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オランダからこんにちは!#22 ‐誕生日編‐

連載22回目、今週は世界各国の「誕生日」の祝い方がテーマです。

私事ですが、次の火曜日(*七夕)が私の誕生日で、美味しいものをたんまり食べれる予定なので、今からとてもわくわくしています!

日本だと、大体誕生日を迎える本人ではなく、周りの友だちや家族、恋人がお店を予約したり、ケーキやプレゼントを準備したりして、色々頑張って誕生日を祝ってくれますよね。

だが、しかし!

ジョージアのsiontakさんや、タイのKOHEYさんが記事に書いてくださったように、世界的に見ると誕生日を迎える本人が誕生日パーティーを主催するという国のほうが多数派のようです。

今日ご紹介するオランダも、本人主催型(*勝手に作った造語です。笑)の国の1つです。ここからは、実際にどのように祝われているのか、違いや特徴をお伝えしていきたいと思います。

その前に、肝心な「誕生日おめでとう!」はオランダ語で、

Gefeliciteerd met je verjaardag! または短く Gefeliciteerd!

と言います。が、Gefeliciteerd!と短く言う方が一般的ですね。

Gefeliciteerdは「おめでとう」、je verjaardagは「あなたの誕生日」を意味します。Gefeliciteerdは誕生日以外でも、何かおめでたいことがあると使える万能の言葉です!

*パーティー希望=本人企画・主催*

さて、冒頭で書いたことと重なりますが、オランダで自分の誕生日にパーティーを開いたり、何かイベント的なことをしたければ、自分自身で企画しないと誰も代わりにはやってくれません!

そして、食べ物・飲み物などのパーティーにかかる費用は基本的に自分持ち(=主催者)、招待された人はそれぞれ主役にプレゼントを渡すのが普通です。

大体、誕生日当日の2~3週間前くらいに、来てほしい人たちに自分でお誘いの連絡をします。ちょうど最近、招待のメッセージを受け取ったところだったので、ざっくりですが訳も付けて紹介しますね。

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みなさん、こんにちは!7月18日(土)は私の誕生日です。我が家で楽しくBBQをして、その日を祝いたいと思います。みんなが来てくれると嬉しいです!

こんな感じで個人的にメッセージが来たり、Facebookのイベントで招待されたりして、パーティーに参加するという流れです。実際に参加者として行ってみて分かったのは、パーティーに来るのは誕生日の人と自分の「共通の知り合い」だけではないため、自分が全く知らない人がその場にいることも結構多いということです。そのため、部屋の中にいくつかの島ができていき、知っている人同士で話が盛り上がっていくという感じでした。

もちろん、オランダの人全員が誕生日に必ず本人主催のパーティーをするというわけではありません。大きなパーティーを開かずに、家族や恋人とともにお祝いする人たちも多くいます。

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