならお金がないことを、不器用なら不器用なことを、女なら女であることを、男なら男であることを、悔しさならその悔しさを、劣等感ならその劣等感を、楽しめるから持っているのだ。不妊だって離婚だって失恋だって葛藤だって執着だってそうだ。それを花咲かせることができるから、それが自分にあるのだ。
 
問題は、宝箱だ。宝箱をなくそうとしないで、鍵を探そう!!
開けたら出てくるものは、今の自分が知らないもの。鍵は「その問題があることで得られたもの」だ。そこに気づいて、問題のおかげで得しちゃったぜと思えたら、宝箱がパカッと開く。さあ、何が入っているだろう!!
わたしを含め、問題のある人は、宝箱持ちだ。いいねいいね!!

今日は性のことと、問題は楽しもうということについて書いてみた。書いていて楽しかった。元三日坊主でよかった~!じゃなきゃこれを始めなかったのだもの。

それではまた、明日!!

【更新!!新たなYouTube動画をアップしました!】

わたしと清蓮くんの対談動画の第二弾が追加されました!

↓第一弾はこちら


↓第二弾がこちら


来たる7月15日の清蓮くんとのイベント
東京『秘行×神聖幾何学調身法』初夏トークLIVE
(↓詳細はこちら)

に先駆けて、
 
先日撮影したオンライン対談動画の一部をYouTubeに
アップいたしました!!2時間近い撮影の、ほんの一部です。

いつもはだいぶディープでマニアックな話をするわたしたちですが、
今回はとても可愛らしい、ホンワカした内容となっております!!♥
(イタリアは夜の12時に撮影スタートだったので、
わたしの側の背景が暗いのですが、どうぞお許しください)

是非是非、御覧くださいませ!!(//∇//)(//∇//)(//∇//)m(__)m

【夏の特別イベントのお知らせ!!】

なんと今年の夏、わたしにとっても非常~に楽しみな
コラボイベントを行うことが決定いたしました!

あの一子相伝秘術・クンルンネイゴン他、
古今東西のさまざまな秘術を操る【現代のアルケミスト】と呼ばれる
清蓮くん(裕也くん)との

『枠を越えて』いくための
トークライブ&ワーク伝授を行います!!!

その名も、『秘行×神聖幾何調身法』
〜ワクワクが枠枠になっていないかい?〜

2時間のトークライブのあと、1時間のワーク伝授もあるという
愛の太っ腹企画です!!

彼に会って同じ磁場で呼吸できるだけでも
すでにお釣りのくる貴重な体験。

わたし自身も真に嬉しい大興奮の企画で、
ワクワクがバクバクになってます。

早期割引を適用するために
今からの募集となりますが、

お席が早めに埋まることを考えてぜひお申し込みはお早めにーー!!

みなさまに実際にお目にかかれるのを楽しみにしています!

 
お申込みはこちら↓
(お申込みが定員オーバーし、会場を変更することとなりました。ありがとうございます!!)

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ワークのやり方がよく分かるようになっています。
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