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本を書くたのしさと、読むたのしさ

わたしは、技術書典 4・6・7、そして応援祭 (8) で、プログラミング言語 Go についての本を書きました。

なぜ本を書くのか、そしてどんな本を今まで書いてきたのか、自分がどんな本を好んで読みたいか、について書きたいと思います。

なぜ本を書くか

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きっかけは技術書典4で、golang.tokyo のみなさんに誘われて、Women Who Go Tokyo のメンバで一章担当させてもらったことです。このときに鬼レビューしていただいたことが、今の仕事の仕方や本の書き方に役立っています。

そして技術書典6から、Women Who Go Tokyo として自分たちで本を出すことにしました。毎回仲間が増えています。

・技術書典 6: スタッフ3名で本を書く!
・技術書典 7: スタッフ3名 + 遠隔メンバで本を書く!
・技術書典 応援祭 (8): 6名で本を書く!

仲間が増えて、進化していると思いませんか?

なぜ本を書くかというと、一緒に書いているメンバそれぞれが異なる想いがあると思うので、わたし個人の意見として捉えてください。

・大好きな技術である Go 言語を多くの人に触れてもらうハブがたくさん欲しい。
・Women Who Go Tokyo というコミュニティの活動の幅を広げたい。
・いつでも手にとって読める本の形式というものは、ブログと違ってまた味がある。
・本を書いて伝えるということで、ものすごく調べる。知識とともに、誰かに伝える文章力の訓練になる。(といいな...)
・単純に楽しい。

なので、今後も間違いなく続けていくと思います。

どんな本を書いたか

技術書典 応援祭:

6人で書いた、Go 満載のマニアックな本です。
ほんとうに、いろんな趣味・趣向のみんなが集まったので、「こんな人に向いているよ」というのが難しいのですが、あえていうならば「Go にちょっと興味があるひと」〜「メチャメチャ Gopher なひと」までです!

メチャメチャ Gopher な人には、ぜひ「Gopher あみぐるみ」を作っていただきたいです...!!!

ちなみにわたしは、Go のフレームワークである Buffalo の紹介記事を書きました。業務では Go を書かないどころか、こういったフレームワークもほぼ利用しない職務なのにもかかわらず...ですが、これも同人誌のよいところである!と思い込んでいます。

Go にはじめて触れる方が参加できるようなハンズオンを毎月やっているのですが、初回が環境構築で終わってしまうことってないでしょうか。
これって、本当にもったいないことだといつも思っていました。

はじめてのはじめてについてのドキュメントをどこかに残したい!

そういう気持ちから生まれた本です。
今、自粛モードですが、たくさんの魅力的なオンライン勉強会が開催されています。Go の楽しい勉強会に、丸腰ではなく、ちょっとした準備をして参加すると、より楽しい時間が過ごせるのではないでしょうか。

幅広く利用してもらいたくて、0円にしてみました。(負担になる工数をかけていない)

技術書典 7:

仲間が増え、ハンズオン形式の記事が増えました。

自分の記事は、ちょっとどうかな?と思うくらいマニアックで、「Go と Vim で痩せる」ことについて書きました。この記事から派生して、なんと VimConf 2019 の LT で登壇することができました。

なお、2020年3月現在、このプラグインを利用しているのですが、痩せていません。

技術書典 6:

はじめてコミュニティとして申し込みをした技術書典 6 でした。
Re:VIEW のビルド方法も知らず、かなりネットの情報に助けてもらいました。

なるべく「プログラミングの初学者」に向けて、丁寧に説明しようと思って書いた本です。

2019年4月の本なので、少し内容が古いかもしれません。
ぜひ、アップデートしていきたい。

どんな本を読みたいか

漫画も技術書も、爆買をしてしまうわたしです。

本を選ぶときは、次の気持を大切にしています。

・好きな技術であること。
・これから学びたい技術であること。
・リスペクトしていること。

もちろん好きな技術は Go なのですが、あえて今回、それ以外で推します。

・昨年から業務で利用することになった Kafka についての本。
・同じ部署の方 (実は会ったことがない!!) が書かれた面白本。
・この短期間で応援祭開催に至った TechBooster さんの幻の本。

さいごに

今、技術書典 応援祭 というオンラインイベントがあるおかげで、ものすごく楽しめています。運営のみなさま、ありがとうございます!!!


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