見出し画像

訪問看護師としての6年。そして、これからのこと。

在宅医療や看護、介護の何もわからないまま飛び込んだ訪問看護。
あっという間に6年経過していました。

訪問看護師としての6年は、
これまでの看護観がひっくり返るくらいの世界でした。

たくさんの人に出会い、人生に触れ、
生きるというパワーをひしひしと感じ、
時に起こるミラクルに驚き、喜び、
最期まで生き抜く姿を見送りました。

様々な価値観や死生観・人生感があり、
色々な事を考えさせられました。
人って何なんだろう。
生きること、死ぬってこと。
人生って何?
家族って何。
自分って何。
看護師って何なんだろう。
私たちのするべき事は何なんだろうか。
そんな事を考えたり、悩んだり、葛藤したりしながら、奔走した6年でした。

うまくいかない事もたくさんあり、
看護師だけの力では到底支えられず、
訪問診療の先生や看護師さん、
ケアマネージャーさんや、
福祉用具業者の方など、
在宅療養に関わる
たくさんの人に協力して頂きながら、
利用者さんの毎日が家に戻ってきて、良かったと思えるように頑張った日々。

私を迎えてくれる利用者さんやご家族は、とても温かく、娘や孫の様に思って頂き、訪問するのを楽しみにして下さった方もいました。とてもありがたい事です。
一緒にたくさん笑いましたし、涙する日もありました。
利用者さんから学ぶ事、情けなくも励まされる事もたくさんありました。

訪問看護師の関わりで、
病状や体調が安定し、良い時間を過ごせたという言葉を頂き、とてもやりがいを感じれる仕事でもありました。

私にとって訪問看護は、
看護の中では1番大好きな分野である事は間違いない。
本当に看護がこんなにも楽しいと思えたのは、訪問看護師になってからだと思う。
(だいぶ遅いですけど🙄(^^; )

┈┈┈┈┈┈┈┈𖤣𖥧𖡼.𖤣𖥧

2年前位に訪問看護の営業活動をする中で、ある方との出会いがありました。
その方から地域連携看護師として、働かないかとお声がけ頂きました。
その時は、ただ毎日の訪問看護が楽しくてしょうがなかった頃で、全く興味ありませんでした。
その後時々顔を合わせ色々お話を伺う中で、
私が訪問看護する中でひっかかっていた部分をどうにかできるのはこの仕事かもしれない!そして、これまでの経験を活かせるのではないだろうかという、気持ちに変わっていきました。

実は何気に結構長いこととても悩みました。
考えました。

療養する場は、どんどん自宅へという状況。病院の在院日数は短縮化。けれど、
それが難しかったり無理な状況の人もいる。
特に医療度が高い方のケアは、訪問看護を利用したとしてもそれは24時間のうちの一部。
少しずつ慣れていく介護者もいるが、難しい場合もある。よくわからないまま、とりあえず家に帰されてしまうケースも多かった。
虐待やネグレクトに繋がるケースもあった。
家に戻って過ごす事が、必ずしも美学ではなく、そういう方達が、家でなくとも必要なケアを受け、安心して過ごせる場所をきちんとみつけてあげる必要がある。そして、お家に帰りたい人には、しっかり調整をして安心して家に戻れたら良いのにと思う事が、度々あった。
そこに、私が今まで看護師として病院~在宅まで積んできた事を活かせるのではないかと思うように。

看護師として働くのもあと20年位…
看護師は働くところは選ばなければたくさんある。
今頃になって、全く興味のなかった看護師としてのキャリアというものを意識したり。
うまくいくかはわからないけれど、年齢的な事や転職のタイミングを考えた時に、また新たな場所で、新たな役割に挑戦できるのも、これがラストチャンスかもしれないと思い、今回転職を決めました。

ここまで書いてること、
まだ20年もあるよって、
なんか大袈裟かもしれないのですが、
きっとあっという間だと思っている。


何だかまとまりませんが、
この度、訪問看護師から地域連携看護師
転職します。というお話でした( ¯▿¯ )


訪問看護師としての投稿はもう少しで終わりになりますが、今度は地域連携看護師としての日々や、その時思う事など記事にしていけたらなと思っています ꕤ︎︎·͜·
頑張りまーす( *´꒳`* )


今日もお読み頂きありがとうございました。
*˙︶˙*)ノ"
















この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?